「うつ病歴20年目」のオジサンの闘病日誌です!「うつ病」かなって思ったら…!「うつ病」になっちゃったら…!「うつオジサンの闘病日誌」を読んでみてください!何かのヒントになるかもよ!

うつオジサン、『政教分離』について思う…!

うつオジサンは、「政教分離」について考えてみました。
ある週刊誌が安倍首相と神社本庁について触れていたためです。

『政教分離』って何?

うつオジサンは、それほど頭がいいわけではありません。
「それほど」とは、どれほどなのか分かりませんが、人から褒められるほど頭は良くないということですね。

うつオジサンは、多分、恐らく無知なので、何を今さらってことを書くことになるかも知れません。
そこのところはお許しください。

さて、「政教分離」とは、文字通り「政治」と「宗教」との分離を指していて、
 憲法第20条 信教の自由は何人に対してもこれを保障する。いかなる宗教も、国から特権を受け、又は政治上の権利を行使してはならない。
 2 何人も、宗教上の行為、祝典、儀式又は行事に参加することを強制されない。
 3 国及びその機関は、宗教教育その他いかなる宗教活動をしてはならない。

…と憲法第20条で規定されています。

ここで、あれっと思いませんか?
与党の一角である「公明党」は、創価学会が支持母体ですよね。

創価学会は、1930年11月18日に設立された法華経系の在家団体の宗教法人です。
国内の約827万世帯が会員なのだそうです。完全な宗教団体ですね。

うつオジサンは、公明党に対しては支持でも不支持でもありません。
創価学会に対しても同様です。

公明党員になるためには、必ずしも創価学会会員でなくてもなれるのです。
しかし、これは「政教分離」を示そうとすることの現れのようにも思えます。

これまでの政府の見解としては、「宗教団体又は宗教団体が事実上支配する団体が政治的活動をすることをも排除するものではない。」と言う内閣法制局長官の解釈を支持し続けています。

現在でも公明党≧創価学会の「政教分離」の問題が完全に解決されたということではないようです。

ある宗教社会学者は、「宗教分離の原則はあるが、宗教教団の政治への関与を禁止しているわけではない。
むしろ、宗教教団が現世での幸福を願う限り、政治への関与は不可欠となり…。」と訳の分からないことを言う始末です。
「政教分離の原則」はどこに行ったのでしょう。

うつオジサンが思うに、これを「政教一致」と呼ばず、何を「政教一致」と呼べばいいのでしょうか。

これまで50年間に渡り議論されているようですが、政治家お得意の「答えは先延ばし」になっているようです。 

新型コロナウィルスでの一律10万円の給付は、公明党のゴリ押しによって行われたことは周知のとおりです。

さて、先に触れた、安倍首相と神社本庁についてです。
安倍首相にとって「最大の支持基盤」が、伊勢神宮を本宗として、全国8万社の神社を傘下に置く包括宗教法人・神社本庁です。
安倍首相自身は、神社本庁の関連団体である神道政治連盟国会議員懇談会会長を長く務めているのだそうです。
現閣僚20人のうち16人が所属していて、国会議員の295人が所属しています。
国会議員は、選挙区にある“神社ネットワーク”が選挙のときに支えてくれるのだそうです。
 
神社本庁に対しては、日本人として何一つ意見など申し述べることなどありません。
今回は、安倍首相が神道政治連盟国会議員懇談会会長だとしても、これ以上は触れないでおきましょう。

素直に読もう!

うつオジサンみたいに頭の悪い、いや違った、それほど頭の良いわけではない日本人にとっては、「政教分離」は、単純に「政治」と「宗教」を切り離すってことに思えるのです。
これって、違うのでしょうか?

憲法第20条第1条の「信教の自由は何人に対してもこれを保障する。」は理解できますし、支持もします。
問題は、後段の「いかなる宗教も、国から特権を受け、又は政治上の権利を行使してはならない。」の解釈ですね。
公明党は、先に書いた通り、宗教団体である創価学会がその支持母体です。

例えば、新型コロナウィルスの一律10万円の給付は、公明党のゴリ押しということも周知の事実ですね。
「いかなる宗教も…政治上の権利を行使してはならない。」に抵触しないのでしょうか?
まあ、抵触しないから実現したのですが…。

天台宗の尼僧で小説家の瀬戸内寂聴さんは、「宗教法人は、会員からお金を取ったり、儲けを出してはいけない。」と言われています。
ごもっともなご意見だと思います。
創価学会の会費は、現在は1口1万円からとなっているようです。
うつオジサンが住んでいるところにも、創価学会の立派な建物が誇らしく立っています。
集会か何かがあるときには、警備員が出て臨時駐車場の整理をしているのを見かけます。

公明党≧創価学会については、その成り立ちから調べれば調べるほど、分からないことがたくさん見つかりました。
何も公明党≧創価学会が悪いとか言うのではありません。
何しろ憲法で保障された信教なのですから。
公明党員になるためには、必ずしも創価学会会員でなくてもなれるのです。
これだけで見れば、確かに=ではないですね。

また、幸福実現党は、宗教法人幸福の科学を母体としている政党です。
幸福実現党は、公明党を引き合いに出して、これまで50年間に渡り議論されてきており、結論は出ていると言っています。
その結論が「政教分離は、政治が宗教を弾圧しないために設けられた規定であって、宗教が政治に参加してはいけないという規定ではない。」ということらしいです。
色々と調べているうちに、良い答えが見つかったと思ったら、幸福実現党のホームページでした。

うつオジサンは、ますます「政教分離」の意味が分からなくなってしまいました。

憲法をはじめ、法律には「逐条解説」というものがあります。難しい法律を分かりやすく解説したものですね。
それを読んでみても「政教分離」の原則は、「政治」と「宗教」は分離していなくてはならないとしか読めません。
うつオジサンに限らず、このように思う日本人は多いのではないでしょうか?

うつオジサンみたいに頭の悪い、違った、それほど頭の良いわけではない日本人は、どうやら、もっと勉強をしなければいけないようですね。

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