うつオジサンは「うつ病」なので精神科に通院しています。
また、うつオジサンは「足が痛い痛い」オジサンでもあるので、整形外科にも通院をしています。
「名前で呼ぶべきか?」
今日のうつオジサンは、「足が痛い痛い」方のオジサンとなって、整形外科に通院しました。
結構評判の良い整形外科なので、いつも患者さんでいっぱいです。
精神科の病院では、名前では呼ばれず受付をしたときに渡される「番号」で呼ばれます。
整形外科の病院では、大きな声で名前を何回も呼ばれます。
今日、たまたまうつオジサンが辞めた会社の先輩が、その整形外科に来ているのを見かけました。
…というより、その先輩の名前が呼ばれたので振り返ってみると、やはり会社の先輩でした。
うつオジサンの苗字は結構珍しいので、呼ばれるとすぐにうつオジサンだとバレてしまいます。
バレてしまうと「何故会社を辞めたのか?今、何をしているのか?」と聞かれることは確実です。
辞めた会社の人に会うといつも聞かれることです。
うつオジサンは、そのように聞かれることに、いい加減うんざりしています。
そこで、診察室のすぐ前の席に陣取り、名前が呼ばれたらすぐに診察室に入れるようにしていました。
うつオジサンの思惑通り、フルネームを呼ばれる前に診察室に入ることができました。
最終的には、会計のときにまた名前を呼ばれます。
会計であれば支払ってすぐに逃げれば、その先輩に声を掛けられることもありません。
結局、先輩と鉢合わせすることなく病院を後にすることができました。
整形外科でも名前を呼ばないで欲しい人だっています。
名前で呼ばなければならない理由があるのでしょうか?
精神科の病院のように番号制にしたらいけないのでしょうか?
「何回名前を呼ぶんだい!」
そこの整形外科は、評判が良いのでいつも患者さんでいっぱいです。
その割に受付から会計までの流れが悪いのです。
そのために待たされる時間もかかってしまっているのではないかと思います。
何度名前を呼ばれるか数えてみましょう。
① まず受付簿に名前を書き、診察券と保険証を渡します。
しばらくするとパソコンで検索して、うつオジサンの画面を出して、保険証を確認します。
そこで1回目の「〇〇さ~ん。」です。
そして、保険証が返されます。
② しばらくして2回目の「〇〇さ~ん。」と呼ばれ、その日の診察の内容を確認されます。
③ 診察室付近で待たされて、3回目の「〇〇さ~ん。」と呼ばれて、診察となります。
④ 最後に会計で「〇〇さ~ん。」と呼ばれて終了です。
4回も名前を呼ばれます。これは最低の場合です。
検査か何かがあるとその度に名前が呼ばれるので、その数はもっと増えます。
先に書いたように、評判の良い病院なので、いつも患者さんでいっぱいです。
…ということは、病院内の1階フロアーのどこかでいつも名前が呼ばれています。
もううるさいくらいに…。
名前を呼ぶ声が被ったりもしています。
看護師さん同士で譲り合っていたりするのも見かけます。
微笑ましい光景です。…ではないのです!
何か方策を考えろよ…と、うつオジサンはいつも思うのですが、何一つ変わることのない光景が続いています。
診察だけではなく、リハビリだけに来られる方もたくさんいらっしゃるのです。
(リハビリだけの方でも、最低3回は名前を呼ばれます。)
整形外科なので、車いすや松葉杖の患者さんもたくさんいらっしゃいます。
何度名前を呼んでも見つからない、答えない人もいます。
そのため、車いすや松葉杖の方々の間隙を縫って、受付の方や看護師さん、作業療法士さんなどが名前を連呼しながら走り回っています。
この病院では、診察券から電子カルテ、会計までパソコンで繋がっています。
いったい何のための電子化なのでしょう?
患者にとっては不便極まりない、非効率極まりない病院なのです。
どうしてそこに気が付かないのだろう?それが当たり前になっているのでしょうか?
評判に胡坐をかいてしまっているのではないのでしょうか?
こうなると、この病院自体が「機能不全」を起こしているとしか思えません。
また、待ち時間や順番の表示がないため、患者はひたすら自分の名前が呼ばれるのを待つしかありません。
うつオジサンが理事長や院長、事務長、いや一介の事務員であったとしても、改善できることはすぐに分かるはずです。
うつオジサンは、もう既に2、3の改善策を考えてあります。
フリーランスであるうつオジサンに任せて頂ければ、1週間で改善して見せましょう。
しかし、うつオジサンは「足が痛い痛い」患者でしかないので、依頼されることは100%ありませんが…。