「うつ病歴20年目」のオジサンの闘病日誌です!「うつ病」かなって思ったら…!「うつ病」になっちゃったら…!「うつオジサンの闘病日誌」を読んでみてください!何かのヒントになるかもよ!

うつオジサン、「うつ病」による「分かれ道」について考える…!

うつオジサンは、「うつ病」です。認めたくはないのですが、そうなのですから仕方がありません。
しかし、うつオジサンは、これほど長い期間「うつ病」で苦しむとは思ってもいませんでした。

職場復帰の分かれ道…!

うつオジサンは、「うつ病」が発症しては入院し、「うつ病」が改善されると会社へ復帰する、ということを4回経験しました。
長期の病気休暇から会社にスムーズに復帰するために、最近では「リワーク」という制度が活用されています。
言うなれば「お試し出勤」というか「慣らし勤務」ですね。
もちろん給料はいただけません。

うつオジサンも2回この「リワーク」制度を活用させていただきました。
2回とも1か月の期間でした。
「お試し出勤」で1か月間通常の勤務時間を働けるかどうか試されるのですね。
また、受ける方も仕事に慣れることができます。(1か月間通常の勤務時間を拘束されることになりますが、何の手当てもないことに対しては、いまだに疑問を感じています。会社を辞めてしまったのでうつオジサンに関しては、今さらですね。)

この「リワーク」で一緒に働いた女性がいます。
同じく「うつ病」からの復帰でした。お互いの状況を話し合ったりもしました。

この女性は、会社に復帰してから「うつ病」を再発してはいません。
元気に働いているようです。

うつオジサンの今の主治医は、会社へ復帰できるようにと一所懸命に努力をしていただきました。
その中で病院から会社へ通勤するという「リワーク」も提案していただきました。
実際に病院から会社へ通勤する「リワーク」をされている方もいるのだそうです。
しかしながら、うつオジサンは会社へ復帰することができず現在に至っています。

うつオジサンとこの女性との違いは何だったのでしょう?職場復帰の分かれ道ですね。
これは私見ですが、うつオジサンは仕事をしたいという気持ちは十分にあったと思います。
しかし、うつオジサンを見る周囲の目であったり、うつオジサンへの罵声(何度も書いてきましたが…。)などに耐え切れなかったことによるのではないかと思っています。
うつオジサンの「うつ病」の履歴によるものですね。

「うつ病」から復帰するためには、会社内での理解や協力は欠かせません。
うつオジサンは、会社内の理解や協力は当然あるものだと勝手に思い込んでしまったのです。
これはうつオジサンの考えの甘さによるものです。
ある意味自業自得なのです。

うつオジサンのように「うつ病」を繰り返し再発するような人は、要注意です。
職場に復帰するにあたっては、細心の細心の細心の注意が必要です。
そして、仕事を続けていくためには図太いくらいの精神力を持ってくださいね。
他人は助けてくれません。
もし家族がいるのなら、家族に甘えてみるのも一つです。

Gerd AltmannによるPixabayからの画像)

「生」と「死」の分かれ道…!

うつオジサンが働いていた会社では、残念ながら「自死」を選んだ人が少なからずいらっしゃいます。

うつオジサンが最後に働いた部署でも、うつオジサンが監督をしていたソフトボール部でも、うつオジサンにお見合いの話を持ってきてくださった方もそうでした。
その他にも、うつオジサンが話をしたことがない人をあげると人数は分からないほどです。

うつオジサンと「自死」を選んだ人との違いは何なのでしょう?生と死の分かれ道ですね。
うつオジサンも両手の指の数では足りないくらい「自死」を考えてきました。
それほど「うつ病」は辛くて苦しいのです。
しかし、うつオジサンはこうして生きています。

現在でも「抗うつ薬」を飲まなければ、「自死」という「願望」が近づいてきます。
そのため今の主治医は、診察日の期間より少し多めに「抗うつ薬」を処方してくださっています。
体調が悪くて病院に行けないときのことを考えてのことです。
また、少しでもそういった気持ちになったときには、すぐに病院に来るようにと言われています。
(お薬の数は、後できちんと相殺されます。)

うつオジサンにとっての「生」と「死」の「分かれ道」は、現在の主治医の存在なのかも知れません。

現在の主治医は、これまでの主治医とは明らかに違います。
その違いとは、患者目線であったり、患者の状況だったりを、とことん考えてくださるところでしょうか。
うつオジサンが恐縮してしまうほどです。
このようなお医者さんもいらっしゃるのだと実感しています。

「生」と「死」の「分かれ道」などと書いてしまいましたが、そもそも「生と死の分かれ道」などと簡単な言葉で書くこと自体が不謹慎なのでしょうね。
もしかしたら、以前書いた「運命」なる領域のことだったりするのかも知れません。

もしも、あなたが「うつ病」の中にいるのなら、あなたの主治医がいいお医者さんであることを願います。

(Gordon JohnsonによるPixabayからの画像)
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