「うつ病歴21年目」のオジサンの闘病日誌です!「うつ病」かなって思ったら…!「うつ病」になっちゃったら…!「うつオジサンの闘病日誌」を読んでみてください!何かのヒントになるかもよ!

「夢のお話」 第22話 ~1億円争奪戦~

私は、なかなか寝付けずに明け方に眠りについたとき夢を見ます。
そんなときに見る夢には面白いものが多くて、一人で味わうのがもったいないと思っています。
そこで、このブログで紹介しています。

今回の夢のお話のタイトルは、「1億円争奪戦」です。

「ゲームの始まり」…!

私は、ごく普通のサラリーマンです。
今日も一日営業周りをして、疲れた体で家路につきました。
電車を降りて商店街を抜けて、住宅地に入ろうとしたところで肩を叩かれました。
振り返ると、見知らぬ40歳代の男が立っていました。
その男は、黒いスーツ姿でサングラスをかけていました。

「あなたは、1億円欲しいと思いませんか?」といきなり尋ねてきました。
変な男だと困るので「いや!」と適当に返事をしました。
すると、その男が「チャンスはものにしなきゃ、もったいないよ!」と笑ったような顔つきで言ってきました。
「歩きながらでいいです。話を聞いてみませんか?」と言うと、私の横で話し始めました。

要点をまとめると…、
・ある人が1億円を提供して、ゲームが行われる。参加者は5人。
・4人までは決まっているが、あと一人を探している。
・4人のうちの2人は、落ちぶれた俳優とお笑い芸人。あとの2人は現役東大生。
・最後の1人は、ごく普通の会社員を探している。
…ってことらしい。

私が少し関心を示したところで、「1億円を貰えるのは、勝ち抜いた一人だけ。負けたら人生が終わり、ってことです!」と、また少し笑ったような顔つきで言ってきました。

そこに黒のワンボックスワゴンがやってきて、私を無理やり乗り込ませると、私は意識が遠ざかっていきました。
きっと、ハンカチに含ませた睡眠剤か何かで眠らせたのか、スタンガンってやつを当てられたのかしたのでしょう。

目が覚めると、高級なバーかキャバクラか、そんな感じのお店のソファーに寝転んでいました。
例の男が言っていたと思われる4人はすでに集まっていて、すでに酔っているようでした。
私も席に座り、綺麗な女性が持って来たお酒を飲み始めました。
「これから、どうなるんだろう?人生が終わりって言ってたよなあ。」

そこにスポンサーと思しき男が現れ、ルールの説明を始めました。

「一回戦 ジェットコースター」…!

その男が言うには、4つのゲームにチャレンジして、勝ち残った一人に1億円が与えられるということでした。
1つのゲームに負けた一人が脱落していく。脱落=人生の終わりってことのようです。

私は「どうせ、こんなしみったれた人生だし、このゲームで人生が終わってもいいか!」と、決心というか、覚悟するというか、参加することにしました。

人生の最後かも知れないのを哀れだとでも思っているのか、5人の男には5人の女性があてがわれ、至れり尽くせり。
監視の意味があるのかも知れませんね。

2日後、最初のゲームが行われました。
一回戦は、ジェットコースター選びです。
順番が掛かれたクジを引いて、順番にジェットコースターを選ぶのだそうです。

会場について、そのジェットコースターを見て驚きました。
何とも豪華で、どこまで続いているのか分からないほど長いレールが見えました。

早速クジ選びが行われ、私が選んだクジは3番。
1番と2番は既にジェットコースターを選んだので、残っているジェットコースターは、真ん中か両端。
真ん中はいかにもって感じがしたので、左端のジェットコースターを選びました。

スピーカーから「それでは、乗り込んでください!」という声がして、5人はそれぞれのジェットコースターに乗り込みました。
するとすぐに大音量のブザーが鳴り、ジェットコースターは一斉にスタートしました。

