「うつ病歴20年目」のオジサンの闘病日誌です!「うつ病」かなって思ったら…!「うつ病」になっちゃったら…!「うつオジサンの闘病日誌」を読んでみてください!何かのヒントになるかもよ!

うつオジサン、「禅」の本を読む…!

「自分はダメだ」と心が自分を責め始めたら… 過去と自己

私たちを苦しめる最大の悩みはなんでしょうか?

それは、過去を思い出すことです。失敗、つらい体験、受けた体験、受けた侮辱など、昨日の自分、一か月前、5年前、10年前の自分を思い出し、「なぜ、あんなことをしたのだろう。あれさえなければ…」「あの仕打ちは忘れられない。苦しい。恥ずかしい。」と自分を責め、人を恨みます。

高田 明和 氏著(浜松医科大学 名誉教授) 「一秒」禅 心がスーッとなる“気づき”の練習帖
しゃぼん玉

うつオジサン、「禅」に触れる…!

最近、この手の投稿が増えていますね。

一昨日の「疲れ」、昨日の「ねたみ」、今日は「過去と自己」です。
 
今日、久しぶりに本棚から「禅」の本を引っ張り出してみました。
その本の一番初めに書いてあることです。
いかに、うつオジサンが過去にとらわれていたのかが、1ページ目に書いてありました。
うつオジサン、ナイスチョイスです。

うつオジサンは、やはり過去の自分を責めています。
昨日の投稿では、同期が出世しても「ねたみ」の心は持たなかったと書きました。
しかし、「うつ病」になった自分を責めているのです。
うつ病歴16年目なので、15年以上も自分を責め続けてきたように思います。

”自分を責める気持ちからは、逃れようもなく、耐えられないものです。
その苦しみから逃れるために人は努力をします。
しかし、その最中にあっても、失敗したり、傷つけ傷つけられ、さらに苦しみがましていくのです。
こうして自信を失い自尊心を失っていきます。(同著より一部抜粋しました。)”

そして、私の行き着いた先が「うつオジサン」であり、「引きこもり」だったのですね。

なぜ、読書というものが大切なのか、それをどう自分の中に吸収するかが大事なのか、うつオジサンはまったく理解していませんでした。
今日、この本を手にしたのは、何かの縁なのでしょうか?
それとも偶然?目の前が少し開けてきた気がします。
 
この高田 明和氏の著書に『責めず、比べず、思い出さず』という本があります。
タイトルのとおりの本ですが、感銘を受けた記憶があります。
うつ病からの回復期にある方には、お勧めの本ですよ。

話を戻しましょう。
釈尊(お釈迦様ですね。)の教えに「諸行無常」があります。
すべてのものは、一瞬として同じではないという教えですね。

過去に失敗をした自分、傷つけられた自分は、もういないのです。すでに別人なのですね。
(目の前が少し開けてきた気がしたうつオジサンも、すでに別人なのです。明日には忘れていることでしょう!)

釈尊の「諸行無常」の教えは、忘れないようにしよう…と思ったうつオジサンなのであります。
(そう思ったうつオジサンも、すでに別人なのですけどね!)

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