「うつ病歴20年目」のオジサンの闘病日誌です!「うつ病」かなって思ったら…!「うつ病」になっちゃったら…!「うつオジサンの闘病日誌」を読んでみてください!何かのヒントになるかもよ!

『困ったことは起こらない』の法則…!

『困ったことは起こらない』とは、高田 明和(浜松医科大学名誉教授)氏の「責めず、比べず、思い出さず」という本の中に書かれていることだと記憶しています。
先日から、この本を読み直そうと探し回ったのですが見つかりません。
それならば、うつオジサンが得意にしている「思いつくままに書く」ことによって進めてみます。

困ったことは起こらない…!

仕事や勉強、家事をしている途中で「もし、○○したらどうしよう。」と思ってしまったり、「○○するかも知れない。」といったように、困りごとを先に増やしてしまう人も多いのではないでしょうか?
うつオジサンもその一人です。
困ったことは、起こります。
それは仕方がないことですね。起こるものは起こる!…のです。


うつオジサンが言いたいのは、困ることを先回りして考えないということです。
先回りして困りごとを考えてみても、そのような困りごとは得てして起こりません。
これが「困ったことは起こらない」の法則ですね。

うつオジサンは、「うつ病」で会社を辞めました。
会社を辞めるということは、人生の一大事ですね。
「会社を辞めることになったらどうしよう。」といつも考えていました。
そして、実際に会社を辞めてしまいました。
会社を辞めてしまっても、大して困らなかったですね。

むしろ「楽になったあ!」って感じですね。これは偽らざる感想です。

その他にも、うつオジサンは、困ることを先に考えて「対応策」まで考えていました。
しかし、特段困ったことは起こっていません。
考えていた「対応策」も無駄に終わりました。これこそ時間の無駄です。
(本当に先に考えなければならないことは、考えなければいけません。困るかも知れないことを敢えて増やさないという意味なので誤解なきよう!)

困ることを先回りして考える時間があるのなら、別なことに使った方がよほど有意義ですよ。
困ったことが起こったら、それから考えればいいのです。

(Andreas SchlerethによるPixabayからの画像)

思い出さない練習…!

高田 明和先生の著書のタイトル「責めず、比べず、思い出さず」は、私たち「うつ病患者」にとって心を楽にするものです。
確か高田先生も「うつ病」の経験者だったと記憶しています。
その経験から出た言葉なのでしょうか、「責めず」「比べず」「思い出さず」とは、何といい言葉なんだとただただ敬服するばかりです。

この中で「思い出さず」ということは、『禅』の中でも言われています。
江戸時代の禅僧 至道無難禅師は「思わざるは、仏の修行なり」と言われています。
「思わないようにしていれば、妄想がなくなり仏になれるのだ!」といったことでしょうか?

また、『禅』では「念起こる、これ病なり。継がざる、これ薬なり。」と言われています。
これは、「思い出すことは心を病んでいるためだ、これを引きずらないことは薬になる。」ということですね。

人の心は、いつも何かを考えています。
よほど『禅』の修行を積んだ人でなければ、いつも何かを考えていますよね。
考えていること自体は、私たち常人には自然なことですね。

ただ、「嫌なことを思い出す」「過去の自分を思い出す」ことが自分を苦しめるのです。
「思うて詮(せん)なきことは思わず」という言葉もあります。

特に「四苦八苦」のうちの四苦(生老病死)については、自分で考えても詮なきことです。

皆さんも「思い出さない」練習をしてみませんか?
きっと心が楽になりますよ!
(うつ病歴16年目のうつオジサンに言われても説得力はありませんね…!)

もしも、あなたが「うつ病」の中にいるのなら、「嫌なこと思い出さない」でください。
「過去の自分を思い出さない」でください。少しずつでいいのです。

moja777によるPixabayからの画像)
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