うつオジサンは、うつ病になって困ることについて考えて見ました。
人それぞれな部分もあると思いますが、おおむね思い当たるのではないのでしょうか?
日常生活で困ること…!
うつ病になって日常生活で困ることは、次のようなことではないでしょうか。
・仕事や学校に行きたくない、もしくは行けない
・仕事や学校に行けても、ミスが多かったり、集中ができない
・ベッドやソファーなどから動きたくない、家から出られない
・衣食住に関することができない、あるいはおっくうになる
・新聞や本を読んでも理解ができない、時間がかかる
・趣味や好きだったことに興味がわかない
・人と会いたくない、話をしたくない
・考えることができない、おっくうになる
…といったことが挙げられます。
これらは、うつオジサンが実際に体験したことです。
「うつ病」になって日常生活で困ることをネットで色々と調べてみましたが、うつオジサンが経験したことと大差はないようです。
うつオジサンは、現在も週の半分くらいは、何もする気が出ずにベッドで横になっているかソファーの上で丸まっています。
無駄な足掻きはせずに、ひたすらベッドで横になっているかソファーの上で丸まっています。
しかし、うつオジサンは一人暮らしなので、衣食住のことなど自分でしなければなりません。
先延ばしできることは先延ばしにしています。
ただ、食に関しては、先延ばしというわけにはいきませんよね。
うつオジサンは、「うつ状態」で何もする気がしないと言いながら、食べることとタバコを吸うことはできるのです。
食料とタバコがなくなると、何もする気がなくても買いに行かなければなりません。
そこで問題になるのが、「お風呂に入っていない」「髭を剃っていない」ことです。
鏡に映る自分を見ると、「こりゃいかん、やばい人じゃないか」と思ってしまいます。
そして、またベッドかソファーに戻ってしまうのです。
時間の経過とともに、空腹感とタバコの禁断症状が増してきます。
そして、うつ状態の中でできうる限りの力を振り絞って「お風呂に入って髭を剃る」、そして何とか買い物に出かけています。
元気な日には普通にできる簡単なことが、「うつ状態」の日には最大限の力が必要なのです。
これらが、うつオジサンが日常生活を送る中で困ってしまうことですね。
不思議なことに、病院に行く日は100%に近い確率で元気な日なのです。
困ったもんだ…!
誰でも、気分が落ち込んだりやる気がなくなってしまうことはありますよね。
しかし、うつ病は、一時的に気分の落ち込みがあるといった程度のことではありません。
言葉ではうまく表わせませんが、「うつうつした気持ちが胸の中を支配する」といった感覚や落ち込んだような気分、それにそれまで興味を覚えていたことに興味がなくなり、それが一日中、ほぼ毎日、そしてそれが2週間以上続き、日常生活や仕事に支障が出る状態になると「うつ病」となります。
うつオジサンは、週の半分くらいは元気ですが、病院に行く日以外の午前中は何もする気が出ません。
多くの日の午前中は何もできずソファーの上で丸まっています。
午後からあるいは夕方からになると少しずつ元気になります。
これもパターンが決まっているわけではありません。
(パターン化してくれれば有難いのですが…。)
うつオジサンの場合、「それが一日中あり、ほぼ毎日あり、それが2週間以上続き」ということには当てはまりませんよね。
それでも「うつ病」なのです。
うつ病歴16年目のうつオジサンなのです。
うつオジサンは、「一人暮らし」で「引きこもり」の「フリーランス」です。
日常生活に支障はありますが、自分でしなければ食べることもできません。買い物も洗濯も必要に迫られて仕方なくしているのです。(引っ越しをしてから掃除はしたことがありません。)
この状態になって1年弱くらいですね。週の半分くらい元気な日があることは、うつオジサンにとっての大きな救いです。
逆に言えば、人より人生の時間の半分を無駄に過ごしているとも言えます。
「うつ病」は、ホントに困ったものです。
もしも、あなたが「うつ病」の中にいるのなら、誰かがあなたを助けてくれていることを願います。