「うつ病歴20年目」のオジサンの闘病日誌です!「うつ病」かなって思ったら…!「うつ病」になっちゃったら…!「うつオジサンの闘病日誌」を読んでみてください!何かのヒントになるかもよ!

「双極性障害(躁うつ病)」の症状とその治療法について調べてみました…!

うつオジサンは、主治医から「双極性障害(躁うつ病)について調べるように…。」と宿題を出されています。「双極性障害(躁うつ病)」の症状と治療についてです。
うつオジサンの「うつ病」がなかなか改善しないため、「双極性障害(躁うつ病)」ではないかと疑っているのです。
うつオジサンとしては、「単極性うつ病」だと思うのですが…。

「双極性障害(躁うつ病)」の症状とその治療法について調べてみました…!

「双極性障害(躁うつ病)」とは、うつと躁の状態が交互に起こり、それを繰り返す疾病のことです。

うつ状態のときには、活動が極端に下がってしまい、何もしたくない、消えてしまいたいなど全般的な意欲が失われてしまいます。
躁状態のときには、気分が高ぶり活動的になり、結果として人間関係を壊してしまったり、多額の借金を抱えてしまったりして、社会的生命を脅かすことにもつながることもあります。

「うつ状態」に加えて、激しい躁状態が起こる双極性障害を「双極性Ⅰ型障害」といい、「うつ状態」に加えて、軽躁状態が起こる双極性障害を「双極性Ⅱ型障害」といいます。
どちらもある一定の期間は服薬を欠かさず再発を予防することが大きな目標となります。

双極性障害は、いったん症状が寛解(かんかい:一時的に回復した状態)したり、躁状態になると病気であることの意識が下がってしまうために服薬を続けることが困難になったり、途中で服薬を止めてしまったりして再発してしまうことや、激しい躁状態のときには入院治療が必要になることも多いようです。

原因は明確になってはいませんが、ドーパミンなどの脳機能を全般的に調整している神経伝達物質の機能が変化して、脳内の情報伝達が乱れることによって起こると考えられています。

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「双極性障害(躁うつ病)」の疫学…!

「双極性障害(躁うつ病)」に罹る性差はあまりなく、比較的に若年性発症が見られるようです。
生涯有病率は1%未満といわれていますが、実際には軽症例では見逃されやすく、また「双極性Ⅱ型障害」で軽躁症状の判断が難しい場合には、「うつ病」として治療が開始されていることにも注意が必要みたいです。

「双極性障害(躁うつ病)」の症状…!

躁状態は、気分が高揚し、意欲も亢進(たかぶること)して、活動性が亢進している状態です。
そのため、躁状態というのは、「うつ病」と逆の状態として説明されることが多いようです。

躁状態では、誇大妄想から話を膨らませて話したり、話題をポンポンと飛ばして多弁になります。
眠れないというよりは、眠らなくても大丈夫と感じるといった理由で不眠に陥ることも…。
また、イライラしやすくなることもあり、人間関係に問題が生じてしまう場合もあるのだとか。

躁状態のエピソードは、次のうち3つ以上が少なくとも1週間続くことで判断されます。
1.自尊心の肥大、または誇大妄想がある。
2.睡眠欲求が減少している。(数時間眠っただけで休息が十分に取れたと感じる。)
3.多弁で止まらない。
4.観念奔逸している。(次から次へポンポン考えが飛ぶなど)
5.注意散漫で易刺激性である。(外的な刺激ですぐに注意がそがれる。)
6.目標指向性の活動の増加、または精神運動焦燥(無意味な非目標指向性の活動がある。)
7.悪い結果になる可能性が高い活動に熱中する。(買い漁り、投資、ギャンブルなど)

※ 軽躁病エピソードでは、少なくとも4日間、ほぼ毎日、1日の大半において持続するとされています。

背景

双極性障害の治療と対応…!

薬物療法

双極性障害の治療に用いられるお薬は、気分安定薬と非定型抗精神薬の2つに大きく分類されます。
気分安定薬は、躁状態とうつ状態の治療と予防に効果があり、双極性障害治療の基本となります。

気分安定薬:炭酸リチウム、カルパマゼピン、バルプロ酸ナトリウム、ラモトリギンなど

※ 副作用:意欲低下、吐き気・嘔吐・下痢などの胃腸症状のほか、口の渇き、多尿など

血中濃度があがると中毒症状として意識障害やけいれん不随意運動などがみられるため、定期的に血液検査をする必要があります。
また、腎障害がある方は炭酸リチウムの体内貯留を起こしやすいため、避ける必要があります。

抗精神病薬:オランザピン、アリピプラゾールなど

※ 不眠を併発することがあるため、睡眠薬(ベンゾジアゼピン)も効果があります。

精神療法

双極性障害では、薬物療法が症状に対して大きな効果をもたらします。
一方で、精神療法では、双極性障害によって偏ってしまった考え方の癖を、認知行動療法だけでなく社会適応能力の向上を図るための働きかけとして継続していくことが必要です。
特に、物事に白黒をつけられずにはいられないなどの認知の歪みは、治療者と患者が一緒に探り出して修正する作業をする手順を繰り返して行います。

また、心理教育を行い、双極性障害という病気をしっかりと理解し、躁・うつエピソード時の症状やそれによってもたらされる関係性も理解することが必要です。
再発の防止に努めることや、不眠を再度引き起こさないためにも環境調整といった規則正しい生活リズムに戻すための働きかけも必要になってきます。

うつオジサンの「うつ病」は、「双極性障害(躁うつ病)」じゃないよなあ…?

「双極性障害(躁うつ病)」の症状や治療方法について、上記のとおり調べてみました。

躁状態のエピソードに書かれていることの「4.観念奔逸している。」と「5.注意散漫で易刺激性である。」については、多少心当たりがないでもないのですが、それ以外はまったく当てはまりません。

ということは、うつオジサンはやはり「単極性うつ病」ではないのでしょうか?

次は、もしもうつオジサンが「双極性障害(躁うつ病)」であった場合、「単極性うつ病」と「双極性障害(躁うつ病)」のお薬について、どのように移行させていったらいいのかについて調べてみようと思っています。

そこまでやれば、うつオジサンの主治医も許してくれるのでは…?

ちなみに、うつオジサンが服用しているお薬は ⇨ こちらから…!

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