「うつ病歴20年目」のオジサンの闘病日誌です!「うつ病」かなって思ったら…!「うつ病」になっちゃったら…!「うつオジサンの闘病日誌」を読んでみてください!何かのヒントになるかもよ!

『不器用』であるということ…!

うつオジサンは、『不器用』です。それもかなりの『不器用』です。
いい意味でも、悪い意味でもそうなのです。

『不器用』な男…!

うつオジサンは、『不器用』な男ですけん、『器用』には生きられんとです。

いつからだろう?自分が『不器用』だと気づいたのは…。
きっと会社に入ってからか?いや、もっと前からでしょう。
ただの『不器用』ならば、格好はいい。
しかし、そこに頑固さとひねくれた性格が加わると、手に負えません。

『不器用』とは、“手先でするわざが悪い”とか“器用でない”、“ぶきっちょ”…なのだそうです。

うつオジサンは、大人になった頃から、指が震え始めたので手先ですることは苦手でした。
おかしなもので、中学一年から始めたギターを弾くときには、指は震えません。
うつオジサンが言いたいのは、そういう『不器用』ではないのです。

生き方が、生き様が『不器用』なのです。それに頑固でひねくれ者です。

例えば、自分で決めたルールとか枠組みとかは必ず守ります。そうしなけらなければ気持ちが悪い。
それらを他の人にも押し付けるものではありません。これは、うつオジサンだけのルールです。
ほんの小さなことかも知れません。

『不器用』だっていいさ…!

『不器用』な生き方をしていると、損得で考えると確実に“損”をしています。
『不器用』な上に、頑固とひねくれ者が加わるのです。“損”をしないはずがありません。
それが分かっているからといって、今さら治せるものではありませんしね。

『不器用』は、遺伝するのでしょうか?歳を取るごとに父に似てきました。

うつオジサンがまだ幼き頃、公務員をしていたわが父は、職場の表彰状を書いていました。
父も普段は手が震えていました。なのに、表彰状を書く時には、震えは止まっていました。

しかしながら、父も『不器用』だったのです。
弟が結婚した時の披露宴、新郎の父としてのあいさつで読み間違えました。
(準備した紙、3枚中の2枚目の途中で間違えました。)
普通なら、そこから読み進めるでしょう。
しかし、わが父は「もとい!」と叫び、また1枚目の初めから読み始めました。
あきれるやら、恥ずかしいやら…!弟にとっても、きっと忘れられない披露宴だったと思います。

うつオジサンもきっと、このDNAを受け継いでいるのでしょう。
『不器用』な男ですけん、『器用』には生きられんとです。

損得で考えれば、『不器用』は“損”をします。それでもいいじゃないか!
今になって考えると、弟の披露宴で読み間違え、1枚目から読み始めた父を誇りに思います。
仕事を休むこともなく働き続けた父を誇りに思います。

うつオジサンの『不器用』さも、きっとこのままでいいのだと思います。
生き方が『不器用』でも、生き様が『不器用』でも、芯が通った『不器用』であればいいのです。
頑固とひねくれ者も、芯が通っていればいいのです。

うつ病歴17年目のうつオジサンは、そのようにしか生きられないのですから!

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Pandanna ImagenによるPixabayからの画像)
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