うつオジサンは、昨日の夕方から「うつ状態」になっていました。
今日は「ケタミン治療」の日でしたが、「うつ状態」から抜け出せずにいました。
病院に行けるかどうか、目覚めてからずっと心の中で葛藤していました。
※ 「ケタミン治療」の「効果」、また「幻覚」といった表現につきましては、すべてうつオジサン個人の体験によるものです。
「ケタミン治療」の効果…!
うつオジサンは、主治医から「体調が悪かったり、うつ状態の時こそケタミン治療を受けてください。」と言われてきました。
しかし「うつ状態」の時には、何もできないのです。
病院に行くこともその一つです。
先月、「うつ状態」で一度だけ病院に行けませんでした。
今日は、主治医の言葉を思い出して、精一杯頑張って病院に行きました。
そして「ケタミン治療」を受けることができました。
結果から言えば、「うつ状態」は見事になくなりました。
元気になったのです。さすがはお医者さんですね。
ただし、今日は「ケタミン治療」を受ける時に見える“幻覚”らしき物を見ることはできませんでした。
うつオジサンは、その“幻覚”らしきものを見るのが楽しみで、これまで「ケタミン治療」を受け続けてきました。
“幻覚”らしきものを見られなかったのは残念ですが、「うつ状態」から抜け出せたので良しとしましょう。
…と言うか、「うつ状態」を改善するために「ケタミン治療」を受けているので、うつオジサンの場合には本末転倒ですね。
さて、“幻覚”らしきものと呼んでいいのかは分かりませんが、その“幻覚”らしきものを見ている間は自分を失います。
その“幻覚”らしきものが見られるのは、点滴を始めてから15分から20分後くらい経ってからです。
そして、看護師さんが点滴を抜くまで見ることができます。
だいたい10分~20分くらいの間でしょうか。
“幻覚”らしきものが見られて、「うつ状態」からも抜け出せるのですから、うつオジサンにとってはきっと合っているのでしょうね。
“幻覚”らしきものと言っても、怖いものとか嫌なものとかではまったくありません。
うつオジサンにとっては非常に「面白い」ものです。
目を開ければ、病室の天井が見えます。
目を閉じれば、また“幻覚”らしきものが現れます。
“幻覚”らしきものを見るのが嫌であれば、ずっと目を開けていればいいのです。
うつオジサンは、お医者さんではなくてただの「うつ病患者」です。
…なので、お勧めですとは言えません。残念ながら…。
ただ一つツラいことは、一日入院でなければケタミン治療は受けられないことです。
これさえなければ、うつオジサンにとっては良い治療法なのですが、一日の長いこと長いこと…。
うつオジサンは、毎回このような個室の治療室で「ケタミン治療」を受けています。
(参考までに…。)