「うつ病歴20年目」のオジサンの闘病日誌です!「うつ病」かなって思ったら…!「うつ病」になっちゃったら…!「うつオジサンの闘病日誌」を読んでみてください!何かのヒントになるかもよ!

うつオジサン、「家族は必要なのか?」について考える…!

うつオジサンは、一人暮らしの引きこもりです。
なので、うつオジサンにとっての家族はいません。
もちろん、親や兄弟はいますよ。
妻や子ども、さらに孫へと続く家族のことです。

PrawnyによるPixabayからの画像)

「家族」を持つこと…!

うつオジサンは、昨日テレビに映る親子を見ながら、「もしかしたら、自分は道を間違ったのかなあ?」と素直な気持ちで受け止めました。

それは、極寒の3月、英国の GREAT RACE( 420km)の途中で、一人の女性が言った「ゴールで息子が待っている。」 という言葉でした。
グレートブリテン島の中央部を走るレースです。
息子が待っているゴールを目指す女性の姿、そしてその言葉に、うつオジサンの心はグラングラン揺らぎました。

「ゴールで息子が待っている。」と言いながら、凍えた自分の手では背負ったリュックさえ降ろすことができず、スタッフに降ろしてもらっていました。
それほど過酷なレースのようです。
5分間ほどのGREAT RACEのCM映像でしたが、うつオジサンの心は揺らいでしまいました。
家族って大事だったんじゃないの?家族って物凄い力になるんじゃないの?…って。

うつオジサンは、30歳代半ばで「家族を持つこと」よりも「一人で人生を謳歌してやろう」の方を迷わず選びました。その理由は、うつオジサンが育った家族の形(親や兄弟の方です。)の歪さと「不眠」にあります。
これまで、自分の選択に疑問を持ったことはありません。多分…。
…なのに、GREAT RACEのCM映像に映った英国女性の一言で、心が揺らいでしまったのです。

うつオジサンが育った「家族の歪さ」とは、父と伯母、3兄弟のそれぞれが独立した形を取ってきたことです。
それは、母を幼い頃に亡くしたことから始まりました。
独立したと書きましたが、もちろん、父が働いて得られた給与で育ててもらったのですが…。(気持ちの問題です。)
以前にも書きましたが、自分以外のことにあまり関わらないとでも言うのでしょうか?

兄は、高校時代にはラグビーをしていました。確か当時は強豪高校でした。
しかし、国体選手に選ばれたということを知ったのは、数年前の伯母のお通夜のときでした。
このことだけでも、家族の歪さが想像できるのではないでしょうか?
普通、国体選手に選ばれたら兄弟に自慢しますよね。
自慢じゃなくて報告でもいいのですが…。
(ただし、国体の事前練習中に足を怪我をしてしまい、実際には国体には行っていません。)

また、父は30歳代であったにも関わらず、再婚はしませんでした。
母親代わりに育ててくれた伯母も一人でした。
兄も結婚はしていません。
弟は結婚しましたが、転勤族のため長く単身赴任をしています。
やはり、うつオジサンの家族には「家族運」がなかったのでしょうか。

もうひとつの理由である「不眠」は、高校時代に始まり、現在に至る。って感じですね。
そこに輪をかけたように「うつ病」による不眠も加わり、もう最悪な感じなのです。
3時間連続で眠れませんし、一日の合計で5時間眠れたら、「寝たあ~!」ってうれしくなります。
一人でも眠れないので、隣に誰かがいると、より睡眠時間は削られます。

これは、もうどうしようもないですね。

うつオジサン、「家族は必要なのか?」について考える…!

うつオジサンは、過去のこととして話を進めてきました。
これから「家族」を持つことだってできるかも知れませんよね。

そのためには、「家族は必要なのか?」について考えてみなければなりません。
しかし、うつオジサンには普通の家族というものは、テレビ番組で観るようなことくらいしか想像ができません。
う~ん、家族とは何ぞや?

「普通の家族」と書きましたが、普通って何でしょうか?
家族の数だけその形はあるのでしょうね。
なので、違って当たり前ですよね。
それは理解できます。

簡単に言えば、父親と母親と子供がいる、ということになるのでしょうか?
でも、子どもが巣立っていけば、夫婦だけになります。
そして、どちらかが亡くなれば一人きりになりますね。
それなら、うつオジサンと同じです。

どれほど幸せな家族であったとしても、最後は一人、もしくは先に逝くかですよね。
そういう意味では、子どもや孫と同居できる人は幸せですね。
少なくとも一人きりにはなりません。
だとしても、高齢になって介護だとか、子どもに迷惑を掛けてしまうことを心配しなければなりません。
お金がある場合には、相続でもめたりすることを心配するかも知れません。

要するに、家族として体を成しているのは、子どもが巣立つまでなのではないでしょうか?
子どもが巣立っても、同居してくれるなら、もう少し先まで、家族としての体を成す時間が増えるのかも知れません。

テレビでお盆とかお正月とか、帰省する人たちの車で渋滞している様子を見ます。
うつオジサンは、実家がある市内に住んでいるので帰省する人たちの気持ちは分かりません。
それでも、うつオジサンのとこでも、お盆とお正月には、毎年親戚たちがうつオジサンの実家に集まります。
うつオジサンは、ここ数年実家に帰ってはいませんが…。
(会社を辞めてしまったので肩身が狭いのです。また、体調も良くないので大勢の中にいることが苦痛です。)

帰省することは、親に会いに行く、孫を会わせに行くってことですよね。
まあ、故郷に帰るってこともあるのでしょう。
帰省するってことは、家族としての体を成してはいなくても、家族の絆が切れているわけではないってことですよね。

じゃあ、家族の絆って何?ますます分からん!

うつオジサンの結論…!

うつオジサンとしては、やはり家族を持つことは諦めます。
実家に帰ることさえできないのに、今さら家族を持ってもねえ。眠れないし…。

それより何より、家族を持っても養えるだけの収入がないということをすっかり忘れておりました。
また、このサイトのプロフィールに自分の顔さえ出せないので、女性には相手にされそうにありません。
現実は厳しいのです。

これからは、もっと稼げるようになってお金を貯めよう!

そして、老後は施設に入るのだ。少しだけ良い施設にね。
そこで「老いらくの恋」をしよう!
恋の相手は、入所者ではなくて、そこの施設の看護師さんとかケースワーカーさんとか事務員さんとか若い女性とね。

そこで我が人生を終えるとしよう。

うつオジサンは、一人で生きていくと決めた。それならば、迷わず前を向いて進めばいいのです。

そのためには、この「うつ病」とやらを何とかしなければなりません。こいつをやっつけなければ、うつオジサンは一歩だって前に進めないのです。

でもなあ、うつ病歴16年目だもんなあ。しぶとい奴だよなあ、まったく!困ったもんだ!

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