本人が出すサイン(いつもと違うとか…)に気づいたら、家族だったら 、まずは慌てないことです。
普段通りに接してあげてください。
何かをしなさいと言って、本人ができなくても怒っちゃだめですよ。
できなくても仕方がないのです。何かをする「元気」の部分を病んでるのですから。
本人だって苦しんですよ。胸の中が…。心の中が…。
それから病院に連れて行くことです。
きっと顔つきも普段と違ってるんじゃありませんか?
でも、家族だったら心配ですよね。ほっとけないですもんね。
なので、やはり病院に連れて行くことが一番大事です。
でも、ここがなかなか難しいところです。
精神科とか心療内科とか絶対に行きたくないですもんね。気持ちは分かりますが…。
いきなり精神科が無理だったら、 かかりつけ医がいればそこでもですし、気楽に行けるようなクリニックでもいいし、症状によっては、その症状の専門科を経由してからでもいいと思います。
とにかく何科でもいいので、病院に連れ出すってこと自体が大事なのだと思います。
それから、最終的には精神科や心療内科に連れて行くことですね。やっぱり!!
病院選びやお医者さん選びは大事です。
精神科のお医者さんは、やさしい人が多いですね。
しかし、変なお医者さんが多いのも事実です。
お医者さんってプライドが高いから、こちらの話は聞かない、こちらの言うことを完全なまでに否定する、前に言ったことと全く違うことを言う、明らかに間違っているのに自分の間違いを認めない、そんなお医者さんも確かにいます。
こちら(患者)の方が腹が立つんですよね。患者を怒らせて、腹を立たせて帰らせる精神科医ってどうなんでしょう。
そんなお医者さんは、精神科のお医者さんとしては、失格なのだと思います。
家族だったら、そこらもちゃんと考えて病院選びとお医者さん選びした方がいいと思います。
大きな病院だったら、精神保健福祉士だったり臨床心理士(カウンセラー)がいると思うので、大きな病院の方がいいと思います。
実際、私は、主治医よりカウンセラーの方が色々と相談しやすいですし、アドバイスもしてくれるので、やっぱり精神保健福祉士だったり臨床心理士がいるような大きな病院の方がいいと思います。
お医者さんの診察時間って短いですもんね。こちらが話したいことを言う暇もありません。
カウンセリングは、比較的多く時間を取ってくれるので、色々と相談できたりもしますよ。
周囲の人、例えば友人とか会社の同僚とかだと、あんまり深入りはできないと思うのですが、できることはあるんじゃないでしょうか?
病院を調べてあげるとか、一緒に病院に行ってあげるとか、話を聞いてあげるとか、食事に誘ったり外に連れ出したりしてあげるとかね。
その人の負担にならない程度が大事なので、食事とか外出とかは無理強いはしないでくださいね。
その人が入院してるんだったら、お見舞いに行くとかねえ。
お見舞いに来てもらうと、案外うれしいものですよ。
お見舞いに行くのは、ちょっと元気が出た頃がいいと思います。
“病んでる姿” を見せたくないですからね。
その人と接してる時は、上から目線はぜったいダメですよ。
「自分は、やっぱりダメなんだ」って思ってしまいますからね。
「仕事の話」もしない方が良いと思います。
周囲の人ができることって、意外と少ないみたいです。