「うつ病歴20年目」のオジサンの闘病日誌です!「うつ病」かなって思ったら…!「うつ病」になっちゃったら…!「うつオジサンの闘病日誌」を読んでみてください!何かのヒントになるかもよ!

「夢のお話」 第44話 ~僕の隣の矢野君~

私は、眠れない夜を過ごし、明け方に眠りについた時に夢を見ます。
その夢の中には面白い物が多く、一人で味わうのが勿体ないと思っています。
そこで、このブログで紹介しています。

今回のタイトルは、「僕の隣の矢野君」です。

僕は高校の3年生。名前は生田峻祐。

僕は普通の生徒だけれど、僕の隣の席の矢野君はちょっと変わってる。

サッカー部のキーパーでどんなシュートでも全部ボールを止めちゃう。今までゴールを決められたことが一度もない。だから公式戦には出られません。

遅刻も早退も早飯も当たり前。でも先生たちからは叱られない。

それは矢野君が宇宙人だから。怖がっているのかどうかは分からないけれど。

でも矢野君は人一倍優しい生徒。お年寄りに優しくしたり、子どもたちと遊んだり。

それに学校の成績はいつも一番。

だけどみんな心の中では矢野君を怖がっている。

怖がる必要のない優しい星からやって来た矢野君なのに。

そんな矢野君と僕は大の仲良し。

なぜ仲良しになったのかは覚えていません。

矢野君は自然に学校に入り込んで、いつの間にか仲良しになってたから。

友達として、一つだけ難点があります。

それは僕の大嫌いな海老が大好物ってところ。特にエビフライ。僕が食べ物の中で一番嫌いなエビフライ。

矢野君は、宇宙から3年間勉強のために地球にやって来ました。何の勉強かって?それは矢野君にも分からないみたい。

ある時、街で事件がありました。銀行強盗でした。

矢野君は、何事もなかったかのようにあっさりと強盗を捕まえちゃいました。

警察からのご褒美は伊勢海老でした。

矢野君は大喜びで伊勢海老を平らげると、伊勢海老を貰えるのを楽しみに新たな事件を探して全国を回るようになりました。

僕はいつも矢野君につき合わされるようになっていました。僕は伊勢海老も大嫌いなのに。

いよいよ矢野君が宇宙の星に帰る時がやって来ました。

矢野君は宇宙の星に帰るのか?それとも地球に残るのか?

周囲の関心の的になっていた矢野君。

しかし、矢野君の勉強の期間が過ぎて、矢野君は有無を言わさずに、宇宙の星に連れ戻されちゃいました。

何の予告もなく、そしてあっけなく矢野君はいなくなりました。

今頃矢野君はどうしているのだろう?

矢野君の星にもエビフライや伊勢海老はあるのだろうか?

私が見た夢はここまででした。

もう少し矢野君の活躍を楽しみたかったのですが…。

それにしても、私がサッカーをしていた頃のゴールキーパーの名前は矢野君でした。

そしてその矢野君の仕事は、海老の養殖です。

どうして今頃矢野君を思い出したのだろうか?海老の養殖はまだ続けているのだろうか?

何だかとても懐かしい、そんな夢でした。

キーパーはやっぱり矢野君なのです。

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