うつオジサンは、うつ病歴17年目の「うつ病患者」です。
これまで5回の入院歴があり、現在も主治医から入院を勧められています。
そこで、今日は「うつ病の長期化」について書こうと思います。
「うつ病の長期化」…!
日本の「うつ病患者」は、約100万人とも言われていますが、これは精神科や心療内科などで診察を受けている方の数です。
実際の「うつ病患者」は、300~600万人とも推計されているようです。
男性と女性で比べると、女性の方が多く、これは女性特有のホルモンに原因があるとか、「産後うつ」や「更年期うつ」があるとか言われていますが、その正確な原因は分かっていないようです。
また、高齢者のうつ病も増えているそうです。
これは、一人暮らしの孤独感などから「うつ病」になることが多いとのことです。
さて、「うつ病」は治療を受けてから、半年から1年くらいで改善が見られるようですが、20%~30%の人は長期化する人がいるのだそうです。
このように長期化することを「うつ病の遷延化」と言い、「遷延うつ病」と呼ばれています。
…と言うことは、うつオジサンは「遷延うつ病」なのですね。
「うつ病の長期化」をする一番の要因は、薬の服用の仕方にあるようです。
主治医の言うことを聞かず、自分で判断して薬の量を減らしたり、飲まなかったりするのですね。
うつオジサンは、もう17年以上、毎日きちんとお薬を飲んでいます。
それも、自分で決めた時間にきちんとお薬を飲んでいますよ。
その他の要因としては、環境要因、身体的要因、心理的要因があります。
・環境要因…家族問題、早すぎた復職、周囲の理解や協力が不十分
・身体的要因…脳の老化、慢性疾患の影響、アルコールの常用
・心理的要因…孤独感、居場所がない、生き甲斐や楽しみがない
…といったところでしょうか。
これらは一般的に言われていることですね。
うつオジサンの場合、会社を辞めてから様々なことが大きく変わりました。
環境要因としては、周囲の理解や協力が不十分なことにいつも腹を立てていました。人間関係のストレスも大きかったですね。それらがなくなったので、他には特段思い当たることはありません。
身体的な要因としては、特に見つかりません。
現在は「足が痛い痛いオジサン」ですが、これは会社を辞めた後のことです。アルコールは自宅では飲みません。元々アルコールが飲めない体質が幸いしているようです。
心理的な要因としては、果てしなく孤独ですが、心地よく感じているので当てはまりません。引っ越しをしたので居場所がないってのも違うような気がします。生き甲斐は、念願の「フリーランス」にもなれましたし、ブログの収益化も考えているので、これまた違うようです。
うつオジサンの何がいけないんでしょうね?
うつオジサンの「うつ病の長期化」の理由…!
先日、主治医から「そう状態になることはないですか?」と聞かれました。
主治医には「ありません」と答えましたが、うつオジサンは、一人暮らしの引きこもりなので、「そう状態」になるような出来事やニュースもそうそうないのです。「躁(そう)」だけに…。
もし、「そう状態」があるならば、治療方法やお薬を変えてみることで改善するかも知れないとのことでした。
しかし、「そう状態」になることがないので仕方がありません。ウソはつけませんし…。
先週からJリーグが始まりました。もう少ししたらプロ野球も始まります。
応援するチームが得点を挙げたり勝ったりしたら、大喜びしたりガッツポーズをしたりすることがあります。(一人の部屋ですけどね。)
それを「そう状態」と言うのならば、大いに結構なことです。
これって「そう状態」なのでしょうか?
ちなみにJリーグはガンバ大坂と横浜マリノス、もちろん地元のJリーグのチームも応援しています。プロ野球は阪神タイガースを心から応援しています。
応援するチームが勝っても喜べなければ「うつ状態」なわけで、応援するチームが勝って大喜びするのが「そう状態」なのならば、どういう心持ちで応援したらいいのでしょう?微妙だ?
うつオジサンの「うつ病の長期化」の理由は、主治医が言うように「よく分からん!」のです。
つまり、うつオジサンのうつ病歴は、これからも延びていくってことなのでしょう。