「うつ病歴21年目」のオジサンの闘病日誌です!「うつ病」かなって思ったら…!「うつ病」になっちゃったら…!「うつオジサンの闘病日誌」を読んでみてください!何かのヒントになるかもよ!

うつオジサンが考える「アドラー心理学」の効用とその可能性…!

うつオジサンは、ここ最近「アドラー心理学」を勉強しています。
なぜかと言うと、「遷延性うつ病」の方や「うつ病」からの回復期の方、職場に復帰して「うつ病の再発」を心配している方などの指標となるのではないかと考えているからです。
「アドラー心理学」は、人が幸福に生きるためには何が必要かを教えてくれます。

「アドラー心理学」とは何だ…?

アルフレッド・アドラーは、1870年にオーストリアで生まれた精神科医です。
フロイトやユングと並び「深層心理学の三巨頭」と呼ばれています。

うつオジサンは、はじめて「うつ病」になってからフロイトの心理学を学びました。
フロイトやユングが提唱した心理学は、“疾病者に対する治療の心理学”です。
そのため、個人の深層心理を追求したものになります。

一方、アドラーの心理学は、“健常者に対する教育的心理学”であり、対人関係こそが重要であると考え、コミュニケーションを変えることで症状や問題を解決しようとしています。
マイナスをゼロにするのではなく、より大きなプラスを作り出す健やかな心理学と言えるのかも知れません。

うつオジサンの場合、なまじ「フロイトの心理学」を学んでいたせいか、「うつ病」になってしまった原因追及ばかりを考えてしまって、未来のことや目的意識を疎かにしてしまっていたように思います。

「アドラー心理学」に触れて、うつオジサンは目から鱗が落ちる思いがしました。

先に“健常者に対する…”と書きましたが、何も健常者に対するものだけではなく、「遷延性うつ病(うつオジサンを含む。)」の方や「うつ病」からの回復期の方、職場や学校に復帰して「うつ病の再発」を心配している方々の指標になるもの、いわば参考書になるのではないかと考えました。

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「アドラー心理学」の目的とは…?

「アドラー心理学」の最終的な目的は、「共同体感覚」を構築することにあります。

「共同体感覚」とは、家族や友人、職場などのコミュニティの中で「所属感」や「共感」、「信頼感」、「貢献感」などを総称したものです。
この感覚に満ちた状態が人を幸せにするとされていて、アドラーの心理学が目指す理想と言えます。
アドラー心理学の実践とは、「共同体感覚」をいかに実践するかということと同意語なのですね。

「共同体感覚」をより具体的に言えば、「私は共同体の一員であり、共同体は私のために動いてくれて、私は共同体のために役立つことができる」といった感覚です。
「共同体感覚」を持っていれば、自分主体の考えから脱却でき、他者への関心が広がります。
また、「共同体感覚」をどれくらい持っているかが精神的な健康のバロメーターにもなり得るのです。

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うつオジサンが考える「アドラー心理学」の効用とその可能性…!

うつオジサンは、「引きこもり」の「うつ病患者」です。
「アドラー心理学」から言えば、うつオジサンはかなり不健康な人と言えます。
そして、うつオジサンの「うつ病」が回復するためには、「共同体感覚」を持たなければならにってことですね。
しかし、今すぐに「引きこもり」からは脱却できそうにありません。

「共同体感覚」は「アドラー心理学」の一つの大きなKEYWORDではありますが、「アドラー心理学」の中に出てくるものはそれだけではありません。
「うつ病患者」のためになることがたくさんあるのです。

うつオジサンは、「共同体感覚」以外の部分にも注視していて、それらが「遷延性うつ病」の方や「うつ病」からの回復期の方、職場に復帰して「うつ病の再発」を心配している方などの指標になるものと考えているのです。

今回はさわりの部分だけを書きましたが、「アドラー心理学」を体系的にまとめたものを『うつオジサンの闘病日誌』のメニューの中に加える予定です。

「アドラー心理学」あるいはその中に書かれていることが、「うつ病」で苦しむ方々のお役に立てるのではないかと、その可能性を大いに感じているところです。

その「アドラー心理学」を体系的にまとめたものが完成するまで、しばしお時間を…。

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