うつオジサンは、「うつ状態」のときの過ごし方について考えてみました。
うつオジサンは、お医者さんではなくて、ただの「うつ病患者」なので、そのつもりでお読みください。
「うつ状態」とは?
「うつ病」を発症してしまうと、「うつ状態」というものを体感すると思います。
「うつ病」と「うつ状態」、さらには「抑うつ状態」という言葉を耳にします。
「うつ状態」と「抑うつ状態」は、どうも同じような意味合いで使われるようです。
気分が落ち込んだり、沈み込んだりしたときのことを指すようです。
「うつ病」は、「うつ状態」「抑うつ状態」がさらに進み、生活に支障が出てしまうようになった場合のことを言うようです。
(今回は、うつオジサンは慎重に言葉を選びました。)
さて、ここからは、いつものうつオジサンに戻りましょう。
「うつ病」でも「うつ状態」でもツラいものはツラいのです。
それらの定義がどうであろうとも、ツラいものはツラいのです。
「うつ状態」が生活に支障が出てしまうようになると「うつ病」なのなら、「うつ状態」で生活に支障が出ていない人を紹介して頂きたいものです。
普段の生活で失敗したりして、「ちょっと落ち込んだわ~!」と言うのも「うつ状態」と言うのなら、生活に支障は出ていないかも知れません。
逆に「ちょっと落ち込んだわ~!」って言う人に「うつ状態」ですねって言える人がいるのでしょうか?
うつオジサンの「うつ状態」…!
うつオジサンの場合、「うつ状態」になってしまうと、何もできなくなります。
1週間のうち、だいたい半分くらいは「うつ状態」になってしまいます。
どういう状態になってしまうかと言うと、何もできなくなるのです。(そのままやん!)
真面目に書きましょう。胸の辺りが「うつうつ」したものに支配されたような感じになり、ベッドの上で寝そべっているか、ソファーの上で丸まっています。
テレビは付けっぱなしですが、チャンネルを変える気力もなくなります。
最近は、メジャーで大谷翔平くんを応援していますが、「うつ状態」のときには、チャンネルを変えることもできないので、応援もできません。
「うつ状態」を抜け出してから、大谷がホームランを打ったことを知ると、もったいなく思ってしまいます。
あとは、日常生活で言えば、外出と入浴ですね。
これがまたツラくてできないのです。
うつオジサンもまだ一応現役のつもりなので、外出時にはきれいにして外出したいのです。
つまり、入浴したりシャワーを浴びたりして、きれいにしてから外出したいのです。
ここに二つの難しさがあります。
「入浴やシャワーを浴びること」と「外出すること」の二つです。
(現役って何の現役のつもりかは定かではありません。)
うつオジサンは、「一人暮らし」の「引きこもり」の「うつ病患者」なので、食料がなくなれば買いに行かなければなりません。
タバコがなくなると買いに行かなければなりません。
普通の人のように、毎日入浴なりシャワーを浴びるなりできればいいのですが、それができないために、外出時には入浴なりシャワーを浴びるなりして、髭も剃って、きれいにしなければならないのです。
ただでさえブサイクなので、少しはきれいにしておかないと、お店の人に怪しまれてしまうような気がするのですね。
ホントに困ったもんだ!
うつオジサンの打開策…!
うつオジサンの「うつ状態」の何もできないには、例外があります。
それは、タバコを吸うこととエアコンのスイッチを入れることです。
タバコはベランダに出て吸っています。
また、テレビのチャンネルは変えられなくても、エアコンのスイッチは入れられるのです。
うつオジサンの「何もできない」は、誠に身勝手な「何もできない」なのです。
言い訳をさせていただくと、タバコは勝手に体が欲しがって動いてしまいますし、夏の暑さが苦手なので、自然な流れでエアコンのスイッチを入れてしまうのです。
テレビのチャンネルを変える行為は、何かに興味があってチャンネルを変えるのであって、「うつ状態」のときには、何にも興味が持てないので、チャンネルを変える必要性がないのですね。
これらは、日常的な「うつ状態」です。
うつオジサンにも日常的ではなくて、特にひどい「うつ状態」のときがあります。
こんなときには、うつオジサンなりの打開策があります。
うつ病歴15年目の頃に発見した打開策です。
それは「あらがわない」ことです。
「うつ状態」に自分自身を好き勝手にさせるのです。
ベッドの上で寝そべっているか、ソファーの上で丸まって、「うつ状態」をやり過ごすのです。
「うつ状態」は、「あらがうこと」でつけあがり、ツラさを増して襲ってきます。
なので、無理に「あらがわない」で、そっとやり過ごすのです。
うつオジサンの場合には、確かに違いがあるように感じてます。
少しは気分が楽なような気がしています。
これは、うつオジサンのように、「一人暮らし」の「引きこもり」でなければ、なかなか難しいのかも知れません。
それは、家族に心配を掛けないようにと「あらがって」しまうからです。
家族と同居している場合には、部屋内「引きこもり」になってみるのもいいかも知れませんね。
うつオジサンの打開策が「何にもしないこと」なので、結局のところ、うつオジサンはいつも「何にもしない」のですね。
悪しからず…!