「うつ病歴20年目」のオジサンの闘病日誌です!「うつ病」かなって思ったら…!「うつ病」になっちゃったら…!「うつオジサンの闘病日誌」を読んでみてください!何かのヒントになるかもよ!

「夢のお話」 第10話 ~ダイヤ泥棒~

私は、眠れない夜を過ごし、明け方に眠りについたとき夢を見ます。
その夢は面白いものが多くて、一人で味わうのが勿体ない気がします。
そこで、このブログで紹介しています。
今回のタイトルは、「ダイヤ泥棒」です。

アメリカ旅行…!

僕は、東京の某三流大学の経済学部の学生です。
また、色々な大学の学生で作られているサークルに所属しています。
そのサークルには東大、早稲田、慶応といったような大学の学生から、僕のような三流大学の学生まで、幅広い偏差値の学生が所属しています。

そのサークルには、男子が6割、女子が4割くらいの割合で学生が所属しています。
全員で100人以上はいるらしいのですが、全員が集まったことがないので、だいたい二百数十人くらいはいるのかも知れません。

何のサークルかって?そこが問題!何をしているサークルなんだろう?
いつもLINEで「サークル開催案内」の日時と場所の連絡が来ます。
そこに行くと、先の方に番号が書かれているくじの様なものを引いて、その番号の席を探して座ります。
だいたい10人くらいでテーブルを囲む形で席が作られています。

色々な大学の色々な学部の学生で、いつも違うメンバーで議論することが面白いのかって思いますよね。
楽しみは、ここからなんです。1時間の議論が終わっても、発表をすることなんてありません。
そこからは、いきなりコンパの会場に変わるのです。
女子学生は頭脳も容姿もレベルがかなり高いのですが、全然普通の女の子たちです。

大学とバイトの繰り返しだった僕を、同じ大学の友人が誘ってくれて、そのサークルに入りました。
まあ、あまり人と話をすることは得意ではないんだけど、じゃべらなくても全然OK!なんです。
毎月3,000円の会費で賄えるのか分からないけど、いつも立派なホテルで開かれます。
料理だってものすごく美味しい…!

こういうサークルだと、一流大学と二流、三流大学の間で分かれてしまったり、威張った人がいたりひがみがあったりするんだけど、このサークルではまったくそんなことは感じない。
だから、三流大学の僕でも居心地はまあまあいいんだよね。

大学は全然違ったりするんだけど、それなりに仲がいいグループができたりするんだよね。
僕も5人のグループの中に入っています。女の子も2人います。
(ここから話は急展開しますが…。)

ある日、この5人でどこかに旅行に行こうってことになりました。
一人の女の子の押しに負けた形で、アメリカ旅行に行くことになりました。

頭脳集団…!

僕が入っているサークルの中のグループに“頭脳集団”って呼ばれているグループがあります。
物理、経済、犯罪心理学、情報処理みたいなのを専門に学んでいるグループで、サークル内でも一目置かれているグループです。

僕たちが「アメリカ旅行」に行くことを知ると、そのグループも「アメリカ旅行」に加えて欲しいと言って来ました。
飛行機の出発便と到着便を同じにするというだけで、宿泊するホテルも違います。
しかし、僕たちが宿泊するホテルの手配や宿泊代も支払ってくれると言うのです。

その条件として
「女の子にLINEで連絡するので、現在地と移動先を教えてくれるだけでいい。」
「もしアメリカで会ったとしても、知らない振りをして欲しい。」
「僕たちがアメリカに行くことは知らないことにして欲しい。」
…の三つを守ることを約束させられました。
少しだけ胡散臭い気もしましたが、一流ホテルに泊まれるし、現在地と移動先を教えるだけでいいので、すぐにOKを出しました。

アメリカに着いて2日が過ぎた頃、地元新聞に「高額のダイア盗まれる!だって…。」と、その新聞を見せながら、グループのアメリカ育ちの女の子が教えてくれました。
僕は英語なんてしゃべれないし、英字新聞も読めない。
まあ、何にしても僕たちに関係はなさそうです。
アメリカ育ちの子がいるだけで、言葉については安心です。

僕たちは、次の観光地に移動しました。
飛行機で…。アメリカはやっぱり広い!
定期的にアメリカ育ちの女の子にLINEで連絡がきます。
移動することは連絡済みでした。

翌日、アメリカ育ちの女の子が、地元新聞を見せながら「また高額のダイア盗まれたんだってさ!」と言ってきました。
さらに、また別のところに移動しました。
すると、そこでも「高額なダイアモンドが盗まれる。」と書かれた地元新聞を持って、アメリカ育ちの女の子が、少しはしゃいだ感じで言ってきました。

「僕たちの行くとこ、行くとこでダイアが盗まれるんだね!これって偶然だよね。」、僕たちの行き先は、例の“頭脳集団”にしか教えてはいません。
「きっと偶然だよ!大きな都市ばかりだからね!」と誰かが言いましたが、その通りです。

そんな話をしていると、ドアのチャイムが鳴らされました。
ドアを開けると、刑事と思われる人と、制服警官が2人経っていました。
「少し話を聞きたいんだが…。」と言うなり、部屋の中に入って来て、部屋の中を見渡してから「君たちの行動を教えてくれるかな?」と聞かれたので、僕が正直に話しました。
もちろん女の子が通訳してもらったけどね。

警官たちは、その日はそのまま帰っていきました。
その日から、「素人じゃないの?」と思われるような下手くそな尾行も付けられました。

さらに、次の移動先についた翌日も「高額ダイア盗まれる!」と書かれた地元新聞を手にして、アメリカ育ちの女の子が、少し心配そうにして部屋に入ってきました。
「僕たちはずっと一緒に行動してたんだから、心配することはないよ!」と誰かが言うと、みんなで同時に頷いていました。

ドアのチャイムが鳴らされるので、ドアを開けると予想通り、先日の刑事でした。
「ある事件のことで、君たちのことを疑っていました。でも、君たちにその事件を起こすことはできません。気分を害したのなら申し訳ない。」そう言ってドアを閉めました。

次の日、僕たちは帰国の途につきました。
飛行機の中で、例の“頭脳集団”を見かけました。
ふと、みんなの服装が気になりました。
“頭脳集団”の男3人に女2人の服装が、僕たちのグループの男3人に女2人の服装がまったく同じなのです。
「きっと外国人からみたら、同じグループに見えるんだろうな。」と思いながら、僕は何とも言えない嫌な予感がしました。「もしかしたら…。」ってね!

飛行機が到着し、荷物が出てくるのを待っていると、“頭脳集団”の一人が僕の後ろを通り過ぎました。
その途中、「これがあのサークルの目的と資金源なんだ。君は気づいたみたいだね。」とやっと聞き取れるくらいの声で囁きました。

夢を語る…!

私が見た夢はここまでです。
いつものように、夢を文章にするための加筆はしていますが、ストーリーは変えていません。

本当の夢の中では、前半のサークルの話の方が、うつオジサンとしては面白かったですよ。
夢を語るってことは、非常に難しいものです。
前半のサークルの話は、出てくる人の人間性やそれぞれの個性、服装、化粧など、吹き出してしまうくらい面白かったのです。
ストーリー性は後半の方が面白かったので、後半をメインに書いてみました。

私が、面白い夢を見たということは、今日も明け方まで眠れなかったということです。
面白い夢を見るのは楽しみですが、睡眠時間は取れないということです。
両立できれば、私にとっては有り難いのですが…。

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