「うつ病歴20年目」のオジサンの闘病日誌です!「うつ病」かなって思ったら…!「うつ病」になっちゃったら…!「うつオジサンの闘病日誌」を読んでみてください!何かのヒントになるかもよ!

うつオジサン、「うつ病」と「転院」と「セカンドオピニオン」について考える!

うつオジサンは、うつ病歴17年の間で5回の転院を経験しました。
また、同じ病院内で主治医の変更をお願いしたこともあります。
それは、「自分」を守るために「自分」で選んだことでした。

「うつ病」と「転院」について…!

お医者さんと言っても、色々なタイプのお医者さんがいらっしゃいます。
その中には、精神科の医師としては失格ではないかって思われるようなお医者さんも現実にいます。

精神科のお医者さんは、優しく接してくださるお医者さんがほとんどです。
精神科のお医者さんは、その性質上「優しさ」は不可欠な要素だとうつオジサンは思っています。
優しくないお医者さんは、精神科の「うつ病患者」としては勘弁して欲しいのです。

また、優しく接してくださっても、診察時間が1、2分で、ただプリンターから打ち出された処方箋にハンコを押すだけのお医者さんも勘弁して欲しいです。ホントにいましたよ。そこに半年間通院しました!

うつオジサンは、うつ病歴17年目のオジサンです。
これまで、6つの病院で7人の主治医に診察をしてもらってきました。
うつオジサンのために働いてくださった方々は、お医者さんだけでなくて、看護師さんや精神保健福祉士、臨床心理士の方々などで、何人なのかは数えきれません。
そのような方々もほとんどは「優しさ」を持って接してくださいました。
しかし、やはりそうでない人はどこにでもいるのです。

うつオジサンの「転院」は、ほとんどが距離的なものが理由です。
しかし、中にはその病院自体に腹が立って「転院」したこともあります。
お医者さんにも看護師さんにも腹が立って仕方がなかったのです。
現実にそのような病院があることも事実です。

そのような場合には、「転院」することを考えなければいけません。
うつオジサンは、一人暮らしが長く、相談できる人もいなかったので、すべて一人で考えて判断しなければなりませんでした。
家族がいらっしゃれば、家族で話し合ってみてください。通院の際に付き添ってあげることも一つの手段ですよ。

みんな、自分のことは自分で守らなければなりませんからね。

「セカンドオピニオン」と「転院」…!

「セカンドオピニオン」とは、主治医以外の第二の医師の意見を聞くことをいいます。
うつオジサンも一度活用したことがあります。

うつオジサンは、その主治医や病院が信頼できなくなり腹が立っていたために、「セカンドオピニオン」のことを精神保健福祉士の方に相談してみました。
すると、その精神保健福祉士の方は、慌てて主治医のところに行きました。
精神保健福祉士の方が帰ってくると、「主治医が話をしたい」と言っているようでした。
うつオジサンは、「主治医とは話をしたくない。」と断ると、それなら「セカンドオピニオン」はできないと言われました。

通常ならば、主治医と話をして「セカンドオピニオン」の相談をして、主治医に「紹介状」を書いてもらって受けるらしいですね。

うつオジサンは、仕方なく主治医に会って話をしました。
当然、「何故、セカンドオピニオンを受けようと思ったの?」と聞かれます。
「お前がダメ医者だから…!」とは流石に言えないので、大人の対応をしましたが…。
そして「紹介状」を書いてもらって、5,000円取られました。
“まったくなんてこった!”って話ですよね。

また、ある主治医からは「病院を変わるときには、紹介状を書いてもらうのが当たり前でしょ。医師同士にも礼儀ってものがあるんですよ。患者にも道徳ってものがあるでしょ。」と言われました。
患者にとって、医師同士の礼儀など知ったことではないですし、他の病院の診察を受けるのが、なぜ道徳に反するのかまったく意味が分かりません。

患者にとって、その病院なり主治医がダメだと思うから他の病院の診察を受けたいと思うのですし、病院を変わろうと思うのです。
他の病院の診察を受けるために「セカンドオピニオン」を受けたとしても、逆に医師同士の礼儀が邪魔をして、主治医に対して悪いことは言えないのではないでしょうか。
その証拠に「セカンドオピニオン」を受けた医師からは、「今の病院での診察をお勧めします。」ってことでした。
おまけに「紹介状代」に5,000円も取られるとは、踏んだり蹴ったりですよね。

「セカンドオピニオン」は、もっと柔軟な対応が必要なのではないかと思う、うつオジサンなのでありました。

「転院」は、流石に十分な検討が必要ですね。
うつオジサンは、1か所だけはどうしても我慢ができなくて、現在の病院に電話で相談してみました。
もちろん、正直に話をしましたよ。
すると「すぐに来てください。」とあっさりと引き受けてくださいました。
それ以降は、現在の病院に入院したり、通院したりしています。
現在の主治医は、これまでで一番いいお医者さんでもあります。

「うつ病」のときには、そのようなことは考えられないものですが、「うつ病」が改善してくると、その病院の良し悪しが分かるようになります。

「セカンドオピニオン」や「転院」を考える必要がある場合には、家族がいらっしゃれば、家族と十分に話し合って、一人暮らしならば十分に考えて結論を出してくださいね。
うつオジサンが思うその判断基準は、その病院や主治医に我慢ができるかできないかだと思っています。
うつ病患者に、そのようなことを感じさせる病院ってのもどうかと思いますが…。

病院が患者を選ぶのではなくて、患者が病院を選ぶのですよ。

※ これは、あくまでも精神科の病院・医師に限ってのお話しです。

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