まるで超高速で飛んでいるかのように景色が流れていきました。
それまで並んでいた5本のレールは、ある地点からそれぞれに分かれていきました。
高層ビルの隙間を飛んでいたり、雲の上を飛んでいたり、奥深い山の中を飛んでいたり、あまりの景色のすばらしさに、人生が終わるかも知れないことなど忘れていました。

私のジェットコースターは、水辺を飛んでいたかと思ったら、スピードが落ちて砂浜に着地しました。
残りの3台もどこからか現れて、砂浜に着地しました。

スポンサーと思われる男は「諸君、おめでとう!脱落したのは、お笑い芸人みたいだね。」と言うと大笑いしました。
「次のゲームまで、またしばらくは楽しんでくれ!」と言いながら。浜辺の大きなコテージを指さしました。
コテージの中では、例の綺麗な女性たちが待っていました。
しばらくは至れり尽くせりの時間を過ごしました。

「2回戦 ルーレット」…!

1週間ほど楽しい時間を過ごしました。
そこに例の黒いスーツとサングラスをかけた男が現れ、「次のゲームの時間です。」と言うと、コテージの壁が回転して、隠し部屋に案内されました。

そこは、カジノでした。
多くの人がカジノで遊んでいるようでした。
「こんなに人が多いところで、人生の賭けをするんだろうか?」と私はふと思いました。

席に案内され席に付くと、またスポンサーの男が現れました。
「今度も単純なゲームです。ルーレットで出た数字に一番遠い人が脱落するってこと。これだけ。」
4人に紙が配られ、数字を書き込むように指示がありました。

「この数字にルーレットで出た数が一番遠ければ、私の人生もThe Endかあ。」

ルーレットの数は38個。真ん中を選べば一番無難ですね。
4人が紙に数字を書き込んだところで、スポンサーの男がルーレットに玉をひょいっと投げ入れました。
ルーレットの回るスピードが落ちてきて、ある数字のところに玉は収まりました。

その数字は「5」でした。
私が書いた数字は「4」、私のラッキーナンバーです。
また、生き延びることができたようです。

今回は、現役東大生の男が脱落したようです。
黒服の男たちが現役東大生の両腕をつかんで、別の部屋に連れて行きました。

スポンサーの男は「次のゲームまで、またしばらくは楽しんでくれ!」と言うと、例の綺麗な女性が私たちをそれぞれの部屋に案内してくれました。
しばし、また至れり尽くせりの日々が続きました。

「3回戦 オレンジ色の小さな玉」…!

至れり尽くせりの日々はあっと言う間に過ぎて、また黒服・サングラスの男が現れました。
次のゲームは、砂浜で行われるようです。

セッティングされた席に座ると、残った3人の男の前に、オレンジ色の小さな玉が入ったビニール袋が置かれていました。

スポンサーの男が現れ、「今度も単純なゲームだよ。その袋の中には300gの小さな玉が入っている。その中から125gを取り出してくれ。125gから一番はずれた量を取り出した人の人生が終わりってことだね。単純だろ!」と言い、また大笑いしていました。

この頃には、それぞれに付けられた綺麗な女性たちも、情が移っていたようで、それぞれの男を必死に応援しているのを感じました。
私に付けられた女性も、私を応援してくれているようです。

こうなると、後は感覚だけ。
私はビニール袋の中に手を突っ込むと、オレンジ色の小さな玉を125gと信じて取り出しました。

それを測りに載せました。果たして、その量は…?

「夢の続き」…!

私が見た夢はここまでです。
最後まで「夢の続き」を見ることができませんでした。残念ながら…。

今回の夢は、私以外はすべて有名な俳優がキャスティングされていました。
ジェットコースターから見た景色や人生を懸ける緊張感は、何とも言えないものでした。

本当に最後まで見てみたかった「夢」の一つでした。
しかし、考えてみれば、「怖い夢」ですよね。
自分の人生、自分の命を懸けたゲームなのですから。

「1億円」や「人生の終わり」には、うつオジサンの無意識の何かが関係しているのでしょうか?
本当に面白い「夢」だったのですが、ライティング能力のない私には、それをうまく伝えられません。
これも残念なことです。
もっとライティング能力を上げなければなりませんね。

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