うつオジサンは、毎週木曜日に「ケタミン治療」を受けています。
「ケタミン治療」とは、「うつ病」の治療の一つであり、「ケタラール」という薬剤を点滴で受ける治療です。
治療を受けている間に、時折「幻覚」のようなものを見られるときがあります。
うつオジサンは、「幻覚」のようなものが見られることが楽しみで、治療を受け続けています。
今日の「ケタミン治療」～2021.12.9～
うつオジサンは、１年半ほど「ケタミン治療」を受け続けてきました。
そのおかげなのか、「自死願望」や「酷い落ち込み」に襲われることは少なくなってきました。
完全に「うつ病」が治ったわけではありませんが、「自死願望」や「酷い落ち込み」に襲われることが少なくなった分だけ儲けた気分がしています。
これは「ケタミン治療」さまさまかも知れませんね。
「ケタミン治療」に使用される「ケタラール」という薬剤は、麻酔薬の一種なので、時折、うつオジサンに「幻覚」のようなものを見せてくれます。
ほんの２、３か月ほど前までは、毎回のように「幻覚」のようなものが見られましたが、最近はうつオジサンの体内に「耐性」のようなものができたのか、「幻覚」のようなものが見られる日の方が珍しくなってしまいました。
「ケタミン治療」は、通院での治療が“禁忌（してはならないこと）”となっているため、一日入院での治療となります。朝から夕方まで病院にずっといるんですよ！
おまけに、朝飯抜き、コーヒーもタバコもダメなので、コーヒー好きでヘビースモーカーのうつオジサンには、結構ツラい朝になります。（うつオジサンはきちんと守って病院に行きますよ！）
それでも「ケタミン治療」を受け続けていられるのは、「幻覚」のようなものが見られるかも知れないことが大きいと思っています。
今日の「幻覚」のようなものは、とても不思議なものでした。
今日の「幻覚」のようなもの～2021.12.9～
先週、「幻覚」のようなものが見られたので、今日は見られないだろうと思っていましたが、うれしい誤算で「幻覚」のようなものが見られました。
その内容はというと、うつオジサンは飛行機に乗っていて、あちらこちらで飛行機から飛び降りるってものでした。
そのあちらこちらというのが、どうやら「世界遺産」か何かで観たような景色でした。
飛行機の後部から飛び降りると、パラシュートが開いたのか、ゆっくりとゆっくりと下降していきました。
世界中の「世界遺産」なんて、実際に行ったことも見たこともありませんが、ゆっくりとくるくると回りながら下降していきながら「世界遺産」を楽しみました。それも色んなところを…。
こんな映像は始めてでしたが、毎回このような映像を見せてくれたらいいのですが…。
うつオジサンは、高所恐怖症なのですが、飛行機の後部から飛び降りても全然怖さを感じませんでしたよ。
まあ、「ケタラール」という麻酔薬のなせる技なので、実際の高所恐怖症なんて出ないのですね。
「ケタミン治療」は、「自死願望」や「酷い落ち込み」がある人には即効性がある治療だと言われています。
「薬機法」が怖いので「効果がある」とは言えませんが、うつオジサン自身が１年半ほど受け続けてきて、「自死願望」や「酷い落ち込み」に苦しむことは少なくなってきたことは事実です。
うつオジサンの主治医も盛んに言っていますし、「ケタミン治療」で検索すると、きっとそのようなことにたどり着くと思います。
うつオジサンの場合、「幻覚」のようなものが見られるので、「ケタミン治療」が続いています。
しかし、いつも治療室は同じ顔触れなので、他の人も「幻覚」のようなものが見られているのでしょうか？
それとも「うつ病」に対する効果を感じているからなのでしょうか？
いずれにしても、うつオジサンは毎週木曜日に「ケタミン治療」を受け続けていくのであります。
