私は、眠れない夜を過ごし、明け方に眠りについたとき、夢を見ます。
この夢の中には面白いものがたくさんあります。
私一人で味わうのは勿体ないと思い、このブログで紹介しています。
今回のタイトルは、「宇宙人の侵略」です。
アメリカへ…!
僕は、大学に通っていましたが、ここ数か月通っていません。
それは何故かというと、「地球の危機」だからです。
僕たち大学生にも徴兵制が適用されて、ほとんどの大学生は何かしら地球存亡のために働いています。
僕たち文系の学生は、あまり役に立たないらしく、すぐに最前線に出されてしまいます。
理系の学生は、宇宙人が発するなんとかビームを防ぐための防波堤なる壁の設計や未知の生物(宇宙人)の解明の方に駆り出されています。
宇宙人は、姿を現さずに攻撃を加えてきます。
いきなり何とかビームで都市を破壊してくるのです。
一度だけ姿を現したことがあります。それは、一番始め世界中の大都市の空にいきなり現れ、パッと消えたのです。
世界中では様々な議論が起こりましたが、結論を出す前に宇宙人の攻撃は始まりました。
さて、僕が配属された東北方面隊の中から10人をアメリカに派遣することになりました。
アメリカの状況視察と対応策の協議となっていましたが、実のところアメリカの状況視察が主な任務でした。
アメリカに着くと、その惨状を目の当たりにすることになります。
ほとんどの大都市は破壊されていて、視察の予定などに意味はなく、すぐにアメリカ西部のアメリカ防衛軍のなんとかという基地へ送られました。
アメリカ防衛軍といっても、すでに多国籍軍になっているようでした。
言葉も通じずカタコトの英語と身振り手振りでコミュニケーションを取る、そんなありさまでした。
他の基地との連絡も取れません。
そんな中、一度基地を出て他の基地との連絡手段を見つけることになりました。
編成された部隊のなかには、日本から来た5人も含まれていました。
僕は、運よく含まれていませんでした。
それが運が良かったのか悪かったのか考える間もなく、編成された部隊はすぐに全滅しました。
僕の上官は、日本へ帰る手段を考えていました。
このままここにいても、死を待つだけだと考えたのでしょう。
アメリカ防衛軍は最早名ばかりなので、ジェット機を探せばいいだけのことです。
運のいいことに、その上官はジェット機を操縦できるのです。
またまた、運がいいことに、その基地の近くには民間の飛行場がありました。
燃料も満タンです。迷うこともなく、そのジェット機に飛び乗り日本へと向かいました。
日本へ…!
ジェット機は、何の問題もなく日本への帰路を順調に飛行していました。
その途中、変な電波を受信しました。
その上官が言うには、明らかに地球の電波ではないらしいのです。
東北方面隊の基地に着くと、早速その電波の分析が始まりました。
僕にはさっぱり分からないことなので、仲間と一緒にじっと状況を見つめていました。
すると、電波と暗号の専門家が答えを見つけ出しました。
その電波を解析すると、ある決まりがあり、そこから日にちと場所が特定されたのです。
早速世界中に電波を送り、避難を促しました。
それからは、その電波を受信することに多くの時間が使われることになりました。
世界中での取り組みです。
僕は、何か不吉なことが頭をよぎりました。
姿を見せずに攻撃を仕掛けてくるような相手です。
こちらが電波を受信していることなどお見通しではないかと思ったのです。
その最初の電波を発信したのがここ東北方面隊の基地からです。
僕は、思い切って上官にそのことを話してみました。
すると上官は「お前の勝手な想像だ!」と取り合ってくれません。
しかし、どうにも納得できない僕は、アメリカから帰国した5人のうち、上官を除いた4人で基地を抜け出すことにしました。
4人で隠れる場所を探していると、川沿いに切り立った崖があり、そこに洞窟のようなものを見つけました。
東北方面隊からは逆方向に向いているので、宇宙人の攻撃から逃れることができるかも知れない。
そんなことを思いながら、4人でその崖に入り、午後0時を待ちました。
午後0時はあっという間に訪れました。
激しい爆音と揺れに襲われながらも、僕たち4人は何とか助かりました。
そして、崖を出ると「さて、これからだね!」と4人の中の一人が呟きました。
その言葉に、残りの3人は大きく頷いていました。
夢の終わり…!
私が見た夢はここまでです。
いつものように、文章にするために加筆していますが、登場人物やストーリーは変えていません。
私が見る夢は、高校生や大学生になってみたり、さらにはアメリカに行ったりとバリエーションが豊富です。
いつものように、このような夢を見たということは、今日もまた眠れない夜を過ごしたということです。
「面白い夢」を楽しむ時間ではありますが、私としてはもっとたくさん眠りたいのです。