「うつ病歴20年目」のオジサンの闘病日誌です!「うつ病」かなって思ったら…!「うつ病」になっちゃったら…!「うつオジサンの闘病日誌」を読んでみてください!何かのヒントになるかもよ!

うつオジサン、テレビの「CM」について考える…!

うつオジサンは、先日「広告」について意見を書きました。
今回は、テレビのCMについての意見を書いてみようと思います。

何でもあり?

うつオジサンは、引きこもりなので、一日中部屋に引きこもっています。
そんな中で欠かせないのがテレビです。
特に熱心に観ているわけではないのですが、テレビがついていないと不安というか、何か淋しいのです。
夜中だってつけっぱなしです。
まあ、眠れないので仕方がありません。

テレビ局は、CMがなければ成り立ちません。(NHKを除く。うつオジサンは、障害者手帳を持っているので、NHK視聴料も免除です。)
なので、多少の行き過ぎは大目に見なければいけないとは思います。

地上波ばかり観ていたときには、それほど気にならなかったCMですが、BS放送ばかり観るようになってからは、苛立ちを通り超え、怒りさえ覚えます。
何かを売ろうとする気持ちは分かりますが、何でもありってことではないですよね!

北陸にある某製薬会社は、ある有名人をイメージキャラクターにして、ウチはいい会社です!…的な雰囲気を出しまくって、その商品を販売しています。
うつオジサンも、まんまとCMに引っ掛かり、その商品を買い求めました。
まあ、初回は、大きな割引があるので効果がなくてもいいかと思ったのです。
しかし、大きな割引がある初回分だけ購入しようとすると、1か月では効果が分かりづらいので、初回分とその後の3か月定期購入をお試しになりませんか?…とオペレーターに言われました。
本来の価格より1割安いのだそうです。
うつオジサンは押しに弱いので、仕方なく3か月試してみました。

結局、何の効果もなくて断りの電話をしたところ、今度はその商品には健康にとっても良い成分が含まれているので、ぜひ健康のために今後も続けてみられませんか?…と言われました。
うつオジサンは、健康のためにその商品を購入したわけではありません。
CMでうつオジサンが望んでいる効果があるとさんざん思わせながら、4か月試して効果がないのですから、健康についての効果もどうなの?って思いますよね。
現在でも毎月広告が送られてきます。

何もその富山にある、違った、北陸にあるその製薬会社ばかりを責めるつもりはありません。
健康食品や美容、医薬品などのCMは、どこも大差はないのでしょう。

それらのCMに出ている人は、満面の笑顔で効き目があったように言いますが、横の方に小さく「個人の感想です。」と書いてあります。
それらの会社のCMで多用されていますよね。
「個人の感想」なら「何でもあり」ってことなのでしょうか?
その商品の効果・効能と「個人の感想」は、分けなければいけないと思います。(せめて「個人の感想」は強調して欲しいものです。)

うつオジサンは、単純なのでCMを観るとすぐに試してみたくなります。
そして、30分以内に電話して割引がある分だけ購入しようと試みますが、必ずオペレーターの口車に乗せられて、定期購入になってしまいます。

こうなると、オペレーターのせいばかりではなくなりますよね。
「お試し分だけ購入します。」と、毅然とした態度で言えないうつオジサンが悪いのです。
それに何でも試したくなるうつオジサンにも責任はあります。

そう考えると仕方がないことかも知れません。自業自得ってやつですね。

ジャロってなんじゃろ?

一時期流行った「ジャロってなんじゃろ?」のJARO(公益社団法人 日本広告審査機構)という組織があります。

嘘や大げさ、まぎらわしい広告を見つけたら、JAROに言えばいいのでしょう。
上記に書いたようなことは、まったく審査の対象にはならないのでしょうね。
何しろ「個人の感想です。」なのですから。
また、広告の製作会社はプロなので、違反すれすれのところも十分に心得ているはずです。

例えば「その商品は効き目がまったくなかったですよ。」という広告は出せないものでしょうか?
それだって「個人の感想」です。
感想というより、実際に試した結果です。
「効果がありますよ。(個人の感想です。)」よりも「使ってみましたがまったく効果はありませんでした。」の方が説得力があると思いませんか?
(うつオジサンがお金持ちだったら、本当にそんな広告を出してみたいものです。)

JAROは、民間企業の会費で運営されている民間企業です。
入会金10,000円、年会費156,000円となっています。

公益社団法人なので、営利は目的ではないのでしょう。
しかし、会員はテレビなどのCMを出している企業です。
言わば、審査される側の企業の会費によって審査する側のJAROが成り立っているわけです。

JAROは、「消費者と広告する側が信頼し合えるようにする。」ことが目的のようですが、「広告する側と審査する側」が会費によって繋がっているとするならば、それは正しい組織構成ではないと思います。

うつオジサンは、消費者庁か何かの関連組織だと思っていましたが、まったく違いました。

ホントに「ジャロってなんじゃろ?」ですね!
残念ながら、富山の、違った、北陸の某製薬会社は会員ではありませんでした。
しかし、その他の会社は会員でした。

テレビを存続させるには、広告は不可欠なものですが、視聴者のためになるCM作りをして欲しいものです。
そして、オペレーターの方々も無理強いは止めてくださいね。(うつオジサンの個人の感想です。)

André SantanaによるPixabayからの画像)
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