うつオジサンは、会社で働いていたときに言われた言葉を思い出すことがあります。
その会社自体はとっくに辞めてしまったのですから、今さらなのですけどね。
きっと頭の奥の方にこびりついて離れないのかも知れません。
今日思い出してしまった言葉…!
うつオジサンは、会社を辞めてから、もう2年と数か月が経ちます。
それでも、うつオジサンに投げつけられた言葉たちが、頭の奥の方にこびりついているようです。
そして、何かの拍子に思い出してしまうのです。
今日、思い出してしまった言葉は「言い訳するな!」でした。
この言葉は、これまで思い出すことがなかったので、きっと頭の一番奥にこびりついていたのでしょう。
この言葉を言われたシチュエーションは、3回目か4回目かの職場復帰を果たしたときのことです。
久しぶりに会った年上の人から、
「どうしてお前は何度も休むんだ?」
…と尋ねられたので、うつオジサンのそれまでの病気の経緯を説明しました。すると、
「言い訳をするな!何度も何度も、お前は…!」
…でした。
思い出すと今でも悲しくなります。そして腹が立ちます。
うつオジサンは、病気で休んでしまった「理由」を説明したつもりだったのですが、「うつ病」を理解していない人にとっては「言い訳」になるのでしょう。
うつオジサンは、ただ聞かれたことに対して答えただけなのですけどね。
「理由」なのか「言い訳」なのか?
「うつ病」を理解していない人は、おおよそ「無神経」な人が多いのではないでしょうか。
うつオジサンに様々な悪意のある言葉を投げつけてきた人たちを思い出すとそのような結論になります。
そのような人たちにとって、「うつ病」で会社を休むことは “ずる休み” とか “怠け癖” とかくらいにしか思っていないようです。
なので、仕事を休んだ「理由」をいくら説明してみたところで、「言い訳」にしか映らないのでしょう。
それらの人にとって、精神疾患以外の「病気」で仕事を休んだら、会社を休んだ「理由」になって、「うつ病」などの精神疾患の「病気」で会社を休んだら、「言い訳」になるのでしょうか?
これはあまりに不公平なのではないでしょうか?
「うつ病」で会社を休んだら、「言い訳」になってしまうのですからね。
うつオジサンだって「うつ病」でツラくて苦しい思いをしました。
何度も「自死」が身近にありました。
それでも、会社を休んだら「言い訳」になってしまうのです。
これはやはり不公平ではあるまいか?ねえ!
うつオジサンは、いい加減に思い出すのを止めたいのですが…!
うつオジサンは、いつまでもいつまでも会社で言われた言葉を思い出します。
その会社のことや同僚のことは、すっかり忘れられた気がしますが、うつオジサンに投げつけられた悪意のある言葉たちは、いつまでも忘れられません。
同僚のことは忘れなくてもいいのですが、悪意のある言葉を投げつけた人たちも同僚に含まれるので、すっかり忘れることにしました。
もちろん、元同僚から誘われれば飲みにも行きますし、LINEがきたら必ず返信しますよ。
「言い訳」と言った人は、とっくに会社を退職しています。
それ以外の言葉を投げつけてきた人たちも、とっくに退職しています。
しかし、うつオジサンにとっては、その人たちはいつまでも会社にいるのです。
うつオジサンは、いい加減に思い出すのを止めたいのですが、なかなかそうもいきません。
何しろ、うつオジサンの頭の奥の方にこびりついているのですから。
うつオジサンは、投げつけられた悪意のある言葉を思い出すことがたくさんあります。
しかし、以前のうつオジサンと違って、それらを思い出して「うつ状態」になることはありません。
まあ、いつまで経っても嫌な気分にはなりますけどね!