「うつ病歴20年目」のオジサンの闘病日誌です!「うつ病」かなって思ったら…!「うつ病」になっちゃったら…!「うつオジサンの闘病日誌」を読んでみてください!何かのヒントになるかもよ!

「夢のお話」 第1話 ~死神のいたずら~

私は、1時間×3回とか、2時間×2回とか、日によって違いはありますが、途切れ途切れの睡眠しか取れません。
続けて3時間以上眠れることは、週に1回あるかどうかです。
そんな睡眠状況の中で、一番最後に眠ったとき、面白い夢を見ることがよくあります。
夢は、すぐに忘れてしまうことが多いのですが、面白い夢をみたときには、起きてすぐにストーリーと登場人物をメモをしています。
今朝見た夢は、大変面白い夢でしたので、紹介してみたいと思います。

「夢のお話」 第一話 ~死神のいたずら~

大まかなストーリーを書いてみますね。
(本当は長編のドラマ仕立てだったのですが…。)

ある日(私が40歳の頃でしょうか?)、喫茶店でコーヒーを飲んでいました。
そのテーブルに、ある男がめんどくさそうに座ってきました。
伊坂 幸太郎 さんの小説『死神の精度』の映画に死神役で出演していた金城 武さんでした。
私は、『死神の精度』という本を読み、映画も観ていたので、「死神」だとすぐに気づきました。

すると、テーブルの上に2枚のトランプを出して「どちらか選べ!」と言うのです。
間違った方を選んでしまうと「死」んでしまうのだろうと思いながらも、「死んでもいいかあ!」と一方のトランプを指さしました。「そうか!」と不敵な笑み浮かべながら「死神」はトランプを取って立ち去っていきました。(『死神の精度』では、そのようなことはしませんが…)

それから年は過ぎて、現在になっていました。
現在ということは、「うつ病」になっているおじさんの私ですね。
「死神」と出会ったことも、「死ななかった」こともすっかり忘れていました。

そしてまたある日のこと、私が喫茶店でコーヒーを飲んでいると、再び「死神」である金城 武さんが現れました。
横にはきちんとした身なりをした男が立っていました。
「死神」に「どなたですか?」と尋ねると、その男は、高級そうなスーツの内側から名刺入れを出して、私に一枚の名刺を渡しました。

「△△株式会社 代表取締役社長 〇〇 〇〇」、その名前を見て驚き、再びその男をよく見ると、なんと私の顔をしていました。
トランプを選ぶことは「死神」のいたずらだったのです。
一方は「うつ病」のおじさんになる運命、一方は会社社長になる運命ですね。

「死神」は、「あとはお二人でどうぞ!」と言うと、また不敵な笑みを浮かべながら立ち去っていきました。

私の別の運命…!

会社社長になった私に対して、「うつ病」になってしまった私は現状の話しをしました。
次に、会社社長になった私が、「うつ病」になってしまった私に対してサクセスストーリーを話し始めました。

会社社長になった私は、様々な困難に打ち勝ち、敵と思われる人たちを追い落とし、やっと社長の椅子を手に入れたのだと…。
まるで自分の部下に話しをするような口調で、誇らしげに話をするので、途中から嫌気がさしていました。
その会社社長である私は、あの日、私とは違うトランプを選んだと言っていました。

しばらく二人で話しをしていましたが、会社社長である私は、腕時計に目をやると「もう時間だ…!」と言って立ち上がり、喫茶店のドアの方に歩いて行きました。
ドアを開けて外に出た瞬間に、その会社社長である私は、消えてしまいました。

私は、家に帰り「こっちで良かったあ。」とほっとした気持ちでコーヒーを飲んでいました。
(内容はもっと濃かったのですが、メモを元に書いてみました。何かコーヒーばっかり飲んでますね。)

この夢は、いったい何を暗示しているのでしょうか?

「夢」とは…!

睡眠には、「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」があります。

「レム睡眠」は、「脳は起きているが、身体は眠っている状態」であり、「ノンレム睡眠」は、「脳は眠っているが、身体の一部は起きている状態」です。
夢を見るのは、主に「レム睡眠」のときですね。

私は、神や仏、幽霊や霊、血液型による特性の区分け、占いの類などなど、まったく信じてはいません。

今日見た夢を「夢占い」で検索して、分析できないかと思いましたがやめました。
私は、信じる者は自分だけなのです。もちろんいい意味ではありませんよ。
こんな不甲斐ない自分を信じる人などいないでしょう。
一人暮らしで、引きこもりで、「うつ病」で、何の能力もないおじさんなのですから…。
自分以外に誰も居ないので、自分を信じるしか選択肢がないのです。

おっと、横道にそれてしまいました。
今日見た夢の話に戻しましょう。
私は、もともと出世しようとかお金を稼ごうとかの願望は、人に比べて弱いと思っています。
私の能力は、自分が一番よく分かっているからです。
底辺だって、生活ができればいいのです。

会社社長になった自分を羨むこともなく、現在の私でいいと感じた「夢」の判断は正しい!…と思いたいですね。

また、面白い夢を見たら紹介したいと思います。

死神

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