「うつ病歴20年目」のオジサンの闘病日誌です!「うつ病」かなって思ったら…!「うつ病」になっちゃったら…!「うつオジサンの闘病日誌」を読んでみてください!何かのヒントになるかもよ!

うつオジサン、「うつ病の入院歴」を振り返る。

うつオジサンは、うつ病歴17年目になりました。
この間、会社に復帰して働いていた期間もこの中に含まれています。
「抗うつ剤」を飲まなくなって、はじめて完治したことになると思っているので、うつ病歴17年目と書いています。

「入院5回」…!

うつオジサンは、「うつ病」で過去に5回入院した経験があります。
そのほとんどが3か月程度の入院です。

1回目と2回目は、同じ病院で、外出は「朝8時から消灯時間までOK」で「喫煙所完備」、病院を出た所にコンビニがあり、病院の隣には大きな本屋さんもありました。
外出は、ノートに外出時間を書くだけでOKでした。喫煙所は24時間OK、今では信じられないですよね。

5階のフロアーでしたが、入院している人たちは、まだまだ現役世代の人たちでした。
男性は「うつ病」、女性は「うつ病か拒食症」の人たちでした。
若い人が多かったので、「喫煙所」での話し相手には不自由がありませんでした。
食事も結構おいしかったと記憶しています。

一つだけ困ったのは、消灯から2時間おきの見回りです。
懐中電灯を顔に当てられるものだから、うつオジサンでなくても目が覚めてしまいます。
夜中でも「喫煙OK」だったので、見回りの時間は「喫煙所」にいるようにしていました。
「懐中電灯の光を顔に当てられるので、喫煙所に避難している。」と言ったら、次の日から顔に当てられなくなりました。
それでも見回りの時間には「喫煙所」への避難は続きましたけどね。

3回目の入院は、いわゆる「閉鎖病棟」への入院でした。現在通院している病院に入院しました。
不眠がひどく、また頭痛もひどくなり、気分の落ち込みもあったので、主治医の判断で緊急的入院となってしまいました。
他の病棟の個室が空いていなかったので、仕方なく「閉鎖病棟」の個室へ緊急入院しました。
うつオジサンは当時、思考力がなく、相談する人もいなかったので、主治医の言うとおりにしたら、そこが「閉鎖病棟」だったってことですね。
病棟は、完全に閉ざされていて、病棟の外に出ていいのは、決まった時間に売店に行くことだけでした。
追跡されるわけではなかったので、娑婆の空気を吸いに病院の外に出たりもしましたけどね。
窓なんて5㎝くらいしか開きませんし、携帯は午後9時には没収されました。

その頃は、閉鎖病棟内に「喫煙ルーム」があったので、特に不自由はありませんでしたが、やはり「閉鎖病棟」は少し怖かったですね。「喫煙ルーム」では必ずと言っていいほどたかられました。タバコ1本とか2本とかをね…!
しかし、何と言っているのかが聞き取れずに、他の人が通訳してくれました。
通訳してくれた人にも、タバコ1本のお礼を渡していましたよ。
一度渡したら、際限なく要求されると、看護師さんから注意もされました。
また、夜中に奇声をあげる人や、独り言を呟きながら歩き回る人、うつオジサンが売店に行くときに必ずついて来る人、そしていつもたかられる。缶コーヒーとかお菓子とかですけどね。

普通に見える人もいて、話し相手になってくれましたが、「2,000円貸して、月末に返すから…。」と借金の申し込みをされたりもしました。しばらくすると、また「2,000円貸して、月末に返すから…。」と追加で貸してあげたりもしました。
不眠も頭痛も少し良くなったので、1か月半くらいで退院しました。
主治医に無理を言って退院させてもらったというのがホントのところです。
あの4,000円はどうなったのだろう?返してもらってはいないはず…。

4回目と5回目も、現在通院している病院でした。
個室が空くのを待って、入院しました。うつオジサンは誰かが寝ていると眠れないのです。
さて、この頃は、どこの病院も敷地内禁煙になっていました。これはツラかったあ!
食事も美味しくないし、追加の3回の「睡眠剤」をナースステーションまで取りに行かなくてはなりませんでした。
取りに行く間に、眠気が覚めてしまうでしょうが…って思いませんか?
気の利かない若い男性の看護師は、2、3分前に取りに行っても渡してくれない人もいたりして、入院してるのに「ストレス」が溜まることも多かったと記憶しています。
4・5回目ともに3か月入院しました。

振り返って思うこと…!

振り返ってみると、うつ病歴17年目で5回も入院したんだなあ!
振り返ってみると、色々ありました。
1回目と2回目に入院した病院は、立て続けに「飛び降り自殺」があり、病院は閉鎖されました。
現在では他の病院のリハビリ施設になっているようです。
その次に通院したクリニックも閉鎖されています。あのお医者さんじゃ仕方がない!

現在の病院は、そのようなことはないと思います。
この辺りで、一番大きな精神科・心療内科の病院ですから。患者さんも多いし…。

何の病気で入院するにしても、入院するのは嫌なものですよね。
タバコが吸えないのが一番ツラい!辞める気がないからなおツラい!

現在も主治医から6回目の入院を勧められています。もう何か月も前からですが…。
「ケタミン治療」を受けていますが、入院して週に2回受ける方が効果的だとのこと…。
「病院ではなおさら眠れなくなる」という理由で、入院することを拒んでいます。

いつまで入院を拒み続けられるのか、それとも、うつオジサンの症状がひどくなってしまうのか、この先が心配なこと…。
うつオジサンの心の中には、どうやら「完治する」という可能性は含まれていないようですね。

「うつ病」が完治しなくても、入院だけはいかん!いかんぞ~!

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Izwar MuisによるPixabayからの画像)
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