「うつ病歴20年目」のオジサンの闘病日誌です!「うつ病」かなって思ったら…!「うつ病」になっちゃったら…!「うつオジサンの闘病日誌」を読んでみてください!何かのヒントになるかもよ!

うつオジサンは、なぜできないのか?

うつオジサンは、目標やスケジュールを立てると、なぜかできません。
うつオジサンの最終目標は、「うつ病の人を笑わせること。」なのですが、そんな大それたことではなくて、毎日毎日の中でしなければいけないようなこと。
そう、ちっぽけな目標です。
うつオジサンは、なぜできないのでしょうか?

目標やスケジュールを立てると…。

うつオジサンは、本当に、ちっぽけなことができません。

例えば、「今日中に、あそこを掃除しよう。」とか「明日は、買い物に行こう」とか「今日こそお風呂に入ろう」とかいったことです。
「あそこを掃除しよう」といっても、部屋全体とかではないのです。
1㎡くらいのところです。
それができないと、次には「あそこができないなら、明日はそこのところを掃除しよう」と決めてしまいます。
でも、やはりできません。
あそこができないのに、そこのところができるはずはないのです。

もっと、時間軸を広げてみましょう。
今週中には、これとそれとあれをしよう。…と目標を立てます。
週末になり、これとそれとあれは案の定できていません。
何か一つでもいいからと思って見ても、何一つできません。
ホントに困ったもんだ!

もう少し、時間軸を広げてみましょう。
今月中には、これとあれだけは絶対にしなければならない。
絶対にしなければならないのですから、何としてでもするしかありません。
それはできるのです。
誰もしてくれる人がいないのですから、自分でするしかないのです。

今日、明日、今週できないことが、今月となるとできてしまうのです。何か不思議ですね。

普段、うつオジサンができることといえば、病院に行くことと近くのスーパーとコンビニ、ドラッグストアに行くことだけです。
これらにしても、行かずに済むのなら、きっと行かないのでしょうね。
(ちなみにドラッグストアは、うつオジサンが住んでいるマンションの左隣にあります。コンビニはマンションを一軒挟んだ右隣にあります。)

これとそれとあれをしようと、目標やスケジュールを立てるからできないのでしょうか?

目標やスケジュールを立てなければ…。

うつオジサンが目標を立てるからできないのではないか?と思って、目標やスケジュールを立てないでおくと、まったくもって何もしなくなります。
困ったもんだ×2です!


「うつ病患者」なので仕方がないさ、と思っていますが、月末までにしなければならないことは、きちんとできるのです。
それなら、月末までにしなければならないことを、今週中にしよう!と決めたとしても、「今月末までにすればいい」ことは自分で分かっているので、やはりできません。

うつオジサンは、完全なるA型のはず。完全主義者のはず。きれい好きなはず、整理整頓が好きなはず、…多分?

病院に行くことは、ちゃんとできます。
それに病院に行く日は、体調もすこぶる良いのです。それも毎回です。
一日入院なので時間がかかってしまいます。
一日がかりでも病院には行けるんですね。

なのに10分間、シャワーを浴びることができません。
1㎡の掃除ができません。隣のドラッグストアに行くこともできません。

困ったもんだ×3です。

うつオジサンのお引越し

うつオジサンは、昨年10月に引っ越しをしました。
引っ越し業者に見積もりをして貰ったのですが、一人暮らしなのにファミリーパックの量があるそうで、かなり高くなってしまいました。

何度も何度も書きますが、うつオジサンは「一人暮らし」です。
おまけに「うつ病」です。
何もする気がしないのは、あの頃も今も何ら変わりません。
それでも引っ越しするんじゃい!と決めたのです。

そこで、まずは断捨離じゃい…と思い、8月から3か月計画で物を捨てまくりました。
スーツが17着あったのですが、11着は捨てました。
洋服だけで指定ごみ袋(大)で6袋分捨てました。
タオルのもらい物が20数箱あったので、飲み屋のお姉ちゃん達にあげました。
それから弾かないギター1本(takamine)とマイクスタンドもあげました。
ギターアンプの一つと譜面台は義妹にあげました。
その他、アイロン&アイロン台、土鍋&電気の鍋、鉄板焼きプレートなどもおねえちゃん達にあげました。
また、ゴルフクラブとバッグ一式(テーラーメイド、ニューボール多数含む。)、ローボード×3、その他粗大ごみは、部屋とごみ置き場を台車で6往復して、そっと捨てました。

これだけするのに3か月かかりました。
こつこつとよく頑張ったもんだ。


そして、いざ分譲マンションを売りに出してみたところ、1時間で買い手が見つかりました。
不動産会社の人が会社に帰りついた頃に電話が来ました。
お礼の電話かと思いましたが、早速内検したいという人が見つかったとのことで、翌日には即決でした。

あまりの速さに、うつオジサンの引っ越し先もまだ見つかっていませんでした。
これまた、早くて、オートロックのマンションの角部屋がすぐに見つかりました。
それもすぐ近くのマンションでした。


分譲マンションの引き渡しは、まだ先だったので、うつオジサンの引っ越しが済んでからは、毎日掃除に行ってました。
買主側がクリーニング業者を入れる条件だったので、掃除をする必要などなかったのですが、感謝の気持ちを込めて掃除をしました。2週間くらい…。

新たに自分が住む部屋の方は、取り合えずテレビとベッドがあれば過ごせると思ったので、山のような段ボールは見ないようにしていました。
少しずつ段ボールを開けていきましたが、1か月かかりました。
まだ開けてもいない段ボールが数箱ありますが…。

うつオジサンは、4か月間一人でよく頑張ったもんだ…と自分でも思います。 

あの元気はどこ行った?

現在住んでいるマンションの家賃は、分譲マンションの住宅ローン代より高いのです。

それなのに、何故引っ越したかと言えば、カーテンを開けると、辞めた会社がどんと目の前に見えるからです。
ベランダで煙草を吸いながら、辞めた会社を眺めていました。
何とも気持ちが悪いものでした。それで引っ越しを決めたのです。

距離的には、2~300mくらい南下しただけです。
HOTELや他のマンションのおかげで、どこからも辞めた会社は見えません。これは有り難い!

気持ちはすっきりしましたが、「何もできない」ことが再び始まってしまいました。
あの元気はどこに行ったのでしょう?
また、引っ越しでもすれば元気が出るのでしょうか?
(2年契約だからなあ!無理だなあ!) 

pasja1000によるPixabayからの画像)
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