「うつ病歴20年目」のオジサンの闘病日誌です!「うつ病」かなって思ったら…!「うつ病」になっちゃったら…!「うつオジサンの闘病日誌」を読んでみてください!何かのヒントになるかもよ!

「うつ病」の人に、家族や周囲の人が「すること」、「してはいけないこと」…!

「うつ病」の人がいる家族や会社内、周囲の人などが「すること」をまとめてみました。
「うつ病」の人には、「すること」の他に、「してはいけないこと」だってあります。

「うつ病」の人に、「家族の人のすること」…!

「うつ病」かも知れないと思われる人が家族にいる場合には、家族の人が「すること」の第一は病院に連れていくことです。
まずはそこから始まります。
病院に連れていくことが、家族の人が「すること」では一番大事なことなのです。

そりゃそうだろうと思われそうですが、これがまた意外と難しいのです。
だって、あなただって、精神科や心療内科の病院に行きたいと思いますか?

他の病院とは少し、いや大きく意味合いが違うからです。
一度精神科の病院に行って、「うつ病」の烙印を押されると、それがずっとついて回るんですよ。
やはり病院には行きたくはないですよね。ただでさえ高き門なのに…。
うつオジサンは、「うつ病歴17年目」なので、今では抵抗はありませんが、最初の頃は嫌で嫌で堪りませんでした。

「うつ病」かも知れない人は、精神科の病院に行くことをほとんどの場合拒絶するでしょう。
だって、行きたくないものは行きたくない、…のです。
(うつオジサンは「うつ病」や精神科の病院に偏見を持っているわけではありませんよ。だって、うつオジサンは、うつ病歴17年目のオジサンで、「うつ病」による入院歴5回、現在も毎週精神科に通院しています。精神科の病院に行かなければ、また、処方された薬を飲まなければ、精神がおかしくなってしまいます。)

うつオジサンが思うに、昨日も書きましたが、「うつ病」の症状がひどくなってきて、または「うつ病」の症状が改善されずに、学校や仕事に行けなくなって、始めて病院に行くことが現実のものとして受け入れることができるのではないかと思うのです。
病院に連れて行くことができたなら、ひとまずは安心です。
病院やお医者さん選びの大切さは、昨日書いたので省略させていただきますね。

夫婦、親子の場合には、付き添ってあげることができれば、その方がいいと思うます。
うつオジサンが病院に行くと、夫婦や親子で来られている方々をよく見かけます。

もし、病院に行って「うつ病」だと分かっても、普通に接してあげてください。
家族が過剰に「うつ病」を意識すると、本人にその気持ちが伝わってしまいます。
「うつ病」でただでさえ気持ちが落ち込んでいるのに、さらに、家族に対して申し訳ないという自己嫌悪の感情が加わってしまいますからね。

なので、普通に接してあげるのが一番だと思います。

「うつ病」の人に、「周囲の人がすること」…!

「うつ病」かも知れないと思われる人が学校や会社にいる場合には、先生や上司から家族に伝えてもらってください。
「周囲の人がすること」の第一は、誰かの伝えることかも知れません。
大声で伝えるんじゃありませんよ!

そうすると、「うつ病」でしばらく学校や会社などを休むことになるかも知れません。
大事なことは、「うつ病」が治って学校や会社に帰ってきてからの接し方です。

「周囲の人がすること」の第二は、「普通に接してあげる」ことだと思います。
家族のとこで書いたことと同様に普通に接してあげることが一番です。
ここのところを間違ってしまうと「再発」ってことになってしまいます。
うつオジサンは、4回も「再発」と「復帰」を繰り返しました。
そして5回目の「再発」からの回復期の途上にいます。
うつオジサンは、何度も「再発」を繰り返してしまったので会社は辞めてしまいました。

今さらながらですが、うつオジサンはなぜ何度も「再発」を繰り返してしまったのか?
その明確な答えは見つかっていませんが、やはり周囲の人の目を気にし過ぎたことや、周囲の人の言動も一因としてあったのだろうと思っています。

周囲の人のできることは、そんなに多くはないかも知れません。
ただ、「うつ病」から帰ってきたら、「お帰り~!」と言って、あとは普通に接してあげてください。
それが一番大事なことですね!

「うつ病」の人に、「してはいけないこと」…!

「うつ病」の人に対して、家族や周囲の人が「してはいけないこと」は、まず「頑張れ~!」は絶対に禁句ですね。

「うつ病」の人は、生きているだけで精一杯な状況を、やっとの思いで抜け出して、そして帰ってきたのです。

お医者さんは「OK!」を出したとしても、一度「うつ病」になってしまうと、「うつ病」の小さな種はいつまでもくすぶっているのだと思います。
その小さな種が大きくならないように、普通に接してあげることが一番です。
その小さな種が完全になくなってくれるまで…。
その見分け方は、うつオジサンには分かりませんが…。

一度「うつ病」になってしまうと、臆病になってしまったり、人の視線が過剰に気になったりします。
なので、普通に接してあげることしかできないのかなあと思っています。

「頑張れ~!」が禁句だということは、随分と広まってきたのかなあと思います。

しかし、世の中には、心ない人たちがいて、「休んだ分を頑張って取り戻せ~!」的なことを言われたりもします。
そういう部分で、学校や会社内での意識の共有ができればいいのですが、これまた難しいのが現実ですね。

学校や会社は、勉強するところであり、仕事をするところだからです。
他の人のことより、自分の勉強や仕事の方が大事ですもんね。

でもね、勉強をしやすい、仕事をしやすい、そんな環境にするためには、たった一人かも知れない「うつ病」の人の気持ちを考えてあげることも必要だと思います。

心ない人が多い環境は、勉強だって、仕事だってはかどらないんじゃないのかなあ?

そもそも、そんな心ない人たちの言動が「うつ病」になってしまった諸悪の根源だったりもします。
うつオジサンの場合がそうでしたから…。
「再発」したのもそうでしたから…。

うつオジサン自身の心が弱かったのが一番の原因です。
これは間違いない事実ですね。

何度も書きます。
「うつ病」の人とは、普通に接してあげてくださいね。

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