「うつ病歴20年目」のオジサンの闘病日誌です!「うつ病」かなって思ったら…!「うつ病」になっちゃったら…!「うつオジサンの闘病日誌」を読んでみてください!何かのヒントになるかもよ!

話を自分のことにすり替える人には気をつけよう!

うつオジサンたち「うつ病患者」が勇気を振り絞って、人に話かけてみたり相談してみたりしても、すぐに自分の話にすり替える人たちが結構いますよね。
「自分はこのような不調があっても頑張っているのだから、あなたも頑張りなさい。」と言いたいのでしょうか?それとも「ほら、私の方がツラいでしょう。」とでも言いたいのでしょうか?

私たち「うつ病患者」は、ただ話を聞いて欲しい、そして理解して欲しいだけなのに…。

「話をすり替える人たち」…!

「うつ病」に限らず、何かを相談しようすると、すぐに「自分のことに話をすり替える人たち」が私たちの周囲には結構な割合で存在します。
そして、「あなたより私の方がツラいのよ!」といった結末に持って行こうとします。

このような人たちは、考え方が自己中心的なので、何を相談しても無駄なこと。
結局、不快感しか残りません。

「うつ病」は、身体的な不調と精神的な不調を合わせ持っています。
身体的な不調ならば相談もしやすいのですが、精神的な部分はなかなか相談はできません。
何故なら、説明のしようもなく、「うつ病」を経験したり理解している人でなければ、相談するのも難しいからです。

うつオジサンも身体的な相談はたくさんしました。
以前はかなりの頭痛と肩こりがあったからです。
頭痛は自覚症状がありましたが、肩こりはそれまで経験したことがなく、しかも自覚症状もありませんでした。
結局、「うつ病」に起因して「肩こり」が起こり、結果として「頭痛」を引き起こしていることが、後になって分かりました。(「頭痛専門外来」の病院に行って分かりました。)

しかし、「うつ病」が原因とは思わず、色々な人に相談しました。
すると、「自分はもう何年も肩こりがあって、ひどい時には吐き気もある」、「私も頭痛持ちで病院に何年も通院している」ということを強調して、うつオジサンの「頭痛」や「肩こり」の話はどこに行ったんだろうって感じになりました。

そういう人たちは、こちらの話に、より大きな話を上から被せて自分の話に変えてしまします。
このような人たちには相談するだけ無駄なことなのです。

「うつ病」のことは理解してくれない人たち…!

誰だって「うつ病」のことは、周囲の人には相談しにくいものですよね。
なので、「うつ病」のことを周囲の人に相談する場合には、身体的な不調の部分になると思います。
身体的な不調が少しでも改善できれば…と思って相談するからです。

うつオジサンが「うつ病」だってことを知っている人たちには、両極端な反応が見られました。
目を合わせないように無視する人と、逆に余計に話しかけてくる人です。

目を合わせないようにする人は、話しをしなければならない場合でも、腫れものにでも触るような対応をしてきます。これは、仕方がないこととして我慢するしかありません。
逆によく話しかけてくる人は、得てして「うつ病」を理解していない人が多かったように思います。

そして、結局は仕事に行けないうつオジサンを批判してきました。
「おれも、何年も○○が痛いんだけど、頑張って仕事にきているんだから、おまえも、………」
「みんな、何かしら不調を持っているんだ。それでも仕事に来ているのに、おまえは、………」
「誰々を見てみろ!手術して〇〇なんだぞ。なのに、おまえは、………」

いやいや、うつオジサンだって仕事に行きたくないんじゃなくて、行きたくても行けなかったのです。
そこのところは誰も理解してはくれません。見た目は健康に見えるのですから仕方がないのですが…。
「………」のところは、だいたい想像がつくのでは?

このようなことを言う人は、だいたいが話をすり替えることが得意な人たちです。
そして、人の話を自分の話に変えてしまう人たちです。口数も多いですよね。

それなのに上記のようなことを言われても、うつオジサンは何と言っていいのやら。返す言葉も見つかりませんでした。
うつオジサンからすると、多くの「自死」の危機や「いなくなってしまいたい願望」からやっとの思いで抜け出してきたのです。
このようなことは、決して口にはできませんけどね。
(会社を辞めたからこそ言えることなのです。)
また、そのようなことを口にすると「変な人」のように思われるかも知れませんしね。

社会の中には「うつ病」のことを理解してくれない人たちが、まだまだ多いと思います。
うつオジサンは、このような人たちは「うつ病の再発」の一要因に成り得る人たちだと思っています。
なので、そのような人たちには、できるだけ近づかないようにすることが必要かも知れませんね。

「うつ病患者」には、まだまだ生きにくい世の中ですね!

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