うつオジサンは、「うつ病」です。
うつオジサンの場合、「単極性うつ病」だと思います。
かれこれ17年も「うつ病」に取りつかれています。
何とか抜け出そうとするのですが、完全に取りつかれてしまっているので、どうしようもありません。
「躁うつ病」だったなら、何かが変わっていたのでしょうか？
「単極性うつ病」と「双極性うつ病」について…！
先日の診察で、主治医から「あなたは躁状態になることがありますか？」と聞かれました。
うつオジサンは、「気分が落ち込むことがあっても、楽しく感じることがないので、ありません。」と答えました。
すると、主治医は独り言のように「そうかあ、やっぱり単極性うつ病だよなあ…！」と呟きました。
その時、うつオジサンは「単極性うつ病」と「双極性うつ病（双極性障害）」では、治療の方法やお薬が変わるのだろうかと思いました。
何分、うつオジサンはお医者さんでも製薬会社の回し者でもなくて、ただの「うつ病患者」なので、詳しいことは分かりませんが…。
しかし、17年間も「うつ病患者」をやらせていただいているので、「うつ病患者」のプロではあります。
患者がどのように感じて、どのようなことを考えるのかは、多少は分かっているつもりです。
話しを戻しましょう、「単極性うつ病」と「双極性うつ病」ですね。
「単極性うつ病」は、いわゆる世間で言われる「うつ病」のことです。
「双極性うつ病（双極性障害）」は、躁状態を伴う「うつ病」であり「躁うつ病」と言われています。
うつオジサンも「躁うつ病」であれば良かったかなあって思いますが、「躁うつ病」は「躁うつ病」なりの苦しみやツラさがあるのでしょうね。
それに、うつオジサンは「躁うつ病」のことなど何も知らないのです。
うつオジサンが「躁うつ病」だったなら、何かが変わっていたのでしょうか？
「躁うつ病」だったなら…！
「双極性障害」、いわゆる「躁うつ病」であったならば、「躁状態」（気分が高ぶったり、活動的になったりする状態のことですね。）があるだけ、「うつ病」よりもマシな気がしませんか？
うつオジサンは、「うつ病患者」のプロではありますが、「躁状態」になったことがないので、「躁うつ病」については素人なのです。
「躁うつ病患者」は、何でも「うつ病患者」の100人に１人の割合らしいですよ！
「躁状態」になったら、散財もするらしいので、うつオジサンもそうではないかと考えてみました。（「躁」だけに…！）
散財したからと言って、うつオジサンの気分が良くなることはないので、うつオジサンはやはりただの「うつオジサン」なのでしょう。
うつオジサンは、「一人暮らし」の「引きこもり」の「うつ病患者」です。
なので、一人の部屋の中で気分が高揚するはずもありません。
それはそれで怖い気がしますよね。
暗い部屋の中で一人でニヤニヤしたりして…！
何でニヤニヤするかにもよりますが…。
うつオジサンは、阪神タイガースやサッカー日本代表が勝った瞬間には、一人の部屋でガッツポーズをします。
一人の部屋でガッツポーズをするのが「躁状態」だとすれば、うつオジサンは「躁うつ病」ってことですね。
今年の阪神タイガースでは、たくさんのガッツポーズができてうれしいのです。
この「うれしさ」も「躁うつ病」だと言われれば、快く認めましょう！
でも、このようなことが「躁うつ病」であるならば、全世界の国民が「躁うつ病」ってことになるでしょう。
それでは、本当の「躁うつ病」で苦しんでいらっしゃる方々に申し訳がありません。
そんなことを言う、うつオジサンは完全な「単極性うつ病患者」なので、許してやってください。
あなたは、「躁状態」になることがありますか？
