「うつ病歴20年目」のオジサンの闘病日誌です!「うつ病」かなって思ったら…!「うつ病」になっちゃったら…!「うつオジサンの闘病日誌」を読んでみてください!何かのヒントになるかもよ!

もっと景色を楽しもうよ…!

うつオジサンは、喫煙者です。こればかりは止められません。
うつオジサンは、一人暮らしなので部屋の中で煙草を吸っても、誰かに何か言われることも受動喫煙などの迷惑を掛けることもないのです。
それでも、必ずベランダで煙草を吸っています。
(ベランダで吸う方が周りの方に迷惑かも知れませんね。)
それは、景色を楽しむことが理由の一つになっています。

うつオジサンの部屋から見える景色…!

うつオジサンの住んでいる部屋から見える景色が、きれいだとか眺めが良いとかいうことではありません。
ベランダから見える景色は、多くのマンションと大きな病院くらいのものです。

ただ、ベランダで煙草を吸っていると色々なことに気がつきます。また、人の動きも景色の一部だと思って見れば、面白いものですよ。

例えば、コンビニの裏側も見えるのですが、よく高校生の男女がいちゃついています。
おそらく、コンビニの裏側なので誰も見ていないと思っているのでしょう。
しかし、うつオジサンから見れば正面なのです。
この二人に何かが起こらないかと期待してみていますが、まだまだ爽やかな二人のようです。
少し残念です…。

また、大きな郵便局の裏側も見えます。
郵便を配達して帰ってきたバイクは、必ず裏側に来て並べられたコーンをジグザクに交わしてから、配達するものを受け取りに再び戻って行きます。
配達人の見えない工夫や努力を垣間見ることができます。
その郵便局の駐車場では、毎日壮絶な駐車場争いが行われています。
駐車場での暗黙のルールといったことが無視されて、我先にと駐車していく様をみるにつけ、悲しい気持ちになりますし、譲り合いを見かけると気分が良くなります。

遠くに目をやると、南には海も見えます。
また、北東の山の上の展望台も見えます。
夜になると、北西の空から空港へと向かう飛行機の両翼に光る赤と青のランプも見えます。
時には列をなして飛んでくるので、空港は大丈夫かな?…と心配してみたりもします。

こうして景色を眺めていると「うつ病」のことなど忘れてしまいます。

Marc ManhartによるPixabayからの画像)

「歴史」を感じる…!

うつオジサンが見ている景色は、1万年ほど前は海だったところです。
また、うつオジサンが住んでいる辺りは、つい30年前は田んぼが広がっていました。
そう思えば、時の移ろい、歴史を感じます。

展望台がある北東の山、飛行機が飛んでくる北西の山の高さの台地に、遠い昔、縄文人が暮らしていました。
その台地に三方を囲まれた平野部に、うつオジサンは住んでいます。 
歴史が大好きなうつオジサンは、想像力を掻き立てられます。
 
歴史は、あくまで勝者の記録です。
必ずしも事実とは言えません。
そうであったとしても、歴史に思いをはせると気持ちが高ぶってきます。
これは、うつオジサンに限ってのことです。
しかし、歴史に思いをはせている間、「うつ病」のことなど忘れてしまいます。

教育
Gerd AltmannによるPixabayからの画像)

もしも、あなたが「うつ病」の中にいるのなら、少しだけ風景を眺めてみてください。
そして、少しだけ住んでいるところの歴史に思いをはせてみてください。
ほんの少しでいいのです。

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