うつオジサンは、「うつ病」になってから、たくさんの「無理解者」からの攻撃を受けたことを思い出しました。
新たな年度になり、ふと辞めた会社のことを考えているうちに思い出してしまいました。
「無理解者」からの攻撃(言葉)は、思い出すと今でも嫌な思いをしてしまいます。
そして、いつまでも忘れることができないようです。
「うつ病」に対する「無理解」…!
うつオジサンは、「うつ病」に対する「理解」は、社会全体から見ると随分進んできたように感じています。
例えば、身近に「うつ病」になった人がいたり、会社の研修などによって、「うつ病」が少しずつ「理解」されてきたのでしょう。
しかし、相変わらず「うつ病」が「理解」できない人たちや、変な方向で「理解」している人たちがいることも事実です。
そして、「うつ病」から復帰してきた人に無理な要求をしてきたりもします。
「うつ病」を「理解」できない人たちは、「うつ病」になった人が職場復帰してきたら、「うつ病」が完治したものと思っているのでしょう。
一方、「うつ病」から職場復帰した人は、職場復帰ができるだけの状態に戻ったとしても、“心”が弱くなっています。いわゆる、“ビビリ”になってしまっているのです。
なので、ちょっとしたことが気になってしまったり、考え込んでしまったり、“心”が縮こまってしまっていたりもします。
ちょっとしたことに“心”が反応してしまうのですね。
このことは「うつ病」が「再発」する可能性が、約70%と高いことからも分かるでしょう。
うつオジサンは、小学校から始めたサッカーで「うつ病」で入院した41歳まで先発出場していましたし、会社のサークルのソフトボール部で監督を8年間務め、フルマラソンも5回完走しました。
なので、うつオジサンはバリバリの体育会系なのです。
仕事でもプロジェクターを抱えて、あちらこちらでプレゼンテーションを5年以上行ってきました。
そんなうつオジサンでさえ、“心”が縮こまって弱くなってしまったのです。
また、「うつ病」を変な方向で「理解」している人たちは、「うつ病」になった人が職場復帰してきたときに、その人を特別扱いをしてしまったり、よそよそしく扱ったり、偏見の目で見たりします。
「うつ病」から職場復帰した人は、ただ普通に扱って欲しいと思っているのです。
それなのに、特別扱いされたり、よそよそしくされてしまうと逆に困ってしまいます。
これらのことは、うつ病歴17年目のうつオジサンが経験してきたことの中で感じたことです。
「うつ病」を「理解」してくれない人は、まだまだたくさんいるようですよ。
「周囲の無理解者」が「再発」を招く…!
うつオジサンは、会社で働いていた頃、本当にたくさんの病気休暇を取らせて頂きました。
これは言い訳のしようもない事実です。
ただ一つだけ言わせて頂ければ、会社に行きたくても行けないのです。
うつオジサンは、働いていた会社が好きでした。
…にも関わらず、会社に行けないのです。
この原因は、「うつ病」がもたらす「不眠」と「頭痛」でした。
若い頃は、多少「不眠」の日が続いても、会社に行くことができましたが、40歳を境にして、次第に会社に行けなくなりました。
そして、何度も(5回)入院と退院・復職を繰り返しました。
すると、「周囲の無理解」な人たちは、うつオジサンに攻撃をしてきました。
“口撃”と言ってもいいかも知れませんね。
うつオジサンに仕事をサボっているかのように言われたり、給料分働けみたいなことも言われました。給料泥棒のようなことも言われましたね。他にも多数ありますが…。
“心”が弱っているのに、このようなことばかり言われると、その先には「再発」しか待っていませんでした。
今日思い出したことは、10歳以上も年下の後輩から言われた言葉でした。
内容は書きませんが、まさに「うつ病」に対する「無理解者」の言葉でした。
どうして「うつ病」の人や「うつ病」が回復して職場復帰した人に、「無神経」な言葉や「無責任」な言葉を投げつけるくるのでしょう?
それも、どストライクな“言葉”を投げつけてくるのでしょう。
どストライク=言われたくない言葉ですね。
このようなことを経験してきたために、うつオジサンは『うつオジサン』になりました。
そして、うつオジサンは、これからも「うつ病」に対する「理解」を深めてもらえるような投稿をしていこうと思っています。
それが「うつ病」で好きな会社を辞めた「うつオジサン」にできる唯一のことだと思うからです。