「うつ病歴20年目」のオジサンの闘病日誌です!「うつ病」かなって思ったら…!「うつ病」になっちゃったら…!「うつオジサンの闘病日誌」を読んでみてください!何かのヒントになるかもよ!

1.うつ病の初期症状とサイン

医師

1-1 うつ病の初期症状

うつ病には、初期症状と言ったものが、必ずあると思います。

「うつ病」の初期症状としては、例えば「気分が落ち込む」、「眠れない」、「頭痛が続く」 、「不安な気持ちが続く」、「気力がない」、「何にも興味が持てない」など、人によって異なると思いますが、何かしらの初期症状が必ず出ているはずです。
それが「うつ病」だよっていうサインなのだと思います。

よく言われている初期症状は 、「気分の落ち込み」と「不眠」、「頭痛」だと思います。
始めて入院したときの主治医に聞いたのですが、「不眠と頭痛が続くようなら、まずうつ病だよ」…らしいです。


「うつ病」の症状には、「心の症状」と「身体の症状」があります。
「うつ病」の初期症状にも、「心の初期症状」と「身体の初期症状」があると思います。

病院
(paulrackoによるPixabayからの画像)

「心の初期症状」としては、
・不安になる
・人に会いたくない
・人との会話が億劫になる
・集中力が下がる
・効率的に仕事ができない
・物事を悲観的に考えてしまう
・自分を責めてしまう
…などがあるでしょう。

「身体の初期症状」としては、
・睡眠が十分に取れない
・身体がだるい
・頭痛やめまいがする
・食欲不振や便秘になりやすい
・口が渇く
・性欲が落ちる
・月経が不順になる(女性)

これらは、ほんの一部です。
ネットで検索するとたくさんの病院関係のホームページがあるので、心配な方は検索してみてくださいね。
それらのホームページには、チェックシートが添付されていることが多いので、活用するのも有効ですよ。

「うつ病」の初期症状は、いつもと少し違うなとか、疲れているのかなとか、軽く考えてしまいがちです。
しかし、ほっておいたら大変なことになるかも知れません。
このような初期症状を感じたら、病院に行くのが一番ですが、まずはネットで検索したチェックシートで確認してみても良いと思いますよ。

初期症状に気づいたら、早期発見、早期治療に繋がります。

1-2 サインに気づく

初期症状に気づいても、本人は軽く考えてしまいがちです。

そのままほっておいたら、どんどん症状が悪化してしまいます。
なので、周囲の人がそのサインに気づいてあげることが大事になります。

周囲の人とは、家族であったり、職場の人のことです。
早い段階で、家族であったり、職場の人が気づいてあげることが早期治療にも繋がります。

家族であれば、次のようなサインに気づけるでしょう。
・いつもより元気がないように見える
・いつもより食欲がない
・趣味や好きなことに興味を示さない
・ぼんやりしていることが多い

職場の人であれば、次のようなサインに気づけるでしょう。
・仕事の能率が悪くなっている
・集中力がなく、ミスが多い
・イライラしているように見える

家族であれば、気づきやすいと思いますが、職場の人が気づいたなら、家族の方へ伝えることも大事なことだと思います。

(Gordon JohnsonによるPixabayからの画像)


「うつ病」は、よく「心の風邪」と言われます。しかし、絶対にそんな甘いものではありません。
以前の主治医に「死ぬような病気じゃなくて良かったね」と言われたことがありました。
しかし、それは絶対に違うと思います。


私は、「うつ病」というものは、「一番簡単に死ぬ」病気だと思っています。
そのお医者さんは、「うつ病」になったことがないから分からないのでしょう。
「うつ病」の苦しさを知っていたら 「死ぬような病気じゃなくて良かったね」 などとは言えないはずです。
だからこそ、早期発見、早期治療が必要なのではないでしょうか?

とにかく、本人が出しているサインに気づいたら、早く治療を受けることが大切だと思います。

私は、お医者さんではなくて、ただの「うつ病患者」です。
難しいことは分かりませんが、そこはお許しください。

少しでも「うつ病」のことを理解していただければ幸いです。

1-3 うつ病になりやすい人の性格 

うつ病になりやすい人は、その人が持っている性格的なものが、少なからず関係があると思います。
しかし、人の性格というものは、千差万別なので分かりにくいですね。

「神経質な人」、「几帳面な人」、「精神が繊細な人」、「真面目な人」、「責任感が強い人」などは、うつ病になりやすいのではないでしょうか?
逆に無神経な人、自己中心的な人、おおらかなで深く考えない人だったら、うつ病にはなりにくいのではないでしょうか?(私の個人的な見立てです。)

例えば、無神経だけど几帳面な人、自己中心的だけど繊細だったりする人がいるかも知れません。
性格は人それぞれ、千差万別ですね。
なので、性格で分けることは難しいのかなとも思います。

一つだけ言えることは、真面目で責任感が強くて考えすぎる人は、要注意かも知れませんね。
真面目に仕事をし過ぎて、自分で抱え込んでしまう。そして、何かのきっかけで “心” がポキッて折れてしまったりするのかも知れません。

とにかく、一番の大敵は「ストレス」を溜め込むことだと思います。

そのためには、おおらかな気持ちで考えすぎないこと!これに尽きると思います!

(Gerd AltmannによるPixabayからの画像)