「うつ病歴20年目」のオジサンの闘病日誌です!「うつ病」かなって思ったら…!「うつ病」になっちゃったら…!「うつオジサンの闘病日誌」を読んでみてください!何かのヒントになるかもよ!

今日の「ケタミン治療」~その効果~

うつオジサンは、毎週木曜日に「ケタミン治療」を受けています。
さて、その効果はどうなのでしょう?

※ 「ケタミン治療」や「ケタラール」の「効果」、また「幻覚」といった表現につきましては、すべてうつオジサン個人の体験によるものです。

「ケタミン治療」とは…!

「ケタミン治療」とは、ケタラールという麻酔薬を点滴によって投与する治療法です。
このケタラールという麻酔薬は、日本では第一三共株式会社が販売しているアリルシクロヘキシルアミン系の解離性麻酔薬のことを言います。
解離性麻酔薬であるため、他の一般的な麻酔薬と比較して低用量帯では呼吸を抑制しないという大きな利点があります。
また、医薬品医療機器等法の処方箋医薬品・劇薬にも指定されているお薬です。

うつオジサンは、ただの「うつ病患者」です。
お医者さんでも製薬会社の回し者でもありません。
なので、難しいことは一切分かりません。
ただ主治医に勧められて治療を受けているに過ぎないのです。

もちろん、治療を始める前の「インフォームド・コンセント(医師と患者との間で十分な情報を得たうえでの合意)」があり、同意書にサインをしました。

うつオジサンの主治医は、精神科医の前に長く(10年ほど?)麻酔科医をされていたそうなので、「ケタミン治療」を受けることに対する不安はありませんでした。

「ケタミン」で検索すると、色々と怖くなるようなことも書かれています。
しかし、うつオジサンの場合は、特に問題なく治療を受けることができています。
副作用や依存と言ったことなどもまったくありません。

「ケタミン治療」を受けている間に「悪夢」のようなものを見ることもあるようですが、うつオジサンの場合、逆に面白い「幻覚」のようなものを見ることがあります。
この「幻覚」のようなものを見るのが楽しみで、「ケタミン治療」を受け続けていると言っても過言ではありません。

「インフォームド・コンセント」で説明された、うつオジサンにとって悪影響になるようなことは一つもありません。

「ケタミン治療」の効果…!

「ケタミン治療」は、「自死願望」や「ひどい気持ちの落ち込み」がある場合に特に効果があるそうです。

うつオジサンは、うつ病歴17年目です。
17年目ともなると「自死」を考えたことは、両手の指の数では足りません。
そして、「自死」は、これまで定期的にうつオジサンに近づいてきていました。

「ケタミン治療」を受け始めて、約半年になりますが、うつオジサンに「自死」が近づいてきたことはありません。
これは「ケタミン治療」の効果なのでしょうか?
また、時折「うつ状態」がひどくなった時には、「ケタミン治療」を受けて2~3日はスッキリした気持ちになります。
これは完全に「ケタミン治療」の効果だと思います。2~3日くらいしかスッキリとした気持ちが続かないことは残念ですけどね。

主治医からは、入院して週2回の「ケタミン治療」を受けるよう勧められています。
2~3日しか効果が続かないことの証ですね。流石はお医者さんです。
まあ、入院は、頑なに拒否していますけどね…。

今日の「ケタミン治療」…!

病院

今日の「ケタミン治療」では、楽しみにしている「幻覚」のようなものを見ることはできませんでした。残念ながら…。

ボーっとする感覚もいつもより弱く感じました。
お薬は、主治医と看護師がダブルチェックをしているので、これまでと同様だったはずです。

これらの感覚の違いはどこからくるのでしょうね?

今日の「ケタミン治療」のポイントは、看護師さんの注射のテクニックです。
デブなうつオジサンの血管が出にくいことも多分にありますが、3回目でようやく注射針が血管を見つけたようです。
若くて可愛い看護師さんだったので、うつオジサンは許そう!…でも痛かったあ!

どの看護師さんにも「何回でも指していいですよ!」と冗談で言っていますが、3回目はいかん!

うつオジサンは、ただの「うつ病患者」なので、「ケタミン治療」をお勧めですとは言えません。
「自死願望」がある方やご家族の方、「気分の落ち込みがひどい」方は、主治医に相談してみるのもアリかも知れません?
これくらいなら、医師法や薬機法などの法的な問題にはならないのでは…?

「ケタミン」で検索すると、これでもかあってくらい情報が出てきますよ!

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