「うつ病歴20年目」のオジサンの闘病日誌です!「うつ病」かなって思ったら…!「うつ病」になっちゃったら…!「うつオジサンの闘病日誌」を読んでみてください!何かのヒントになるかもよ!

「ベーシックインカム(BI)」って…?

うつオジサンは、菅総理の「ブレーン」について考えてみました。
これは、先日書いた「非難」ではなくて「不安」なこととして書いていきます。

「菅総理のブレーン」…!

菅総理の「ブレーン」の一人に、竹中平蔵氏がいらっしゃいます。
竹中氏は、小泉内閣で総務大臣をされていました。
その時の副大臣が菅義偉氏であり、その頃からのお付き合いだとか。
菅内閣が誕生し、新設された「成長戦略会議」の民間有識者委員に竹中氏の名前があります。
竹中氏はパソナグループ取締役会長のほか、様々な企業の社外取締役などにもついていらっしゃいます。
竹中氏は、新自由主義の旗振り役であり、後述する「ベーシックインカム」の導入論者でもあります。

次に、菅総理の相談役とも言える内閣官房参与に新たに任命した中の一人に、嘉悦大学教授の高橋洋一氏がいます。
この高橋氏は元財務官僚の経済学者です。
増税に頼らずに、経済成長による税の自然増収で財政を再建すべきとする「上げ潮派」の方です。

逆に増税を先送りすると財政破綻は避けられないと主張している、熊谷亮丸氏も内閣官房参与に任命されています。
熊谷氏は、大和総研チーフエコノミストであり、安倍内閣で税制調査会特別委員を務められていました。

また、ワイドショーのコメンテーターも務めている三浦瑠麗氏も「成長戦略会議」の委員になっていらっしゃいます。
三浦氏は、国際政治学者であり、日本に徴兵制をと主張し議論を呼んでいる人でもあります。

さらに、「成長戦略会議」の委員に、デービット・アトキンソン氏が名を連ねています。
アトキンソン氏は、小西美術工藝社社長で、菅総理が官房長官時代にインバウンド政策を提言した人です。
菅内閣になってからは、菅内閣の目玉政策の一つでもある「中小企業の統廃合」を持論としている人です。

菅総理の「ブレーン」には、これらの方々がいらっしゃいます。
それぞれ持論はあるようですが、うつオジサンが特に気になる方がいらっしゃいます。

「ベーシックインカム」…!

うつオジサンが特に気になる方は、竹中平蔵氏です。
竹中氏が唱える「ベーシックインカム」の制度が怖いのです。

先日、“自助・共助・公助”について触れました。
総理大臣が「自助・共助」を口にするべきではないと書きました。
菅総理が“自助・共助・公助”を持ち出したのは、竹中氏の存在によるもののようです。
竹中氏は、「自己責任」「自助努力」を強く求めています。
そこのところに菅総理は影響を受けていると思うのです。

問題は、竹中氏が導入しようとしている「ベーシックインカム」です。
それでは「ベーシックインカム」とは何ぞやってことですね。
 
簡単に言えば、国民に無条件で毎月7万円を支給して、あとは「自助」で何とかしてくださいね…ってことです。
ただ7万円支給してもらえるなら、大助かりですね。
しかし、医療・介護費は10割自己負担となり、生活保護や年金などの社会保障制度は廃止になるのです。
これらの社会保障の費用を「ベーシックインカム」に当てようとしているのです。

この「ベーシックインカム」について、週刊ポスト紙で連載されています。
読めば読むほど、これから先が「不安」になってきます。
7万円支給して、あとのことは「国」は知りませんということですよ。
いやいや、これは怖い!

「After コロナ」…!

Afterコロナの世界がどうなるのかは、誰にも分かりません。
しかし、コロナ禍が長引けば長引くほど、「ベーシックインカム」は現実味を帯びてきます。
これはとても恐ろしい社会です。
上記の「ブレーン」の中で高橋洋一氏を除けば、どれも恐ろしい主張です。

新型コロナがもたらしたもの、それが医療費10割負担だとか、年金をもらえない社会だとか、さらにデジタル化が進んで人が要らなくなる社会だとか、だとしたら、大抵の人はとても生きていけません。(うつオジサンを含む。)

菅総理と竹中平蔵氏の距離の近さは、もはや「脅威」かも知れません。

そう考えると、うつオジサンはまた眠れなくなりそうです。
…って、毎日眠れないのですけどね…。

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