「うつ病歴20年目」のオジサンの闘病日誌です!「うつ病」かなって思ったら…!「うつ病」になっちゃったら…!「うつオジサンの闘病日誌」を読んでみてください!何かのヒントになるかもよ!

うつオジサン、「うつ病」と「不安」について考える!

うつオジサンは、今日「ケタミン治療」を受けながら、たくさんの「不安」を感じました。
そこで、うつオジサンは「うつ病」と「不安」について考えてみました。

※ 「ケタミン治療」や「ケタラール」の「効果」、また「幻覚」といった表現につきましては、うつオジサン個人の体験によるものです。

「うつ病」だから「不安」を感じるのか?

うつオジサンは、毎週木曜日に一日入院をして「ケタミン治療」を受けています。
毎週書いていますが、「ケタミン治療」とは「ケタラール」という薬剤を点滴で受ける「うつ病」の治療法です。
この「ケタラール」は、劇薬(麻薬)にも指定されている薬剤です。
まったく怖い薬剤でも治療法でもないのでご安心を…。

「うつ病」の治療で受けている「ケタミン治療」ですが、今日は始めて「不安」を感じてしまいました。
いつもなら、治療後はスッキリした気分になるのですが…。

うつオジサンが「ケタミン治療」を受け続けていられるのは、「幻覚」のようなものが見られるからなのですが、ここ1か月ほど見られていませんでした。
今日は、久しぶりに「幻覚」のようなものを見られました。
同時に、たくさんの「不安」も覚えました。
「うつ病」の治療なのに、「不安」を感じるとは如何なものでしょう?

それらのことは置いておいて、「うつ病」と「不安」について考えてみましょう。

「うつ病」になってしまうと、誰だって「不安」を感じるものですよね。
もしかすると、「不安」を感じることを飛び越えて、何も感じないってことさえあるかも知れません。
それも置いておきましょう。

「うつ病」になって感じる「不安」は
・仕事や学校に戻れるだろうか?
・「うつ病」は良くなるんだろうか?
・他の人に迷惑を掛けているんじゃないか?
・この先どうなってしまうのだろう?
・自分なんか生きていてもいいんだろうか?
・生きている意味があるんだろうか?
・働かなければ食べていけない、でも働けない、どうしよう?
…と、疑問符だらけになってしまいました。

これらは、うつオジサンが「うつ病」が改善せずに、会社を辞めてしまった頃に感じていた「不安」も多く含まれています。(…というか、最初の部分以外全部ですね。)

「うつ病」の症状が現れていないときに考えると、なんて馬鹿なことを思っているんだろうと思います。
しかし、一度「うつ病」の症状が現れてしまうと、次から次から「不安」が襲ってきます。
病気の症状が現れているのですから、考えてみたってどうしようもないのですが…。

これらは、“心”の病ならではの「不安」かも知れませんね。

「不安」を感じないために…?

うつオジサンは、うつ病歴17年目のオジサンです。
今でも「不安」を感じるくらいですから、うつオジサンにその問いについて答えられません。
最初に謝っておきますね。「ごめんなさい!」
何しろうつオジサンも現役バリバリの「うつ病患者」なのですから…。

ただし、うつオジサンには週に半分くらい元気な日があります。
そんな日には、「うつ病」のことを勉強してみたりしてみなかったり、調べてみたりみなかったりしています。
元気な日くらい「うつ病」のことなど忘れて、楽しいことをすればいいのですが、「楽しいこと」が見つかりません。残念ながら…。

「不安」を感じないためには、きっと「楽しいこと」があればいいのでしょうね。
これがまた難しいのです。「うつ病患者」には…。だって、楽しくないのですから。

「不安」を感じないためには、きっと趣味があればいいのでしょうね。
これがまた難しいのです。「うつ病患者」には…。だって、趣味ができないのですから。

「不安」を感じないためには、きっと誰かと話をすればいいのでしょうね。
これがまた難しいのです。「うつ病患者」には…。だって、話しをしたくないのですから。

「不安」を感じないためには、きっと誰かのことを想えばいいのでしょうね。
これがまた難しいのです。「うつ病患者」には…。だって、異性に興味が持てないのですから。

「不安」を感じないためには、うつオジサンのことを思い出してみてください。
これくらいならば誰にだってできるでしょう!
こんな無様なうつオジサンだって生きているのですからね~。
少なからず、ホッとするのではないでしょうか?

折しも、今日は3月11日。東日本大震災から10年経つのですね。
たくさんの方々が亡くなりました。たくさんの物が失われました。
そしてたくさんの方々が悲しみ、傷つき、恐れ、苦しまれたことでしょう。

そのような方々のことを思うとき、うつオジサンの「うつ病」や「不安」はどこかに飛んでいきます。
あまりにも悲惨な出来事過ぎて、うつオジサンは自分の「うつ病」のことなど忘れてしまうのです。「不安」なことなど忘れてしまうのです。

大震災に遭われた方々から見れば、このようなことを書くことは、大変失礼なことなのかも知れません。
どうかご容赦ください。
そのような方々のことを思うと、うつオジサンの「うつ病」や「不安」などゴミのようなものです。

それでも、うつオジサンは生きていかねばなりません。
みんな生きていかねばなりません。
だって生まれてきたんだもん!

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