うつオジサンは、3週間ぶりに飲みに行きました。
せっかくの時間を、自慢する人にぶち壊されてしまいました。
自慢をする人…!
うつオジサンは、自慢する人が嫌いです。
うつオジサンに限らず、誰だって人の自慢話を聞くことは嫌なものでしょう。
「飲み屋のおねえちゃん達」に会いに行くことは、うつオジサンにとって唯一の楽しみです。
お医者さんに一応はアルコールを止められているので、月に2~3回にしています。
うつオジサンは、家では飲みませんよ。
その月に2~3回の楽しみを、一人の人物の登場によって奪われてしまいました。
うつオジサンの定位置は、カウンターの端っこです。
カウンターに他のお客さんが来ても、うつオジサンの隣に座ることはありません。
しかし、昨日はお店も忙しかった。
新型コロナはどこに行ったのでしょうって感じでした。
うつオジサンが一人で飲みに行ける夜のお店は、そこのお店しかありません。
おねえちゃん達の話を聞きながら、黙々と、そしてチビチビと飲むのがいい。
なんか落ち着くのです。
それを一人の人物が横入りしてきて、うつオジサンの貴重な時間をぶち壊してくれました。
飲み屋でよくしゃべる人の話の内容は、たいてい愚痴と自慢話ですね。
うつオジサンは静かに飲みたいのです。
ましてや人の自慢話など聞きたくはありません。
勘弁して欲しい。
堂々と自慢する人は、自慢をしているという自覚を持って自慢をします。
なので、聞く側も自慢話として受け止めることができます。
しかし、愚痴や世間話をしながら、話しの端々に自慢話を散りばめてくる人の話は、一瞬考えさせられて、後からそれが自慢話だと分かると余計に気分が悪くなります。
最悪なのが、人の話に上から自慢話を被せてくる人ですね。
それも、その話に参加していないはずの人が、カウンターを移動して、うつオジサンの近くに寄ってきて、うつオジサンの話に上から自慢話を被せてくる。
それからは、その人の独壇場になってしまいます。
こうなるともう最悪ですね。
うつオジサンは、もう随分と長く引きこもりをしているので、自慢できることや物などまったくありません。
(ギターを5本持っていることくらいでしょうか。これは十分自慢に値するものです。一度しか使えない切り札ですけどね。)
ただ、おねえちゃん達の話を聞いて、チビチビと飲む、それだけを望んでいるのです。
それ以外のことは排除してほしいものです。
その中にはカラオケという大敵が含まれます。
カラオケ反対…!
人は、酔うとどうしてカラオケを歌いたくなるのでしょう。
カラオケなんか止めて欲しい。
うつオジサンはかなりの音痴ですが、うつオジサンより音痴なんじゃないのって人ほど、声が大きい。
そしてバカ騒ぎをする。これも勘弁して欲しい。
カラオケを歌いたいのであれば、カラオケに行って歌って欲しいものです。
カラオケ専門の同伴嬢やコンパニオンでもできないものでしょうか。
スナックで飲んで歌うよりもずっと安いはずです。
最大のメリットは、人に迷惑を掛けない!これが一番です。
スナックでバカ騒ぎをされると、おねえちゃん達との話も中断せざるを得ません。
酔っているからということは、人に迷惑を掛けてもいいという理由にはならないはずです。
カラオケはその歌声でそのお店が一杯になります。
その間は、うつオジサンの貴重な時間も奪われるということです。
お客さんが集団で来ると、カラオケが連続します。
そんな日は、うつオジサンは、いったい何しに行ったのだろうって思うことだってあります。
これはたまったもんじゃない!
過去を振り返ると、うつオジサンも若かりし頃、同様のことをしていました。
うつオジサンもオジサンになったものです。
他のお店を探してみたところで同じこと。
カラオケはどこのお店に行ったって、ついて回るのです。
逆にカラオケがないお店にはお客さんが来なくなるといった悪循環だってありますね。
それならば、キャバクラにでも行けばいいのでしょうが、そんなお金も勇気もありません。残念ながら…。
これは困ったもんだ!河野太郎行革担当大臣よ、行政改革で何とかしてもらえないだろうか?