うつオジサンは、「うつ病」と「罪悪感」について考えてみました。
ある方が「うつ病」なって「罪悪感」を感じるというSNS上の投稿を読んだからです。
「うつ病」と「罪悪感」…!
うつオジサンは、SNS上のいくつかのグループに入らせていただいています。
主に「うつ病」や「精神疾患」などを持っていらっしゃる方々のグループです。
色々な方々のご意見をお聞きしては、心配したり安心したりしています。
また、色々と勉強になることもたくさんあります。
今日は、SNS上で「うつ病」になって「罪悪感」を感じるという内容の投稿がありました。
うつオジサンは、これまで「罪悪感」を感じただろうかと考え込んでしまいました。
もちろん、会社勤めをしているときには、「うつ病」で長く、そして何度も休職をさせていただいたので、大変な迷惑を掛けしてしまい、「申し訳ない」気持ちは十分に持っていたつもりです。
また、急に仕事に行けなくなったりもしたので、同僚の方々には「申し訳ない」気持ちで一杯でした。
それが「罪悪感」となると、果たして感じたことがあるだろうか?…と考え込んでしまったのです。
その「罪悪感」を感じるという方は、
「うつ病」で仕事を休んでしまったから「罪悪感」を感じるのでしょうか?
「うつ病」で家族や周囲の人などに迷惑をかけているので「罪悪感」を感じるのでしょうか?
それとも、「うつ病」になったこと自体で「罪悪感」を感じるのでしょうか?
また、他の「うつ病」の方々も同様に「罪悪感」を感じているものなのでしょうか?
「うつ病患者」は「罪悪感」を感じるべきなのか?
うつオジサンは、うつ病歴17年目になるオジサンです。
うつオジサンの場合、「うつ病」になったり「再発」を繰り返してしまった原因は、主に会社の仕事のストレスや人間関係にあったと考えているので、「罪悪感」を感じないのかも知れません。
それだって、うつオジサンの自業自得だと思っています。
その他の要因もいくつかありますが、そもそもが会社に原因があると思っているので、「罪悪感」を感じないのでしょうね。
会社からしてみれば、まったくの言いがかりなのでしょうが…。
もう随分昔のこと、友人に話をしてみたところ、「被害者なんじゃないの?」とか「労災なんじゃないの?」とか言われたこともありました。
そのためか、「被害者意識」がまったく無かったわけではありません。
「うつ病」は、様々な要因で発症してしまうので、何が原因とは一概には言えません。
「うつ病患者」を17年もやっていると、本当に様々な要因が絡み合っていると実感しています。
一度「うつ病」になってしまうと、誰でも気が弱くなってしまうものです。
そして、自己嫌悪になったり、人間不信になったり、対人恐怖症になったりすることもあります。
そのような自分になってしまったことに対して「罪悪感」を感じるのでしょうか?
うつオジサンは、会社を辞めたときに、人生をリセットしたつもりでいます。
なので、「罪悪感」を感じないのかも知れませんね。
人生をリセットしたからと言って、「うつ病」はなかなか改善してはくれないのですが…。
うつオジサンは、「うつ病」と共に、前を向いて一歩一歩進んでいます。
「うつ病」になってしまったからと言って、「うつ病患者」だからと言って、「罪悪感」を感じる必要はないと思います。
それでも、「うつ病患者」は「罪悪感」を感じるべきなのでしょうか?