「うつ病歴20年目」のオジサンの闘病日誌です!「うつ病」かなって思ったら…!「うつ病」になっちゃったら…!「うつオジサンの闘病日誌」を読んでみてください!何かのヒントになるかもよ!

うつオジサン、「罪の意識」について考える…!

人は、生きていれば誰でも多かれ少なかれ「罪の意識」を感じるのではないでしょうか?
うつオジサンもその一人、しっかりと「罪の意識」を感じています。

「不幸」の根底にあるもの…。

人は皆「両親」から「良心」を受け継いで生まれてきます。

「罪の意識」自体は、ある宗教において誘惑を感じたことが罪深いとされていることを除いて、実際に何らかの罪を犯した場合や罪を犯したと感じることにより生じます。
罪だとしても、刑法に触れるような罪から、人の心を傷つけてしまったと思い込んでいるような罪、あるいは、ある種精神的に病んで自分が存在すること自体が罪と感じてしまうことさえあります。

「良心」は、「罪」を犯さないためのブレーキの役割を果たすことはもちろん、「罪の意識」を弱め感じなくする役割も果たします。
後者の場合、「良心」には何らかの善的な行為や思考の変化によって起こります。(刑罰を受け刑に服している場合を除く。)

「罪の意識」には、「後悔」を伴うことがあります。
また、「後悔」をまったく伴わないこともあります。

このことは、その人が持って生まれた「良心」の形、あるいは、教育、環境によって異なるのでしょう。
また、性格によることもあるでしょう。
「罪の意識」は、現在進行形によらず、過去に遡って思い出すことで感じることもあります。

「罪の意識」をより強く感じる人は、重い「罪」を実際に犯した人のみならず、「良心」をより多く持った人である場合も多いのではないのでしょうか?
「良心」をより多く持った人は、「良心」を多く持っているにもかかわらず、「不幸」の道を歩んでいくことになるでしょう。
「罪の意識」が自分を苦しめるからです。

「不幸」の根底にあるものの一つに「罪の意識」があるのです。

Oberholster VenitaによるPixabayからの画像

「うつ病」と「罪の意識」について…!

うつオジサンは、きっと他の人より「罪の意識」を感じてきてきました。
そして、それをずっと引きずってきました。

うつオジサンの「罪の意識」は、「後悔」を伴い、やがて「自己嫌悪」へと変わりました。
これは、うつオジサンの場合に限られるのかも知れません。
うつオジサンの「罪」とは、いったい何なのでしょう?(それは言えません。ごめんなさい!)

うつオジサンは、人より多く「良心」の類のものを持っているとは思いませんが、心の弱さは人一倍持っています。
心の弱さは「罪の意識」を増幅させます。
そして、そのことは「うつ病」を引き起こす一因となるのではないかと考えています。

会社の中で、うつオジサンに罵声を浴びせかけたような人たちは、何一つ「罪の意識」を感じなかったでしょう。
そのような人たちは、一人も欠けることなく会社の中で出世をしました。

しかし、うつオジサンから見れば、「不幸」な人たちだと思います。(負け惜しみではないですよ!)
飲み会の席で、それらの人たちの悪口をよく聞きました。
ある時には、その中の一人に「辞表を顔に叩きつけて、ぶん殴ってやる!」という人を周りで止めたこともあります。

会社でいくら出世したとしても「辞表を顔に叩きつけられて、ぶん殴られる。」ような人が幸福であるとは思えませんよね。(ホントに負け惜しみではないですよ!)

うつオジサンはと言えば、罵声を浴びながらも、それを真に受けて「罪の意識」を感じることになりました。

「うつ病」になる人は、性格的なことが一つの要因であると言われています。

真面目、完璧主義、責任感が強い、頼まれたら断れないなどと言った人は、「うつ病」になりやすいそうです。
こういった性格の人たちは、「できなかった」ことに対して「罪の意識」を感じてしまいます。
そして、自分を責めるのです。
このような人と、出世して「辞表を顔に叩きつけられて、ぶん殴られる。」人の人生は、どちらがいいのでしょうね?

うつオジサンが思うに、真面目、完璧主義、責任感が強い、頼まれたら断れない人で「うつ病」にならない人がいいですね。
出世はその次だと思います。

うつオジサンは、もはや無職の身なので、出世の心配や期待はまったく必要ありません。
しかも、うつ病歴16年目です。なんか最悪な気がしてきました。

もし、あなたが「うつ病」の中にいるのなら、あなたには何も「罪」はありません。
「罪の意識」を感じなくていいのです。

のんびり過ごせばいいのです。

Ranjith SijiによるPixabayからの画像)
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