「うつ病歴20年目」のオジサンの闘病日誌です!「うつ病」かなって思ったら…!「うつ病」になっちゃったら…!「うつオジサンの闘病日誌」を読んでみてください!何かのヒントになるかもよ!

「うつ病」になるかならないかの分水嶺…!うつ病を再発させるかさせないかの分水嶺…!

うつオジサンは、今回「うつ病になるかならないかの分水嶺」と「うつ病を再発させるかさせないかの分水嶺」について考えてみました。
今回は、なかなかタイトなタイトルです。

もしかしたら、うつオジサンが「うつ病」の方やご家族の方々に一番伝えたいことかも知れません。

しかしながら、うつオジサンにはこの思いを伝えるだけのライティングスキルがありません。
うつオジサンなりに精一杯考えながら書いてみたいと思います。

「うつ病を引き寄せた人事異動」…!

まずは、「分水嶺」とは何かの説明をしなければなりませんね。

「分水嶺」とは、雨水が異なる水系(川)に分かれる場所(山・峰)のことです。
物事の方向性が決まる分かれ目の例えとしても使われています。

「うつ病になるかならないかの分水嶺」とは、「うつ病」になってしまうか、ならないかの分かれ目ということになりますね。

うつオジサンに限ったことではなくて、「うつ病」になってしまった人には、この「分水嶺」があったのだと思うのです。

うつオジサンの場合で言えば、会社内の人事異動で「事務職」から「技術者」が働く部署へ異動になったことが、「うつ病」になるきっかけの一つだったと思っています。
ただ、「技術者」が働く部署へ異動しただけで「うつ病」になったわけではありません。

うつオジサンは、あるプロジェクトを推進するために、その部署に異動になりました。
そのプロジェクトを進めようと頑張っている中で、政治家の思惑や他の企業のトップの一言でコロコロと方向性を変えられてしまいました。
政治家や他の企業のトップの人たちの手のひらの上で、まるで弄ばれているかのようでした。

うつオジサンは、自分の無力さを思い知らされました。
うつオジサンは、そのような偉い人たちに対抗する術がありませんでした。
いくら仕事を頑張っても、どうにもならないことがあることを知ったのです。
それまでの仕事が、あまりにも順調だったので、気がつかなかったのですね。

ここに「分水嶺」があったのだと思っています。

うつオジサンは、「世の中は、所詮こんなものなんだから、仕方がないさ!」と思えば良かったのです。

しかし、うつオジサンは、「こんなに頑張っているのにどうしてそうなるんだ!」と思ってしまったのです。
うつオジサンは、そんな政治家や企業のトップに腹が立ちました。怒りはいつまでも収まりませんでした。

そして、うつオジサンは眠れなくなりました。それでも仕事には行かなければなりません。
自分の力ではどうにもならないプロジェクトを進めるために…!
不眠は、さらにひどくなり、結局「うつ病」になってしまいました。

うつオジサンの「分水嶺」は、仕事に行き詰ったときの「考え方の誤り」にあったのですね。

「うつ病を再発させるかさせないかの分水嶺」…!

うつオジサンは、「うつ病」で入院したとき、そのことを考えました。
「世の中には、自分の力だけではどうしようもないことがある。」と思えば良かったことに、ようやく気がつきました。

そして、会社に復帰しました。
しかし、どうしようもなく、人の目が気になりました。
周囲の人の対応が、今までと違うような気がしました。
うつオジサンは、「うつ病になった人」として烙印が押されたように感じました。

ここに「うつ病を再発させるかさせないかの分水嶺」があったのだと思っています。

会社に復帰したときに「もう、うつ病じゃないもん!」って思えれば良かったのです。

しかし、その後「うつ病」を再発してしまいました。
もう大丈夫だと思って会社に復帰しても、「うつ病になった人」として烙印が押されたと自分で思い込んでいることを振り払えませんでした。

「再発」すると、自分を責めてしまいます。
すべて自分が悪いのだと思うようになってしまいます。
すると、心はどんどん弱くなってしまいます。
そして、自分が嫌になります。自分が嫌いになるのです。
そしてまた、「うつ病」が「再発」するのです。

これが4回も「再発」を繰り返した思考のローテションでした。

これに気がついたのは、会社を辞めた後のことでした。

結局のところは…!

結局は、うつオジサンの心の持ちようが、「うつ病」になったり「再発」させたりした原因だったのです。
うつオジサンの生真面目な性格の影響もあったのでしょう。

うつオジサンは、会社に入社してから40歳まで何事も順調に過ごしていました。
なので、大きな失敗や挫折を経験していませんでした。
このことも「うつ病」を引き寄せることに繋がったように思います。

何事も順調に過ごしていたのではなくて、失敗しないように逃げ回っていました。
うつオジサンは、失敗を恐れるあまり挑戦しなかったのです。
なので、挫折を経験することもなかったのですね。

人は、若い時期に「失敗」や「挫折」を多く経験した方が大きく飛躍できると思います。
逃げていると、心もどんどん弱くなりますよ。

なので、たくさん失敗しましょうよ!恥をかきましょうよ!挫折しましょうよ!
大きく飛躍するために…!

うつオジサンの経験談から学べることが一つでもあったならば幸いです。

【追記】
ここまでは、うつオジサンが社会人人生を振り返ってのことです。
現在においても、「うつ病」を克服できていないうつオジサンが、何を言っても説得力はありませんが…。
うつオジサンの「うつ病患者」人生は、社会人から無職、フリーランスとなっても、終わることを知らず、これからもまだまだ続くのです!

うつオジサンは、未だに失敗や恥をかくことを恐れていますし、挫折したくもない!のです。
その気持ちが強くなり、引きこもりになってしまいました。
ホント、説得力ないわあ!

うつ病
mohamed HassanによるPixabayからの画像)
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