うつオジサンは、毎週木曜日に「ケタミン治療」を受けています。
「ケタミン治療」とは、「うつ病」の治療の一つであり「ケタラール」という薬剤を点滴で受ける治療法です。
「ケタミン治療」は、「自死願望」や「酷い落ち込み」がある方には効果があると、うつオジサンの主治医が言ってます。
検索すると、そのようなことが書いてあるはずですよ。
※ 「ケタミン治療」や「ケタラール」の効果、「幻覚」といった表現などは、うつオジサン個人の体験によるものです。
今日の「ケタミン治療」2021.7.8~「幻覚」どころか…!~
今日の「ケタミン治療」は、その効果があったのかどうかは分かりません。
「うつ病」の治療なので、その効果ははっきりとは分からないのですが…。
しかし、いつもなら感じるはずの「ボーっとした感覚」を、今日はまったく感じませんでした。
20分後に来られた看護師さんから、「おかしいわね?」と言われ、そのまま10分ほど話し込んでしまいました。
こんな日は、非常に珍しいことです。
うつオジサンが楽しみにしている、「幻覚」のようなものが見られるどころの話ではありませんでした。
いやいや、これには参った。
まあ、本来の「うつ病」の治療としての効果があれば、それでいいのですが…。
それにしても、一日入院をして、病院で長い長~い一日を過ごさなければならないのに、「幻覚」のようなものが見られないなんて…。
まあ、看護師さんとお話ができたからいいかあ?
「ケタミン治療」で見られる「幻覚」のようなもの…!
「ケタミン治療」で見られる「幻覚」のようなものは、うつオジサンの一週間の楽しみの一つです。
それなのに、それなのに、見られないなんて…。
この「幻覚」のようなものは、その日によって変わります。
画像であったり、映像であったり、「ケタミン治療」で使用される「ケタラール」という薬剤次第です。
そして、その画像や映像は次々と変わっていきます。
その面白いこと、いや不思議なことと言った方がいいかも知れません。
「幻覚」と言えば、怖いイメージですが、そのようなことはまったくありません。
もし、怖いものだったとしたら、目を開けばいいのです。
すると、治療室の天井が見えますよ。
うつオジサンは、勿体ないので、ずっと目を閉じていますけどね。
「ケタミン治療」で使用される「ケタラール」とは…?
「ケタミン治療」で使用される「ケタラール」という薬剤は、「麻酔薬」の一種です。
「薬機法」という難しい法律では、劇薬(麻薬)にも指定されています。
そのくらい取り扱いが厳しいのです。
なので、「ケタミン治療」を受ける前には、患者と医師との間で「インフォームドコンセント」を交わさなければなりません。
「インフォームドコンセント」とは、「医師と患者との間で、十分な情報を得た上での同意」とでも言うことでしょうか。
うつオジサンも主治医からきちんとした説明を受けた上で、同意書に署名しましたよ。
また、薬剤の取り扱いには、必ず主治医と看護師が二人で一緒に行わなければなりません。
このように聞くと、また「怖く感じる」かもですね。
でも、怖いことなんてありませんよ。
うつオジサンは、もう一年半ほど続けているのですから…。
そのおかげなのか、最近は「自死願望」や「酷い落ち込み」に襲われていません。
たまには「うつ状態」になったり、「無気力」になったりはしますけどね。
うつオジサンは「うつ病」なので、それは仕方がありませんね。
それにしても、「幻覚」のようなものが見られないなんて…!