「うつ病」ってなんだ?
うつ病は、怖い病気です。一瞬で『死』につながりかねない病気だからです。
うつ病とは、よく“心の病”と言われますが、実際は脳の働きに何か異常が起こってしまった状態なのです。
これまでも書きてきましたが、一度この状態になってしまったら、抜け出すことはなかなか難しいです。
それは、頑張ろうとする「気力」を奪われてしまうためです。
また、精神的なことばかりではなく、体の様々な不調を伴うこともある病気です。
「うつ病」の「症状」…!
うつ病は、心の元気がなくなってしまった状態です。
また、その症状も様々です。
心の症状は、気分が落ち込む、意欲が出ない、不安や焦り、消えてしまいたい、喜びを感じないなどがあります。
身体的な症状としては、眠れない、頭痛が続く、身体的な痛みがある、動悸や息切れ、食欲不振などがあります。
これらは、一般的に言われている症状ですが、人によって様々な症状があるようです。
このような症状は、自分で何とかできるものではありません。
病院で治療をするしかないのです。
「うつ病」の「治療」…!
病院に行くと、症状に合わせたお薬が処方されます。
私は、かれこれ16年もお薬を飲んでいます。
抗うつ剤を飲まなければ、精神がおかしくなってしまうのです。
『自死』を考えている場合や『落ち込み』が激しいなど緊急を要する場合には、「m-ETC(electroconvulsive therapy):修正型電気けいれん療法」や「ケタミン治療」などが効果があるようです。
何度も書きますが、私はお医者さんではなく患者さんなので、参考にとどめてください。
不生不死…!
禅の言葉の中に『不生不死』という言葉があります。
人間は、生まれて死ぬという摂理から逃れることはできません。
この世に生まれてきた以上、誰しもいつかは必ず死ぬのです。
しかし、人間は「長生きしたい」とか「いい人生にしたい」とか「お金持ちになりたい」とか、悪あがきしてしまいます。
そして苦しむのですね。
その苦しみが心や体に現れたものが「うつ病」なのではないでしょうか。
「うつ病」になったら、とにかくのんびり過ごすことですね。
うつ病が少し回復したら、『禅』の本をおすすめします。
心を癒すためのHow To 物の本もたくさんあります。
私もたくさん読みました。
しかし、うつ病を繰り返してしまいました。
そして、たどり着いたのが『禅』の本でした。(『禅』の本を読んでいましたが、翌日にはうつ病が再発したりして…。説得力はまったくなしです!)
結局のところ、『不生不死』なのです。皆さん、のんびりと生きようではないですか。
(うつオジサンは、のんびりし過ぎやろ…!)