うつオジサンは、「うつ病患者」です。
「うつ病患者」であろうとなかろうと、現在を生きる私たちは、「情報」という訳のわからない化け物に、いつだって追い立てられています。
うつオジサンたちは、「うつ病患者」なのですから、そっとしておいて欲しいものです。
そうは言っても、「うつ病患者」にとっても必要な「情報」は少なからずあるのも確かです。
うつオジサン、「うつ病患者」と「情報収集」について考える!
うつオジサンたちは、コロナ禍によって、これまで以上に「情報」に追い立てられて、戸惑っていますよね。
「うつ病患者」は、「うつ病」だけでもツラくて苦しい日々を過ごしているのです。
それなのに「コロナ禍」が最優先事項となり、「うつ病患者」のことは後回しにされているような気がします。
それは、精神科の病院に通院していて強く感じることです。
うつオジサンが通院している精神科の病院は、この辺りでは一番大きな病院なので、高齢者をはじめとして、たくさんの入院患者がいらっしゃいます。
なので、通院患者に気をつけようとする病院側の行為は、よく分かります。
絶対に「新型コロナウィルス」を病院に持ち込ませてはならないのですから。
面会は当然禁止ですね。
このような世の中なので、多少のことは我慢しなければなりませんね。
しかし、通院するたびに、自動検温器の前に顔をさらして「体温正常です。お入りください。」という自動音声に始まり、他の都道府県に行かなかったか、他の都道府県から来られた方との接触はなかったかを確かめられます。
ここまでは最低限必要なことなので、仕方がありません。
ただ、診察が少しおざなりになってしまっているような気がするのです。
診察内容は別として、主治医や看護師との会話も自然と「新型コロナ」の話が中心となります。
「うつ病」はどこ行ったって感じるのです。
うつオジサンが住んでいる所でも、気が付けば「コロナ感染者」が200人を超えていました。
うつオジサンが、ほんの少しの間「情報」を遠ざけていた間に、…です。
新型コロナに威力は、ホントに凄いようですね。
うつオジサンたち「うつ病患者」は、のんびりと過ごすのが一番の “お薬” なのです。
…にも関わらず、自ら「情報」に触れなければならないことだってたくさんあります。
それに加えて、「新型コロナ」に関する「情報」にも触れなければならないのです。
家族や恋人や友人がいらっしゃる方ならば、聞けば済むことかも知れません。
しかし、うつオジサンは「一人暮らし」の「うつ病患者」なのです。
何でもかんでも一人でしなければならないのです。
「情報」を収集することだって一人でしないとならないってことですね。
これって、けっこう「うつ病患者」にはツラいことです。
それに加えて、「新型コロナ」の「情報」の収集もしなければならないなんて、「一人暮らし」の「うつ病患者」のうつオジサンには非常にツラいのです。
うつオジサン、「うつ病」と「情報過多」について考える!
コロナ禍の中で、溢れ出る「情報」のどれをピックアップすればいいのか、うつオジサンにはよく分かりません。
きっと、うつオジサンに限ったことではないかも知れませんね。
「新型コロナ」から少し話を離れましょう。
いい加減「新型コロナ」の話にも疲れましたよね。
世界のニュースを見ていると、毎日毎日、あちらこちらで物凄いことが起こっていますよね。
それらは、「新型コロナ」の陰に隠されるように、すぐに忘れ去られてしまいます。
うつオジサンごときが、世界のニュースまで見るからいけない!
そのくせ、身の回りのニュースは見ない…のです。
これではいけない…!
毎日毎日溢れ出る「情報」は、あらゆる面において「情報過多」の状態に陥っています。
その中から必要な物事を取捨選択ができればいいのですが、携帯電話からはあらゆる面の「情報」が次から次から入ってきます。
必要としていようがいまいが関係なくですね。
それらを見なくても、既読にして赤丸を消す作業が必要になります。
これがまた面倒くさいのです。
うつオジサンは、個人用と仕事用とそれぞれ2台のパソコンと携帯、1台のタブレットを持っているので、その作業はほっといたらとんでもない作業になってしまいます。
それらの多くに、いわゆる営業メールがあります。
一度ネットで買い物をすると、次から次から商品の紹介メールが送られてきます。
さらに、現在でも、仕事探しの依頼をしているので、その数だけでも物凄いのです。
これらは、うつオジサンの自業自得な面も多分にあります。
ろくに仕事もしないくせに、形から入って、準備だけはしっかりとしているからですね。
話しのテーマは、「うつ病」と「情報過多」でしたね。
「うつ病患者」には、先に述べた通り、のんびりと過ごすことが一番の “お薬” です。
なので、「情報過多」は「うつ病患者」には大敵なのです。
うつオジサンもときどきパニックになってしまいそうになります。
うつオジサンは、会社で働いていた頃に比べると、頭の回転が随分と緩やかになってしまいました。
そこに「うつ病」が加わり、さらに「一人暮らし」が加わり、そして「引きこもり」が加わります。
すると「情報」は、うつオジサンをスルーしてしまったりもします。
うつオジサン自ら「情報」に手を伸ばさなければ、必要な「情報」は手に入りません。
そして、不必要な「情報」は遠ざけなければなりません。
それを「うつ病患者」が行おうとすると、ますます「元気」が奪われていきます。
しかし、それをしないでおくと、とんでもないことになる!
うつオジサンたち「うつ病患者」は、この「情報」ってやつを、いったいどう扱ったらいいのでしょう?