うつオジサンは、今日の「ケタミン治療」で久しぶりに「幻覚」のようなものを見ました。
「ケタミン治療」は、こうでなくっちゃ…!
※ 「ケタミン治療」や「ケタラール」の「効果」、また「幻覚」といった表現等につきましては、すべてうつオジサン個人の体験によるものです。
今日の「ケタミン治療」~2021.5.13~
「ケタミン治療」は、「うつ病」の治療法の一つです。
これは、「ケタラール」という薬剤を点滴で投与する治療法です。
「医薬品医療機器等法」では、処方箋医薬品・劇薬に指定されていて、麻薬の一種でもあります。
このように書くと、何だか怖い薬品のように思われるかもしれませんが、そのようなことはまったくありません。
点滴を受けている約40分の間は、ボーっとした感じになります。
ほとんどの人は眠ってしまうようです。
うつオジサンは、一度も眠ったことはありませんが…。
その約40分の後半部分で、時折ですが「幻覚」のようなものを見ることがあります。
うつオジサンは、この「幻覚」のようなものが見られるのが楽しみで「ケタミン治療」を受け続けてきました。
しかし、ここ2~3か月くらい「幻覚」のようなものを見られませんでした。
今日の「ケタミン治療」で、久しぶりに「幻覚」のようなものを見ることができました。
「ケタミン治療」はこうでなくっちゃ、うつオジサンは困るのです。
だって、一日入院での治療になるので、時間もお金もかかるからです。
久しぶりの「幻覚」のようなものは、何とも言えず面白いものでした。
この「幻覚」のようなものを、何と表現して良いのかは分かりません。
それは一瞬であらゆるものに姿を変えるからです。
う~ん、何と表現すればいいのだろう?
例えば、人の顔が万華鏡によって変化していくようなもの、あるいは マトリックス” の映画の中のガラス張りのようなもの、ドローンであらゆるところを飛び回るようなもの…などなど。
これらが次々と姿を変えて現れるのです。
しかし、目を開ければ、治療室の天井が見えます。
なので、怖いものが現れれば、目を開ければいいのです。
うつオジサンは、怖いものも含めて楽しんでいます。
う~ん、やはり少し表現が違うような気もします。
うつオジサンの主治医の反応…!
うつオジサンが「幻覚」のようなものを見られようが見られまいが、主治医は感心を示しません。
それは、「ケタラール」という薬剤が「脳」に到達して、「うつ病」が改善すればいいと思っているからでしょう。
なので、主治医には「幻覚」のようなものは、どうでもいいのでしょうね。
うつオジサンが、今日の「ケタミン治療」で久しぶりに「効果」を感じた(ボーっとした感じになった。)ことを、主治医に告げると少し笑っていました。
だって、「ケタラールの効果」は「脳」しか分からないのですから…。
うつオジサンにとっては、「幻覚」のようなものを見られることが、「ケタミン治療」を受け続けられている最大の理由です。
その意味では、今日の「ケタミン治療」は、うつオジサンにとって「効果」があったのです。
毎週木曜日に一日入院を続けるためには、何かの楽しみがなければ続きませんよね。
一日中精神科の病院にいなければならないことは、多少苦痛ではあります。
時には奇声が聞こえてきたりもしますし、声をかけられたりもするからです。
うつオジサンは、だいぶ慣れちゃいましたけどね。
何はともあれ、今日の「ケタミン治療」は「効果」があったことにしておきましょう!