うつオジサンは、毎週木曜日に「ケタミン治療」を受けています。
「ケタミン治療」とは、「うつ病」の治療法の一つであり、「ケタラール」という麻酔薬を点滴により受ける治療です。
治療を受けている間には、「幻覚」のようなものが見られることがあります。
うつオジサンは、その「幻覚」のようなものが見られるを楽しみにしています。
※ 「ケタミン治療」や「ケタラール」の「効果」、あるいは「幻覚」といった表現につきましては、うつオジサン個人の体験によるものです。
今日の「ケタミン治療」~2021.6.17~
「ケタミン治療」は、一日入院での治療となるため、毎週木曜日はとても長い一日になります。
それでもうつオジサンが「ケタミン治療」を受け続けられているのは、「幻覚」のようなものが見られるからです。
「幻覚」と言っても怖いものなどではなくて、とても面白い映像なのです。
これまでの「幻覚」のようなものは、何と表現していいのか分かりませんでした。
しかし、今日の「幻覚」のようなものはハッキリしたものでした。
今日の「幻覚」のようなものは、東京から中東行きの飛行機からの眺めのようなものでした。
うつオジサンは、中東はおろか中国へも行ったことはありません。
これらは、きっとテレビで観た画像のつなぎ合わせだったのでしょうね。
飛行機からなのか、鳥瞰なのか、ドローンからなのか、はっきりとした映像でしたよ。
点滴を受けている間の40分間で、東京から中東(トルコ辺り)まで観光旅行をした気分でした。
何か儲けたような気分ですね。
この「幻覚」のようなものは、毎回見られるわけではありません。
先週、主治医の都合で「ケタミン治療」を受けられなかったため、今日はたっぷりと見られたのかも知れませんね。
「幻覚」のようなものの続き…!
「ケタミン治療」で点滴を受けている間には、10分おきに看護師がパルスオキシメーターの数値の確認にきます。
すると、「幻覚」のようなものは消えてなくなります。
10分おきに確認することは、決まっていることなので仕方がありません。
今日は、東京から中東までの観光旅行をしたあとに、別の「幻覚」のようなものが見られました。
うつオジサンにとっては何とうれしいことか!
その「幻覚」のようなものの続きには、うつオジサンが辞めてしまった会社の面々が登場しました。
次から次から「顔」が変わっていったのです。なんか懐かしかったなあ~!
これも初めてのことでした。
普段は、万華鏡を覗いたような映像とか、一面鏡張りの部屋の中にいるような映像とか、映画の「マトリックス」の中で見たような映像とかが多いのですが、人の顔が登場したのは初めてのこと。
うん!うつオジサンは、これからも「ケタミン治療」を受け続けていけそうです。
これからは、どんな映像をうつオジサンに見せてくれるのでしょうね!
※ マトリックスとは、本来「母体・基盤」のことで、一般的には「数字の行列」のことを言うのだそうです。
うつオジサンは、お医者様でも製薬会社の回し者でもありません。
うつオジサンは、ただの「うつ病患者」です。
なので、「ケタミン治療」をお勧めすることはできません。
主治医が言うには、また「ケタミン治療」で検索すると、「自死願望」がある方や「ひどい落ち込み」がある方には特に効果があるようですよ。
うつオジサンも最近は「ひどい落ち込み」になることはありません。
これってきっと「ケタミン治療」のおかげではないのでしょうか?
うつオジサンは、これからも「ケタミン治療」を受け続けようと思っています。