「うつ病歴20年目」のオジサンの闘病日誌です!「うつ病」かなって思ったら…!「うつ病」になっちゃったら…!「うつオジサンの闘病日誌」を読んでみてください!何かのヒントになるかもよ!

「夢のお話」 第5話 ~ 頑張れオージマン ~

私は、眠れない夜を過ごし、明け方に眠ったときに夢を見ることがあります。
それらには、面白い夢が多く、一人で味わうのが勿体ないと思っています。
そこで、このブログの中で紹介しています。

オージマン、財布を拾う…!

僕は、ごく普通の高校生です。
学校の授業を受けて、放課後には部活のサッカーをして、家に帰ると宿題をして眠る。ただそれの繰り返し。
本当にさびしいほど普通の高校生です。
彼女も欲しいけど、モテないから無理だよなあって思っています。

ある日、サッカーの練習が終わって、疲れた足を引きずりながら、いつもの川沿いの道を歩いていると、目の前に何か黒いものが落ちていました。
近づくと「財布かあ!仕方ないなあ!」と独り言をつぶやき、拾い上げようとしたとき、何か小さくて白いケースのようなものが落っこちました。
辺りを見回したけど見つかりません。「財布を落とした人は、財布を落としたことも気づかないんだから、まあいいか!」って思って、中身も見ずに、通学途中にある派出所に持っていきました。

警察官に住所や名前、学校名、見つけた場所などを書かされ、ようやく解放されました。
もちろん正直に中身は見ていないことも伝えました。疲れていることもあり、少しぶっきらぼうに答えてしまったかな?と思いましたが、今さらなので、どうでもいいやと家路を急ぎました。

僕は、宿題が早く終わった日には、ブログでその日にあったことやサッカーのことなどを書いて情報発信していました。
ほとんどサッカーについてのことが多いのですが、たまたまその日は、今日拾った財布のことを書いてしまいました。
はじめて派出所に入った感想、警察官の制服や態度などについてです。

オージマン…!

僕のブログは、「オージマン」という名前で書いています。
住んでいるところを少しいじった感じです。すぐにバレちゃいますね。

ごく普通の高校生って書いたけど、本当はちょっとだけ違います。
家に帰って宿題をして眠る。ここまでは、ごく普通の高校生です。
「オージマン」の仕事はここからです。

夜中に部屋を抜け出して、街中を見回っているのです。
ただ見回っているだけではなくて、時には、悪い人を懲らしめたりもします。
「オージマン」のマスクを被ると、僕の力は何十倍にもなるのです。
100mくらいならジャンプだってできます。

でも、このことは僕だけの秘密です。

黒服の男たち…!

派出所に財布を届けた翌朝、親父は朝食を食べながら、いつものように器用に新聞を読んでいました。
親父が読んでいた新聞をちらっと見ると、ある製薬会社の研究員が殺害され、研究資料が盗まれたといった記事でした。
まあ、僕には関係なさそうな記事だったので、気にも留めませんでした。

その日の放課後、グラウンドでサッカーの練習をしていると、グラウンドの高いフェンスの支柱にかくれるように2人組の黒服の男達が立っていました。それも黒いサングラスをして…。

そんな出来事も忘れて、「オージマン」になって街を見回ろう思って窓を開けると、家の左側の角のところに昼間見た2人組の黒服の男達が立っていました。
夜なのにサングラスをして…。「もしかして、僕?」

「オージマン」がバレたのか?いや、バレるはずはない。
それにバレたとしても警察官は来るかも知れないけど、2人組黒服の男達は来ないだろう。
「何故だ?」

僕は、窓を閉めてから、冷静になって考えてみました。
「最近、変わったことはなかったか?」…。
特に思い当たることはない。いや「財布を拾ったんだ。」、そして小さくて白いケースのようなものが落っこちたんだ。
すぐに1階に降りて、今朝の新聞を探しました。

「○○製薬会社の研究員が殺害され、ウイルスの研究資料が盗まれる!」これだ!その製薬会社は、僕が住んでいる市内にあるんだ!
「アレッ」、「派出所に泥棒!」って記事が書いてある。「あそこの派出所だ!」、これは、もう決定的だ。
狙いは僕なんだ!

オージマン、クラスの評判悪し…!

「おはよう!」って声を掛けながら、クラスに入り椅子に腰かけると、友人Aが話しかけてきました。
「オージマンって知ってる?」って聞いてきたので、「いや、知らない!」って答えると、友人Aは「遅れてるなあ、新聞読まないの?何かの悪い組織をつぶしたらしいよ!」だってさ。

「何の組織?」って聞き返すと「知らない!」ってAが答えました。
「知らないんかい!」って僕が突っ込むと、周りにクラスメートが集まってきました。
「よくブログでサッカーのこと書いてるヤツだよな!」とか「正義の味方かなあ?」とか「でもさ、オージマンってダサくない?」とか言ってるから、僕は「そだね!」って笑いながら答えていました。

「夢のお話」か「睡眠」か…?

私が今朝見た夢はここまでです。
文章にするために加筆してありますが、いつものように登場人物とストーリーはそのままです。

残念ながら、どうやって何かの組織をつぶしたのかは分かりません。夢ですから…。
「オージマン」って名前も確かにダサいです。
しかし、夢に出てきたのは確かに「オージマン」なのです。

私がこのような夢を見るということは、睡眠時間が取れなかったということです。
面白い夢を見るので、もっとたくさんの夢を見たいとも思いますが、それより何より、私はもっともっと眠りたいのです。

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