うつオジサンは、『死生観』について考えてみました。
先日、難病の女性からの依頼を受けた医師２人が、嘱託殺人の容疑で逮捕されました。
この２人の医師は、どのような精神状態だったのでしょう？
うつオジサンの『死生観』…！
この報道に触れて、うつオジサンの心はまたまた揺れ動いてしまいました。
報道されたように医師2人が嘱託殺人の容疑で逮捕されました。
その２人の医師の気持ちを考えると、うつオジサンは心の中が痛くなります。
また、依頼した難病の女性の気持ちを考えても、うつオジサンの心の中が痛くなります。
ＡＬＳ（筋委縮性側索硬化症）という難病になってしまい、心が折れてしまったのでしょうね。
ツラくて苦しくってどうしようもなかったのでしょうね。
その女性や２人の医師の気持ちを考えると、何とも言えない気持ちになります。
7月24日金曜日の夜にＢＳ１で「最後の講義」という番組が放送されました。
その日は、出口治明氏（ライフネット生命保険創業者、立命館アジア太平洋大学＝ＡＰＵ学長）の授業でした。
もちろんネットでの授業です。
この番組の最後には、学生からの質問コーナーのようなものがあります。
ある学生から「出口先生の死生観を教えてください。」といった質問がありました。
出口氏は「星から生まれて星に帰るだけのことです。」とお答えされていました。
以前、同番組で「みうらじゅんさん（漫画家・イラストレーター）」も同じように「人は無から生まれて、無になるだけ」と答えていらっしゃったことを思い出しました。
人は誰でも「一瞬先は？」ですよね。
だからこそ、今を精一杯生きていく、ただそれだけのこと！
うつオジサンは、“死んだら灰になるだけさ”だと思っています。
うつオジサンの『死生観』は、「それまではただ生きていく」、それだけのことなのです。
「新型コロナウィルス感染症」の行方…！
「新型コロナウィルス」の感染は、まだまだ収束に向かってはいないようですね。
またまた先週のＢＳ１で午後４時からアメリカ、午後5時からブラジルでの「新型コロナウィルス」に対する報道番組が放送されていました。
両国とも大統領が「経済優先」の政策を取ってきました。
アメリカのトランプ大統領は、言わずもがなです。
ブラジルのボルソナロ大統領は、先日「新型コロナウィルス」に感染したと発表されました。
ボルソナロ大統領は、陰性になるとすぐにオートバイで外出するなど、その言動はたびたび物議を醸してきました。
ＢＳ１で放送された番組では、３～４月頃のブラジルの貧民街「ファベーラ」を中心にした報道番組でした。
「新型コロナウィルス」を「ちょっとした風邪」と言ってみたり、外出自粛要請を訴えた知事のことを「クソ知事」と言っていました。
うつオジサンは、ブラジルの現状について、あまりに無知でした。
うつオジサンは、この報道を観て、ブラジルの悲惨な状況や富裕層と貧民街の格差などを知ることができました。
また、その国のトップが「なすべきこと」、「してはならないこと」とは何かを学んだ気がします。
我が国においても、「Go to Travel」 が7月22日から始まりました。
「新型コロナウィルス感染症」対策分科会会長である尾身 茂氏は、「全国的なキャンペーンをやる時期ではない。」と新聞に書かれていたと記憶しています。
しかし、「Go to Travel 」が決まると「旅行自体が感染を起こすわけではない。」と発言が変わりました。
政府にごり押しされたのでしょうか。
うつオジサンは、２週間後がどうなっているのか、非常に心配です。
一人に一つずつの『命』の重さ…！
ＡＬＳになってしまい「死」にたかった女性、
新型コロナウィルスに感染して「死」にたくなかった人、
「死」ぬかも知れない恐怖と戦いながら医療に従事した人、
みんな同じ、一人に一つずつの『命』です。
アメリカのトランプ大統領は「毎年インフルエンザで１万人が死んでいる。」と言いました。
だから「経済重視」に舵を切ってもいいのでしょうか？
ブラジルのボルソナロ大統領は、貧民街に暮らす人々を軽視して、切り捨ててもいいのでしょうか？
政治は、ときに人を殺します。
また、死者数という数に拘ります。
しかし、みんな同じ「命」の重さがあるのです。
トランプ大統領であろうと、ボルソナロ大統領であろうと、ニューヨークやブラジルの貧民街で暮らす一人であろうと、みんな同じ、一人に一つずつの「命」です。
そして、みんな同じ重さの『命』なのです。
2021年7月25日現在…
・アメリカ … 感染者数 411万2651人（死者数 14万5546人）
・ブラジル … 感染者数 228万7475人（死者数 8万5238人）
・日本 … 感染者数 3万0484人（死者数 1011人）
・世界全体 … 感染者数 1575万4490人（死者数 64万0029人）
これから、同じ星に暮らす地球人は、どうなってゆくのでしょうね？
