うつオジサンは、人の心の中にある「やさしさ」について考えてみました。
今日、うつオジサンが「やさしい人」に出会ったからです。
やさしい人、やさしさと言うのは難しいテーマですね。
「本当のやさしさ」と「偽物のやさしさ」…！
やさしい人に見えたからと言って、その人が必ずしも本当にやさしい人であるわけではありません。
その人は、損得や見返りを求めているのかもしれません。
また、幼い頃からの押し付けとも言えるような教育によって、ある種の義務としてやさしさ人を演じている場合もあるでしょう。
“本当のやさしい人は、損得で行動をしません。本当のやさしい人は、見返りを求めません。
本当にやさしい人と触れあっているときは、やすらぎや癒しを感じます。
本当のやさしい人は、「ありがとう」と「ごめんなさい」の言葉が自然と口からこぼれます。
偽物のやさしい人は、いっしょにいると疲れてしまいます。
偽物のやさしい人は、口数が多くなります。口数が多くなるのは、偽物とバレないようにするためです。
偽物のやさしい人は、自分で自分をやさしい人だと思っています。そして、やさしい人だと言われると喜びます。”
（by utsuojisan）
うつオジサンは、これまで「やさしい人」と言われることが多かったように思います。
うつオジサンのやさしさは、本物のやさしさなどではありません。
両親の愛情をいっぱいに受けて成長してこなかったために、他からの愛情をひたすらに求めてきたに過ぎないのです。（親に対しては申し訳ない言い分ですね。）
うつオジサンのやさしさは、偽善以外の何ものでもありません。
「やさしい人」の笑顔…！
やさしい人になるためには、自己犠牲が必要だというつもりはありません。
しかし、「欲」は少なくしなければなりません。
「欲」はさらなる「欲」を欲しがるからです。
もし誰かが望みの「欲」を得たとしましょう。
「欲」を得て思わず笑った顔は、けっして微笑ましい笑顔ではないはずです。
本当のやさしい人の笑顔は、周りの人を微笑ましくしてくれる笑顔なのです。
以前、“smile,smile”というフレーズが流行った気がしますが、これは真理ですね。
「笑う門には福来る」なのです。
笑顔は、人を小馬鹿にして笑うことを除けば、人を幸福な気持ちにさせてくれます。
やさしい人になるためのキーワードの一つに、「笑顔」があるのでしょうね。
うつオジサンは、「うつオジサン」になってから、心から笑ったことが一度もありません。
（そう言えば、お笑い番組を観なくなったからかなあ！）
もちろん人を笑わせたこともありません。
うつオジサンの最終目標である「うつ病の人を笑わせること！」を叶えるためには、まずは、うつオジサン自身が笑えるようにならなければなりませんね。
それも人を幸福な気持ちにさせる最高の笑顔で…ねっ！
やさしい人になるために……！
やさしい人になるためには、今の“ありのままの自分”を受け入れられるかどうかもあるでしょう。
“ありのままの自分”を素直に受け入れられれば、きっと自分が好きになれると思います。
今の“ありのままの自分”が好きな人は、人にやさしくなれると思いませんか？
“ありのままの自分”を受け入れられない人は、自分と誰かと比べているのではないのでしょうか。
誰かは○○を持っているのに自分は○○を持っていない。
そして、妬みや劣等感、その他さまざまな感情が心の中に渦を巻いて溜まっていきます。
そのような人は、自分を嫌います。
自分を嫌いな人が、他の人にやさしくなれるはずがありません。
うつオジサンは、限りなく自分が嫌いです。心の底から自分が嫌いです。
そういう意味からも、うつオジサンはやさしい人ではまったくありません。
やさしい人になるためのキーワードの一つに、“ありのままの自分”を素直に受け入れられる人、これもあるのでしょうね。
ありのまま … Let it be 、Let it go 、Que Sear, Sera（ケセラセラ）、なんくるないさ、ニュアンスの違いはありますが、いつの時代でも、どこの場所でも、「ありのまま」「なるようになるさ」と言われてきたのですね。
今日はやさしい人になるためには、やさしい人の笑顔、“ありのままの自分”を素直に受け入れられる人の二つに焦点を当てて書いてみました。
うつオジサンの最終目標を叶えるために、これからもこのテーマを深掘りしていきたいと思います。
