「うつ病歴20年目」のオジサンの闘病日誌です!「うつ病」かなって思ったら…!「うつ病」になっちゃったら…!「うつオジサンの闘病日誌」を読んでみてください!何かのヒントになるかもよ!

今日の「ケタミン治療」~2021.2.25~

うつオジサンは、毎週木曜日に「ケタミン治療」を受けています。
うつオジサンは、「うつ病患者」なので当然「うつ病」の治療です。

※ 「ケタミン治療」や「ケタラール」の「効果」、また「幻覚」といった表現につきましては、うつオジサン個人の体験によるものです。

「今日のケタミン治療の効果」…!

ここ数か月「うつ状態」になるのは、午前中がほとんどでした。
しかし、昨日は珍しく夕方から「うつ状態」になってしまいました。
今朝も「うつ状態」が改善せず、病院に行くかどうかで悩んでしまいました。
「うつ状態」になると、何もできなくなるのです。病院に行く元気などまったくありません。

以前、主治医から「うつ状態のときこそ病院に来てください。」と言われたことを思い出し、体中の力と頭の中の勇気のすべてを振り絞って病院に行きました。感心、感心!
結果的に「ケタミン治療」を受けて大正解でした。

今日ほど「ケタミン治療」の効果を感じたことはありませんでした。
昨夜からの「うつ状態」は、ウソのように消え去ってくれました。
う~ん、良かった、良かった!

さて、「ケタミン治療」とは、「ケタラール」という麻酔薬を点滴によって受ける治療法です。
「ケタラール」とは、医薬品医療機器等法における処方箋医薬品・劇薬(麻薬)にも指定されているお薬です。
「劇薬(麻薬)」と聞くと、少し怖いイメージを持たれるかも知れませんが、常習性もなく、お薬の調合も医師と看護師のダブルチェックで調合されるので、安心して治療を受けています。

一度「ケタミン治療」を受けてみれば、怖いことなどまったくないことが分かると思います。
ただし、一日入院での治療となるので、時間を持て余してしまいますが…。
通院での治療は、禁忌(してはいけないこと)なので一日入院での治療となります。

点滴の時間は、約40分です。点滴が終了してから30分後に看護師さんが「今日は何月何日ですか?」とか「指は何本立ってますか?」などの質問があり、普通に答えられれば、無事解放となります。
そこから、夕方までの時間の長いこと、長いこと…。

最近は、iPadとAirPodsを購入して、また “Kindle Unlimited 読み放題” に数冊の本をダウンロードして持っていくので、多少は暇つぶしもできるようになりました。
また、精神科の病院は、大変失礼な言い方ですが「人間観察」するには持ってこいの場所なのです。
(うつオジサンも観察される側の人間なのですが…。)

そんなこんなで、毎週木曜日にはきちんと「ケタミン治療」を受けています。

「ケタミン治療」の副産物…!

うつオジサンが毎週木曜日に「ケタミン治療」を受けていられるのは、「幻覚」のようなものを見られるからです。
何と例えて良いのか分からない、不思議な「幻覚」のようなものが見られます。

残念ながら、今日の「ケタミン治療」の効果とは別にして、「幻覚」のようなものは見られませんでした。
これで3回連続で見られていません。
ここ2回は、途中で看護師さんに話しかけられたためだろうと思い、今日は寝たふりをしていましたが、結果は同じでした。

うつオジサンが「ケタミン治療」を受け続けてこられたのは、この「幻覚」のようなものが見られるからです。
あくまでも「うつ病」の治療が主なので、「幻覚」のようなものが見られるのは副産物に過ぎません。
今日の「ケタミン治療」の効果を考えると、まさに「うつ病」の治療なのですね。

しかし、「幻覚」のようなものが見られないのも、何か淋しい。
前の晩からコーヒーとタバコを控えて、朝食も抜いて「ケタミン治療」を受けているのです。
一つくらいご褒美があっても良さそうですけどね!

若くて可愛い看護師さんに会えるから、良しとするかあ?
(女性蔑視ではなくて、女性敬愛ですよ。老若は仕方がないところ…!)

※ うつオジサンは、お医者さんでも製薬会社の回し者でもありません。
ただの「うつ病患者」なので、そこのところはご理解の上、お読みいただければと思います。

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