「うつ病歴20年目」のオジサンの闘病日誌です!「うつ病」かなって思ったら…!「うつ病」になっちゃったら…!「うつオジサンの闘病日誌」を読んでみてください!何かのヒントになるかもよ!

「うつ病」になって思うこと…!

うつオジサンは、うつ病歴16年目になります。
うつ病の人生について、改めて思うことを書いてみます。

「うつ病」になっちゃった…!

うつ病になったのは、41歳の時です。
入院歴は5回あります。入院して、回復して、会社に復帰してを繰り返してしまいました。

41歳は、数え年でいえば42歳の本厄の年ですね。
うつオジサンは、厄とか霊とか迷信とかはまったく信じていません。
そのため、うつオジサンは、厄払いなどすることもなく過ごしていました。

厄年に関係あるとは思えませんが、本厄の年に人生初の入院を経験しました。
不眠と頭痛が続いたためです。
その頃はまだ、眠れなくても無理して仕事に行くことができましたが、頭痛が酷くなり、主治医から入院を勧められ3ケ月入院しました。
入院して初めて「うつ病」という診断を受けました。

まずは、「あらら、うつ病になっちゃった~!」っていうのが、正直な第一印象ですね。
それから、会社に戻ってから「うつ病患者」の目で見られるのかなあ、という心配をしました。
意外にも、そのようなこともなく、普通に接してもらえました。

「うつ病」が「再発」しちゃった…!

しばらくは、普通に仕事もできました。
しかし、「不眠」という厄介者は、うつオジサンから離れてはくれませんでした。
再び眠れなくなり入院することになりました。
2回目に会社に復帰したときは、「少し違うぞ」って感じを受けました。
うつオジサンをはれ物に触るかのように扱われているという実感がありました。

それが、3回目、4回目ともなると、もう会社のお荷物って感じですね。

仕事もどんどん閑職に回されました。仕方がないことはもちろん承知はしていました。
頑張って取り戻せばいいんだと自分に言い聞かせながら、一日一日を過ごしていました。
しかし、うつオジサンの心も体も、すっかりストレスに弱くなってしまっていたのですね。

浴びせられる「罵声」…!

うつオジサンは頑張ろうと思っていても、心ない人からは様々な「罵声」も浴びせられました。
「給料泥棒」的な罵声や「怠け者」的な罵声など、思い出すとまた「うつ病」になってしまいそうです。
(今でも「うつ病」なのですが…。)
そして、心が折れてしまうのですね。

「罵声」を浴びせかけられることなど、なかなか経験できないないことですよね。
うつオジサンの人生でもその頃だけの経験でした。

「罵声」を浴びせかける人は、いったいどんな気持ちだったのでしょう?

うつオジサンに対して腹が立っていることは分かります。
しかし、実際に言葉にして投げつける人は、どんな気持ちでいるのか、うつオジサンには分かりません。

思っていても口にすることは、なかなかできないと思うのですが…。
良く知っている人に言われるのならば、叱咤激励として受け止められます。

しかし、話をしたこともないような人から、「罵声」を浴びせられることが多かったように思います。
何故だったのか聞いてみたい気もしますが、会社とはまったく縁が切れてしまったので、今さらですね。

閉鎖病棟への入院…!

うつオジサンは、閉鎖病棟に入院したことがあります。3回目の入院の時ですね。

入院して、まずは喫煙所(あの頃はまだ喫煙所がありました。)にタバコを吸いに行きました。
そこにいたオバチャンは、ぼそぼそと独り言を言っていたかと思えば、急に「あんたはどこの人?」と聞いてきました。
答えるとまたぼそぼそと独り言を始めました。

次に来たオジチャンは、タバコをたかりに来るオジチャンでした。
何と言っているのか聞き取れなかったのですが、タバコを指さすので、そういうことだったのでしょう。

その閉鎖病棟に入院している人は、月に使えるお金が決まっているので、お金がなくなるとタバコもたかるしかないのですね。
そのオジチャンは、うつオジサンが退院してからは、缶コーヒーをたかりに来ていました。

その他にも色々な人がいました。
良い経験ができました。
…が、1ケ月で主治医にお願いして退院させてもらいました。

「うつ病」になって思うこと…!

今さらながら思うことは、「死ななくて良かった」ということですね。
うつオジサンの周りには、残念ながら「自死」を選んでしまった人が多くいます。
うつオジサン自身も何度もそう思ったことがあります。

また、うつオジサンが1回目と2回目に入院していた病院は、2週連続で「自死」事故があり、廃業に追い込まれました。
5階建ての大きな病院でした。

あの時うつオジサンが「自死」を選んでいたら、今のうつオジサンはいません。
そう考えると、あの時からの年月や時間は儲けもののように思えます。

…なので、これからは気楽にのんびりと過ごせばいいのだと思っています。
もし、今、あなたが苦しみの中にいるのなら、あがくことなく、苦しい時をやり過ごしてください。
苦しい時が永遠に続くことはありません。

今は台風の真っただ中にいるのです。
そっと台風が過ぎ去るのを待っていてください。
台風はいつか過ぎ去りますよ。

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