「うつ病歴20年目」のオジサンの闘病日誌です!「うつ病」かなって思ったら…!「うつ病」になっちゃったら…!「うつオジサンの闘病日誌」を読んでみてください!何かのヒントになるかもよ!

うつオジサン、『勝つこと』と『負けること』について考える…!

人は、生きていれば、「勝ち負け」という場面に出会います。
勝てば「気持ちがいい」ですし、負ければ「悔しい」ですね。
今日は、『勝つこと』と『負けること』について考えてみました。

(kalhhによるPixabayからの画像)

うつオジサン、『勝つこと』と『負けること』について考える…!

『勝つこと』と『負けること』と言っても、何についての勝ち負けなのかで意味が大きく変わります。

何かのスポーツの試合であるとか、音楽だとか数え挙げると切りがありませんね。
これらが高校の部活や大学のサークルでの場合なら、楽しい思い出で終わらせることができます。
(これらの勝ち負けが、その後の人生を決める場合も稀にありますが…。)

勉強については、勝ち負けは別としても、少し頑張らなければいけません。
大学進学や就職に大きな影響があるからです。
目標を叶えるためには、学校での勉強は必要ないとしてもです。
学ぶことができなければ、あなたが目標を叶えることも疑問に思えてきます。

また、プロ野球やJリーグなどのスポーツの応援、競馬やパチンコなどにも勝ち負けはありますね。
これらは、次の機会があるので、悲観することもありません。
勝ち負けはどちらともたくさん起こるのです。
 
しかし、大学受験や就職試験となると話は変わります。
そこには勝ち負けという明確な線引きがあり、その後にも大きな差が出てしまいます。

不合格だった人は、「違う選択肢の中から選ぶ」か、「新たな目標の設定をする」か、…をしなければなりません。
ただ、その合否という勝ち負け自体が必ずしも「幸福」に影響を与えるものではありません。
(うつオジサンの負け惜しみです。)

例えば、一流大学を出て一流の会社に入ってはみたものの、人間関係が最悪であったり、嫌な上司がいたり、深夜まで残業する日が続いたり、同期での勝負があったりと決して幸せな仕事人生ではないかも知れません。
おまけに、会社の上司に紹介された好みではない女性と結婚する羽目になったりするかも知れません。
(うつオジサンは、三流大学卒なので、完全なるひがみです。)

一方、大学受験や就職試験で負けて、第一志望の会社に入れず、第二志望、第三志望の会社に入ったとしましょう。
その会社は、働きやすくて、人間関係も良好で、残業も少なく、一流会社と比べて給料が少ないことを差し引いても、仕事人生は幸福だったりするかも知れません。
おまけに、上司から理想の女性を紹介されて、幸せな家庭を築けるかも知れませんね。
(これまた、うつオジサンのひがみです。)

また、念願のプロ野球選手やJリーガー、その他のプロ(スポーツに限る。)の選手になれたとしても、多くは30歳代には引退することになります。
監督やコーチなどになれる人は、ほんの一握りの特別な人です。
多くの人たちは、新たな道を探さなければなりません。
その多くの人たちのことを、私たちはすぐに忘れてしまいますね。

「勝負は時の運、その過程が重要だ」という人がいます。
こう言えるのは、そのような勝負に勝ってきた人の言い分でしょう。
負けた方は、いつまでも「悔しさ」が残ります。
(稀に、その「悔しさ」を努力に変えて「勝つ」まで継続できる人もいますが…。)

また、人生において勝ち続ける人はいません。
三振をしなかったホームラン王がいなかったように…。
ホームランを打たれなかった名投手がいなかったように…。

うつオジサンが考える勝ち負けの違いは、「楽しむ」ことの多さの違いです。
仕事でもいいですし、趣味でもいいのです。
うつオジサンが考えている「老後は施設に入って、老いらくの恋でもするかあ。」でもいいのです。
どれだけ「楽しむ」ことがができたかどうかにかかっていると思うのです。
「楽しんだ」者の勝ちなのです。
「楽しむ」ことが多くできる人は、「幸福」をたくさん感じることができるでしょう。
「楽しむ」ことができない人は、「幸福」を感じることが少ないのでしょうね。

長い人生において、何かの「勝ち負け」には、さほど意味はないのではないでしょうか?

勝っても負けても…!

さて、大学受験や就職試験という勝負に、勝ったとしても負けたとしても、その人にはその後の「長い長い人生」があります。
そして、退職という定めに向かって歩いていくことになります。(自営業の方を除いて…。)

これは、うつオジサンの上司だった人に、3年ほど前に言われたことです。
「会社を退職すると、こんなにも会社と縁が切れるとは思わなかった。電話の一本も来やしない。」と言われました。そんなものなのかなと思っていましたが、うつオジサンが実際に会社を退職してみて、その上司が言われたことを痛感しました。
本当に電話一本来やしないのです。

たまにお店などで会社の後輩と出会うことがあります。
すると、必ず「今度飲みに行きましょうよ!」と言われますが、「今度っていつなのだろう?」って感じです。
「今度飲みに行きましょう!」は、社交辞令の代表格なので、お誘いの電話は一本も来やしないのです。

どうせ人生、勝っても負けても、いつの日かお迎えが来るのです。
遅かれ早かれの違いはありますが…。
勝っても負けても、いずれは骨になるだけなのです。
あまり「勝ち負け」にこだわらず、「楽しみ」を増やしてみませんか?
「負けるが勝ち」ってこともありますよ!

船

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