うつオジサンは、年末年始をまたぎ、久しぶりに「ケタミン治療」を受けてきました。
久しぶりの「ケタラール」の威力は凄かった!…です。
※ 「ケタミン治療」や「ケタラール」の「効果」、また「幻覚」といった表現につきましては、すべてうつオジサン個人の体験によるものです。
ケタミン治療とは…!
うつオジサンは、毎週木曜日に一日入院で「ケタミン治療」を受けています。
何度目かの説明になりますが、「ケタミン治療」とは、「ケタラール」という麻酔薬を点滴で受ける「うつ病」の治療法です。
「ケタラール」とは、日本では第一三共株式会社から麻酔薬として販売されている薬であり、医薬品医療機器等法の処方箋医薬品・劇薬にも指定されている薬です。麻酔薬ですが麻薬でもあります。
主に「うつ病」の治療に使用されていますが、最近は「ペインクリニック(痛みの診療)」としても使用されているようです。
うつオジサンは、ただの「うつ病患者」なので、その使い分けは分かりませんが…。
うつオジサンは、ときどき何もする気力がなくなってしまうことがあり、この「ケタミン治療」を受けています。
「ケタミン治療」は、「自死」を考えるような場合や「ひどい落ち込み」がある場合に大きな効果があると言われています。
また、副作用としては、夢・不整脈・低血圧・頭痛・精神症状・発疹・嘔吐・食欲不振などがあるそうです。
うつオジサンには「夢」を除いて副作用は見られません。まったく!
うつオジサンが「ケタミン治療」を受けるのは、「幻覚」のようなものが見られるからです。
副作用の一つである「夢」なのかも知れませんが、眠っているわけではないので、「夢」ではないですよね。
今日の「ケタミン治療」は、2週間ぶりだったためか、この「幻覚」らしいものが長い時間見ることができました。
この「幻覚」らしきものは、怖いとか恐ろしいとかではなくて、非常に面白いものなのです。
もしも、怖い・恐ろしいものだとしたら、ただ目を開ければいいのです。治療室の天井が見えるだけです。
この「幻覚」らしいものは、映像なのか何なのか、言葉では言い表せません。
映像のときもありますし、3Dのときも漫画チックなときもあります。また、万華鏡を除いたようなときもあれば、マトリックスのようなときもあります。これらが代わる代わる現れます。
看護師さんが定期的にパルスオキシメーターの数値の確認に来られるので、その時には目を開いてしまいます。
看護師さんによっては、話しかけて来ることもあります。
話しかけられてしまうと、「幻覚」のようなものが再び現れるのを待つしかなくなってしまうのです。
ホントにそっとしておいて欲しいのですが…。
ときどき、同室での治療になってしまう場合がありますが、大抵の人は眠っているようです。いびきをかいているのですから眠っているのでしょうね。女性でも同様です。
うつオジサンの「うつ病」の最大の症状が「不眠」なので、「ケタミン治療」を受けていても眠れません。
主治医は、パルスオキシメーターの数値を見れば分るのか、「ホントに寝てないんだね!」と言われます。
「今日のケタミン治療」…!
今日の「幻覚」のようなものは、「金(ゴールド)」がテーマのようでした。
普通の映像が3Dになり、漫画になり最後はすべてを金色に染めてしまう。そんな感じでした。
何度も「幻覚」のようなものが現れましたが、最後はすべて金色になって消えていきました。
こんなことは珍しいのです。
いつもは、様々なパターンが現れますが、今日のように最後が同じようになることは始めてのこと。
う~ん、「金運」に恵まれるってことなのか、「お金」が欲しいってことなのか?
微妙だあ!どっちだろう?